~凛とした雰囲気の漂う禅宗寺院~ 慧日寺の紅葉

 

丹波の禅宗寺院慧日寺に行ってきました。

慧日寺 (えにちじ)

兵庫県丹波市に建つ慧日寺 (えにちじ)は永和元年(1375)細川頼之が創建し特峯禅師により開山された臨済宗の寺院です。

御本尊は釈迦牟尼。

かつては七堂伽藍他、山内の塔頭18か寺に及ぶ丹波禅寺の中心として栄えました。

明智光秀の丹波攻め(16世紀末)や度重なる火災のため、創建当時の面影は失われましたが現存の仏殿(県指定文化財)が元禄年間(17世紀末)に。

方丈・鐘楼等は18世紀末に再建されました。

そして現在、慧日寺の五棟の建物が国登録の有形文化財になっています。

夏は周辺で姫ホタルが、秋には美しい紅葉が見られます。

散策記

 (2016年11月)

境内には華美な装飾の一切ない質実剛健な印象の伽藍が立ち並んでいます。

本堂

重厚な茅葺屋根を持つ本堂。

仏殿

県内ではまれな、ほぼ完全な禅宗様式の建物だそうです。

仏殿と本堂をつなぐ回廊

鐘楼

袴腰の重厚な鐘楼。

山門

素朴で趣のある山門です。

庭園の紅葉

訪問日は本堂から庭園の紅葉を見ることが出来ました。

紅葉が綺麗なお寺と聞いてきたので、最初境内を見渡した時

「あれ紅葉は?」

と思いましたが、本堂裏の庭園は実に秀麗。

色付きの盛りがすぎ天気も曇りで紅葉鑑賞には、いささか不向きな状況であったにもかかわらず思わず見とれてしまう素晴らしい景観です。

庭園の解説をしてくれた説明員の方も

「紅葉の最盛期にはみなさん感嘆の声をあげられますよ」

とおしゃっていました。

回廊からも紅葉を眺められましたが、こちらはあらかた葉を落とし敷きモミジとなっていました。

紅葉の見頃ならこちらも綺麗だったと思います。

庭園を観賞した後、仏殿に参拝し、あらためて境内を歩き帰途につきました。

まとめ

本堂から見た、あざやかな紅葉が印象的でした。

素朴な親しみやすさと、飾り気がない凛とした雰囲気の同居する境内の景観も見所です。

これほど禅宗らしい伽藍で構成されたお寺は貴重なのではないでしょうか。

ぜひ紅葉の最盛期にもう一度訪れてみたいお寺です。

基本情報

所在地 兵庫県丹波市山南町太田127-1

交通アクセス JR谷川駅または下滝駅から徒歩20分

料金 お気持ち