府中市郷土の森博物館 ~郷土の森梅まつり~

 

「府中市郷土の森博物館」で行われている「郷土の森梅まつり」に行ってきました。

 府中市郷土の森博物館

 東京都府中市にある府中市郷土の森博物館は、たくさんの建築物を含む森全体が一体となった野外博物館です。

 多摩川の是政緑地(府中市郷土の森公園)に隣接し、敷地面積は約14ヘクタールあります。

 広大な敷地のなかには府中市域の江戸中期から昭和初期の建築物が移築復元されている他、プラネタリウムが併設された二階建ての本館には、郷土資料などが展示されています。

散策記

(訪問日2018年3月)

 JR分倍河原駅から「郷土の森総合体育館」行のバスに乗り「郷土の森正門前」で下車をして「郷土の森博物館」に到着。

バスの料金は180円。

多くの見所を有する「府中市郷土の森博物館」ですが、今回の目的は「梅まつり」での観梅です。

まず観光物産館にたちより、それから入園して梅を見ました。

観光物産館

売店や土産物屋・フードコートなどがあります。

訪問日は、周辺でとれた地野菜も販売していました。

梅園

「府中市郷土の森博物館」への入園料は200円。

「梅まつり」の最中だけあって盛況で、入園券販売所の前には行列が出来ていました。

梅は園内の各所で観賞でき、種類は60種、数は1100本に及びます。

(下地に植えられていた福寿草。)

(野点茶会が開かれていました。)

まだまだこの時期の木々は、冬の装いを残していますが、梅の咲き乱れる「郷土の森博物館」は春の華やいだ雰囲気を先取りしていました。

 

(かろうじて、花が残っていた蝋梅。)

園内には、梅以外の見所も沢山あります。

博物館本館

 プラネタリウムが併設された、二階建ての本館。

常設展示として府中の歴史と文化を象徴する様々なものが、多様な観点で展示されていました。

(府中市は武蔵国の国府という中心地であったため遺跡が多く、それら市内遺跡からの出土品も展示されています。)

なかでも気になったのは「くらやみ祭」についての展示です。

くらやみ祭について

 府中市の中心部にある大國魂神社は、武蔵国の主要な神々をあわせ祀った武蔵国の総社です。

かつては六所宮と呼ばれました。

その例大祭が「くらやみ祭」です。

国府の祭に起源をもち、府中の歴史と文化の形成に深く関わってきた祭です。

毎年4月30日から5月6日まで、数々の古式の神事が行われ、大太鼓や山車(だし)・万灯(まんどう)・子供神輿も登場します。

クライマックスの5日の夜には、6張の大太鼓に導かれた8基の神輿が神社からくり出すそうです。

(祭の様子が大型マルチビジョンで上映されています。)

 訪問日は特別展として「徳川御殿@府中」が開催されていました。

プラネタリウムはリニューアル改装中だったため入場できませんでした。

保存建築物

園内には、かつて市内にあった江戸時代から昭和初期の建物や市内の遺跡で発掘された遺構が移築・復元されています。

建物の種類は「旧府中町役場庁舎」や「旧府中尋常高等小学校校舎」・「府中宿の大店」など様々です。

中が見学できる建物も多く、全部の建物を見て回るとかなりのボリュームがあります。

じっくり見て回りたかったのですが、今回は観梅の方に時間を使ったので、ざっと目を通すだけしかできませんでした。

水遊びの池

園内には、水遊びが出来る大きな池があります。

園内の水場はここだけではなく、敷地内には水路が流れ水車や滝もあります。

(水車)

(モミジの滝)

珪化木

ティラノサウルスの模型がそびえたつエリアには、「珪化木」が展示してありました。

「珪化木」とは聞きなれない言葉ですが、土中に埋もれた樹木が、二酸化珪素(メノウ状)に変化してそのまま残ったものだそうです。

樹木の化石ということでしょうか。

触るとまさに石のような感触で、その様子はただの石に見えるものから樹木の特徴を残しているものまで様々でした。

この 「珪化木」は、白亜紀中期から後期(約7000万年前)の樹木と推測されるとのことです。

展示してある「珪化木」は、市民の方により府中市に寄贈されたものだそうです。

まとめ

1100本の梅は園内にバランスよく 植えられているため、広い範囲で春めいた景観を見ることが出来ます。

梅の種類も多かったので、彩り豊かな景観が楽しめました。

本館の展示物や復元建築物など季節に左右されない見所も多いので、いつ訪れても楽しめる場所だと思います。

基本情報

所在地 東京都府中市南町6丁目32

交通アクセス 

バス 分倍河原駅から「郷土の森総合体育館」行で「郷土の森正門前」下車

徒歩 京王線・南武線分倍河原駅から20分

料金 200円