昇仙峡 ~仙娥滝をはじめ多くの絶景を見られる景勝地〇~

 

山梨県甲府市にある渓谷「昇仙峡」に行ってきました。

昇仙峡

 昇仙峡は、富士川の支流、荒川上流に位置し川が花崗岩を深く侵食したことにより形成された渓谷です。

長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝まで約5キロメートルに亘る渓谷では、柱状節理の花崗岩や輝石安山岩の奇岩が至る所に見られます。

その見事な渓谷美から景勝地として知られていて、1923年(大正12年)に国の名勝、1953年(昭和28年)には特別名勝に指定されました。

散策記

(訪問日2011年8月)

「甲府駅」南口のバスターミナルからバスに乗り約30分、「昇仙峡」の駐車場に到着。

まず、お座敷のあるフードコートのような場所で食事をすませ、「昇仙峡」に登りました。

天気は曇り。

訪問時は、遊歩道を歩き「覚円峰」~「石門」~「仙娥滝」~「水晶宝石博物館クリスタルサウンド」の順で周りました。

渓谷沿いに整備された遊歩道からは、自然によって長い年月をかけて造りだされた変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめます。

覚円峰(かくえんぼう)

 花崗岩が風化水食を受けてできたもので、峻厳にそびえるその姿は直立約180mあります。

名の由来は、その昔、澤庵禅師の弟子である僧侶・覚円が、畳が数畳敷ける広さの頂上で修行したことからだそうです。

石門(いしもん)

巨大な花崗岩が形成する石門。

仙娥滝(せんがたき)

花崗岩の岩肌が滑らかに削られた優美な滝で落差は30m。

日本の滝百選に選出されています。

仙娥滝の「仙娥」とは、中国神話に登場する月に行った仙女、嫦娥(じょうが)のことだそうです。

渓谷美

急峻な渓谷には奇岩巨石がゴロゴロと転がり、ダイナミックな景観を見ることが出来ます。

巨石には大仏岩や五月雨岩・松茸石などその姿にちなんだ名前の付けられたものも多くあり、それらを見つける楽しみもあります。

昇玉堂 大水晶

昇仙峡には、昇玉堂という巨大な水晶玉と不動明王像が祀られている祠があります。

安置されている大きな水晶は、直径80㎝重さ450㎏あるそうです。

水晶宝石博物館クリスタルサウンド

昇仙峡には、多くのパワーストーン専門店や鉱石店があります。

これは、かつてこの地が水晶の発掘地として栄えたことから、研磨・加工技術が発展しそれが産業となったことに由来するようです。

「水晶宝石博物館クリスタルサウンド」では、美しい宝石や珍しい鉱石を見ることができます。

大きな水晶や暗闇で光る鉱石など見ごたえのある展示もありましたが、なんと入館は無料でした。

まとめ

日本の滝百選の「仙娥滝」をはじめ、変化にとんだ渓谷美・ダイナミックな奇岩巨岩など、多くの絶景を見られる景勝地です。

訪問日は曇っていたのでロープウェイを使って登る展望台には行きませんでしたが、そこからの眺めもすばらしいそうです。

基本情報

所在地 山梨県甲府市高成町

交通アクセス 

「JR甲府駅」で下車し、南口バスターミナル4番乗降口から昇仙峡行きのバス。
昇仙峡口(30分)590円・天神森(30分)590円・グリーンライン(40分)820円・滝上(60分)900円

料金 無料