別宮の棚田 ~氷ノ山を望む広々とした棚田~

逆さ氷ノ山が見られる「別宮の棚田」にいってきました。

別宮(べっく)の棚田

「 別宮の棚田」は、鉢伏山(標高1221m)の中腹(標高700m)に広がる棚田です。

兵庫県の名峰「氷ノ山(ひょうのせん)」を正面に望む景勝地にあり、約130枚もの田が耕されています。

散策記

(訪問日2017年5月)

鉢伏山(はちぶせやま)を車で上がり、正午まえに「別宮の棚田」に到着。

棚田の上部に設けられた無料駐車場に車を停めて、棚田を散策しました。

駐車場

棚田を見渡せる位置に造られた無料駐車場には、10台前後の車が止められます。

駐車場の周辺には、ベンチのある展望所やトイレが設置されていました。

「別宮の棚田」の景観

周囲を山に囲まれ、兵庫県を代表する名山「氷ノ山」を正面に望む、景観に優れた棚田です。

なだらかなに広がる棚田は一枚一枚の面積が広く、休耕田も少ないように見えました。

周囲の眺望が開けていて、棚田を見る場所や眺める方角によって変化のある美しい風景を見られます。

逆さ氷ノ山

「別宮の棚田」では田に張られた水に「氷ノ山」が映りこむ、逆さ氷ノ山を見ることができます。

この景色を見ることが、今回の訪問目的の一つでした。

逆さ氷ノ山は棚田の数か所で確認できました。

逆さ氷ノ山は、田に水の張られる5月上旬から稲が育つ6月上旬まで見られます。

(写真の逆さ氷ノ山は5月14日撮影)

別宮の大カツラ

棚田の上部、駐車場のすぐ上には「別宮の大カツラ」があります。

ひょっとしたら、別宮では棚田よりもこちらの方が有名かもしれません。

樹高27m、株の周囲14m、枝張り直径24mの巨樹で、樹齢は1200年を超えるといわれます。

樹の根元からは湧水が流れ、直下にある棚田を潤しています。

木漏れ日がそそぐ樹の周囲は明るく、清浄な雰囲気が漂っていました。

弘法大師・空海が諸国巡歴の途中にこの地に立ち寄り、教海寺を開いて別宮を発足させ、このカツラを水の神木であると告げたという伝承があります。

兵庫県指定天然記念物になっています。

まとめ

氷ノ山をはじめとする雄大な山々を背景に、広々とした景色を眺められる棚田です。

5~6月には田に張られた水に「氷ノ山」が映りこむ、逆さ氷ノ山を見ることができます。

まだ日本の棚田100選には選ばれていませんが、景観的にはひけをとりません。

広い道沿いにあり展望所やトイレが整備されているので、良好な環境で棚田の観賞が行えます。

基本情報

所在地 兵庫県養父市別宮中畑

交通アクセス 国道9号線の関宮(せきのみや)交差点を西に折れ、葛畑スキー場方面へ車で約20分

料金 無料