~丹波屈指、モミジ並木の紅葉~ 弘浪山高山寺

 

紅葉の名所として名高い、弘浪山高山寺に行ってきました。

 弘浪山高山寺

高山寺は、天平宝寺元年(757年)法道仙人が弘浪山に開基したと伝わる古刹です。

仁平3年(1153年)兵火により荒廃しますが、文治5年(1189年)に源頼朝の命を受けた東大寺住職、俊乗坊 重源によって復興しました。

御本尊は十一面観音菩薩。
昭和33年(1958)当時の住職、寛園上人によって現在の奥常楽の地に移築されました。

現在は紅葉の名所として知られています。

散策記

(訪問日2016年11月)

入山料200円を払い、朱塗りの仁王門をくぐります。

山門(仁王門)

門は重厚な楼門。

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門に入り上を見上げると、物語性を感じさせる龍の図が描かれていました。

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参道

山門から真っ直ぐに伸びる参道には整然と灯篭が立ち並び、それに沿うようによく手入れのされたモミジが植えられていました。

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このモミジ並木の紅葉は丹波屈指といわれています。

訪問日の紅葉状況は、そろそろ「色付き始め」といった所でした。

それでも、参道両脇から枝を張り出したモミジのつくるトンネルはかなりの見ごたえ。

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これだけモミジのボリュームがあれば、新緑の時期にも綺麗な景観が見られると思います。

狛犬

参道と本堂の間にたっている狛犬。

このお寺の狛犬には※綬帯(じゅたい)が造られていて唐獅子のような身なりをしています。(※仏像などが身に着けている装飾帯)

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左右の獅子は阿吽の形ではなく、双方が口をあけています。

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東大寺南大門にある、日本最古とされる石造りの狛犬がモデルだと思われます。

かつて源頼朝の命により高山寺を復興した東大寺住職、俊乗坊「重源」にちなんで配されているのではないでしょうか。

 

東大寺の狛犬は南都焼討からの復興期、「重源」によって日本に招かれた南宋の石工が1196年頃造ったといわれています。

ひょとすると、この狛犬には自分が考えるより深い歴史があるのかもしれません。

本堂

本堂外陣には「びんずる尊者」の像が安置されていて、自分の患部と同じ所をなでると完治する御利益があるといわれています。

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東大寺にある大仏殿の前にも「びんずる尊者」の像がおかれています。

寺の歴史からか、ところどころに東大寺との縁をにじませている寺院です。

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参道脇

参道脇の小道には、石仏や陶器の大きな急須が配してありました。

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急須や土瓶につける「土瓶つる」と本堂に安置されている「びんずる尊者」をかけているのでしょうか。

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手切地蔵尊

悪因、悪習、悪縁と手を切る御利益があるとされている地蔵尊です。

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まとめ

見所は、なんとっても参道を彩るモミジ並木の紅葉です。

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「手切地蔵尊」や「びんずる尊者」など御利益もおおそうなお寺でした。

 基本情報

 住所 兵庫県丹波市氷上町常楽50-1

交通アクセス 石生駅からバスで15分

料金 入山料200円