~放生池に映りこむ見事な紅葉~ 永谷山円通寺の紅葉

丹波紅葉三山に選ばれている寺院「円通寺」で紅葉を見てきました。

永谷山円通寺

円通寺は、南北朝時代永徳二年(1382年)の正月に、後円融天皇の勅命を奉じて時の将軍足利義満が創建した禅宗の古刹です。
かつて室町時代から江戸末期までは、二百余の末寺院と一千石を越える寺領を有し、丹波だけでなく但馬、播磨、攝津にかけても大きな寺勢を誇りました。

ご本尊は如意輪観世音菩薩像。

後小松天皇が南北朝合体を祈願して、自ら彫られたものを下賜されたと伝えられています。

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 現在は紅葉の名所としても有名で、同一市内に建つ石龕寺 (せきがんじ)高源寺とあわせて丹波紅葉三山と呼ばれます。

散策記

(訪問日2016年11月)

駐車場に車を停めて入山料300円をおさめ、山門にむかいます。

お寺のすぐ前にある駐車場は広く、十分な駐車スペースがありました。

山門

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山門の左右には「持国天像」と「増長天像」がたっていました。

 いわゆる二天門です。

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左が「持国天像」右が「増長天像」ではないかと思います。

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四天王として持国天は東を、増長天は南を守護していると言われています。

放生池

山門をくぐると、放生池が広がっていました。

池には、石橋が架けられ参道になっています。

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参道にはモミジが植えてあり、ちょうど綺麗に紅葉していました。

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橋の右側の池のあたりには、かつて源融(みなもとのとおる)が建立した賀茂大明神があったそうです。

円通寺建立の際、現在の賀茂神社(町内賀茂)と神野神社(町内北御油)に分祀されたということです。

 

ちなみに「源融」は嵯峨天皇の皇子で源氏物語の主人公、光源氏のモデルとされています。

円通寺大杉

「賀茂大明神」の御神木とされる樹齢約700年の大杉です。

丹波市の天然記念物に指定されています。

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本堂

参道の石段を上がると、二重屋根を持つ立派な本堂が建っています。

幅40m弱、奥行き20m強あり、木造建築としては近隣でも最大規模だそうです。

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 本堂前の陽当たりが良い場所には、参拝者がくつろげるよう長椅子が置かれていました。

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鐘楼

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本堂裏

本堂の裏庭でも紅葉を観賞出来ます。

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まとめ

境内の各箇所で、綺麗な紅葉を見ることが出来るお寺です。

特に石橋周辺の紅葉と放生池に映りこむ色づいたモミジは格別の景観でした。

 

基本情報

住所 兵庫県丹波市氷上町御油983円通寺

交通アクセス 石生駅から車で約15分

料金 拝観料300円