徒然ゲーム紹介「斬撃のREGINLEIV」

基本情報

斬撃のREGINLEIV

 

機種:Wii(12cm光ディスク)
発売:任天堂
開発:サンドロット
CERO:D(17歳以上推奨)
プレイ人数:1~4(マルチプレイ時)
Wi-Fi対応:○
発売日:2010年2月11日
価格:6,800円
ゲームジャンル:3Dアクション

 

北欧神話をモデルにした神々の壮大な戦いを描く3Dアクション。
天上神の兄妹 フレイまたはフレイアとなり、剣、大剣、魔杖、弓、大槌―
選りすぐりの武器で巨神属を打ち倒せ。
リモコン+ヌンチャク、モーションプラス使用で更に臨場感増!

 

巨体を誇る巨神属を相手に立ち向かう神と人の闘い―

 

北欧神話をモデルにした物語で、地上界ミズガルド 及び 神界アスガルドに侵略の手を伸ばした巨神属から各々の住む世界を守るために立ち上がる神属と人間たちの戦いを描く3Dアクションゲーム。
プレイヤーはアスガルドの若き神フレイ、もしくはその妹フレイヤとなりストーリーに沿った全60以上のステージからなるミッションを次々クリアして行く事が目的となる。
フレイ兄妹が降り立つ地上界ミズガルドで出会いを果たす若き青年 シグムント達を初めとする、行く先々の戦地で出会う人間(NPC)達との掛け合いも物語の魅力の一つだ。
開発は、画面狭しと大暴れする巨大生物、巨大ロボを高火力且つド派手な兵器で打ち倒す、といった熱いアクションシューティングゲーム『地球防衛軍』シリーズを作る事でお馴染み、サンドロット。
本作にもその血流は脈々と受け継がれている。

 

リモコン+ヌンチャク操作による体感ファンタジーアクション

 

斬撃のREGINLEIVはWii専用オリジナルタイトルの3Dアクションゲームであり、且つWiiならではのリモコン+ヌンチャクという直感的操作による高い没入感でのゲームプレイが楽しめるという点も本作ならでは。
従来のゲームパッド設計寄りのクラシックコントローラーでもプレイ可能ではあるが、実際この2タイプの操作方法でそれぞれ遊んでみることで、家庭用向き一アクションゲームとしての印象も変わる事だろう。
同時に本作は比較的Wiiタイトルとしては数少ないWiiモーションプラス対応ソフトでもあり、より手に馴染む操作感のおかげでアクションの精度も上昇する。環境が整っているならば迷わずWiiリモコンプラスでの操作をお勧めだ。

 

剣、槍、弓、魔法― ファンタジー然とした多彩な武器を貴方の手で

 


以下はリモコン+ヌンチャク操作によるプレイ前提での話題となるが、本作の特徴の一つは前述でも記した"直感で行えるダイナミックな攻撃操作"である。
例えば、剣などの斬撃タイプの武器を使っている場合はリモコンを画面に向かって縦横或いは斜めに向かって振りかざすことで画面上に軌跡が描かれるのだが、これがそのまま所要武器の攻撃の軌跡となり、画面に映る敵に向かってタイミング良く描き出す事でダメージを負わせる事が可能となる。

剣以外にも、槍、ハンマー、弓、杖(魔法)など用意された武器の種類もさまざまで、各武器はステージ攻略中に獲得できる結晶を通じて、所有武器のレベルの強化や新たな武器の解放といった流れで獲得していく。武器種ごとに操作方法や武器の特性が異なるため、使用中の武器種に応じた操作でのアクションを行う必要がある。
例えば槍ならば、手前に押し出すようにリモコンを突き出す、弓ならばBボタンを押しながらヌンチャクを手前に引き、狙いを定めてボタンを放して矢を放つ、といった具合で実際の武器操作になぞらえたアクションによる操作を要求される辺り、家庭用でありながらアーケード向きの体感アクションゲームに近い操作設計と言えるだろうか。

 

巨神を打倒 基本は四肢の自由を奪うことから


敵側のほとんどを占める巨神属は『立ちはだかる』という言葉が適切なほどフレイ兄妹や人間達に比べてその身体は大きく、『こんなデカい相手、一体どうやって倒すんだ!?』と初めて観れば面食らうプレイヤーも居る事だろう。

しかし勿論そこにはちゃんと戦い方がある。巨神属を初めとする人型の敵キャラクターには首、右腕、左腕、右足、左足など四肢それぞれに部位ダメージという概念があり、敵の特定の部位に集中的にダメージを与えることでその部位がやがて千切れる。例えば、脚が千切れればその場に崩れ落ち、移動出来なくなったり、腕が千切れれば殴る等の腕を使った類の攻撃が出来なくなったり―
このようにまずは特定の部位への集中ダメージで敵のアクションに制限をかけ、弱体化を図る事である程度有利に戦えるという寸法。
(ただし千切れた部位は一定時間で元に戻るので油断は出来ない。)
こういった四肢の破壊や過剰な出血表現等も絡むためか、本作は比較的遊ぶ人を選ばない優良タイトルを数多く販売する任天堂販売タイトルにおいては初のCERO:D(17歳以上推奨)タイトルとなっており、それに沿ってかパッケージカラーも任天堂製Wiiソフト初の黒となっている。

 

立ちはだかる5段階の難度 まずはイージーから武器収集とキャラ強化を


斬撃のREGINLEIVの難易度は全5種類存在するが、最低難度のイージーをもってしても全体的に本作の難度は高め。『地球防衛軍』シリーズと同じようにステータスや獲得武器などの成長要素を各難度で共有する事が出来るので、イージーから順に攻略し、ある程度育ったらより強力な武器を入手するために1段か2段上の難度に挑戦、と言った段階を踏んでプレイしていくのが最も快適に本編と攻略を同時に楽しめる方法と言えるだろう。
イージーで超威力な武器で巨大且つ大量の敵を一網打尽に、最高難度のインフェルノで超絶タフネスと高火力を持った巨大且つ大量の敵相手に絶望を味わう、などゲーム性がツボにはまれば幅広い楽しみ方ができる作品へと昇華する。

 

家庭用プレイで大迫力の体感アクションゲームを

 

本作の見どころは

■「やたらめったらデカい敵を」
■「集めた武器から好きなものを選んで」
■「Wiiリモコン+ヌンチャクのダイナミック操作による斬撃アクションでガンガン倒す」

という正に"豪快"の一言に尽きるそのゲーム性で、巨神族へと果敢に立ち向かう人間族(NPC)達はステージ内でも終始Wiiリモコン内のスピーカーから発せられる音声を通して自分達よりもはるかに大きな巨神達を相手に、雄叫びを挙げ、仲間をかばいあい、悲鳴を上げて倒れ、勝鬨を上げる―
「ここは戦場だ!」と言わんばかりの演出にこちらも思わず熱くなること請け合いだ。

Wiiならではの特殊な操作デバイスを上手く活かした上で、迫力ある巨大な敵との戦いを楽しめるといった個性の強さ、等 ダイナミックさにかけては家庭用としての本格派体感アクションゲームという意味でも貴重なタイトルとも言える。Wiiというハードを最大限に活かしたタイトルである事は間違いないので、全てのアクションゲームファン(特にサンドロット開発の作品が好きな人や、ゲームセンターでの体感ゲームが好きな人)に是非。

ただしリモコン+ヌンチャクによる操作では終始腕を振る、突き出す等の体感操作となるため、長時間プレイに耐えるボリューム且つプレイが白熱し易い本作においては、過度の操作による筋肉痛にもご注意を。