殿ヶ谷戸庭園(とのがやとていえん) ~国分寺駅から徒歩二分で行ける紅葉と新緑の綺麗な庭園~

 

「殿ヶ谷戸庭園」に行ってきました。

目次

 

殿ヶ谷戸庭園

「殿ヶ谷戸庭園」は国分寺崖線という段丘崖と、そこに湧く豊富な湧水を利用して造られた回遊式林泉庭園です。

この庭園は最初1913年(大正2年)から1915年(大正4年)にかけて、後の満州鉄道副総裁、江口定条の別荘として整備され、その後1929年(昭和4年)に三菱財閥創業家である岩崎家が別邸として買い取りました。

 そして戦後、昭和40年代にもちあがった開発計画に対して保存を求める住民運動が行われます。

それを発端として1974年(昭和49年)東京都が買収整備した後、有料庭園として公開しました。

平成23年に国の名勝に指定されています。

散策記

(訪問日 2017年12月)

入園料150円を払い入園。

武蔵野の自然地形である段丘崖を活かして造られた「殿ヶ谷戸庭園」では、崖上と崖下で趣がことなる景観を見られます。

崖上は日当たりのよい、芝生敷の明るい庭園。

崖下は湧水池と樹林が広がる、落ちついた雰囲気の和風庭園となっています。

崖上

芝生敷き庭園

開放感のある芝生敷き庭園です。

植栽の中心になっているのは、イロハモミジと松。

西洋の風景式庭園の手法を取り込みつつ、日本の気候に合わせた木々が植えられています。

秋の訪問時には、ふんだんに植えられたイロハモミジが鮮やかに紅葉していました。

萩のトンネル

夏から秋にかけて花を咲かせる、萩のトンネルです。

晩秋の紅葉の時期には、葉が黄色く色付きます。

本館

レトロな佇まいの洋風の建物。

中は資料館になっています。(土足は禁止です。入口の下駄箱でスリッパに履き替えて上がりましょう。)

建物内には椅子が数脚あり、少人数なら腰を下ろして休憩することが出来ます。

崖下

次郎弁天池

東京の名水57選に選ばれている清水を湛える湧水池。

周辺には、多くのモミジが植えられています。

崖下に造られた、日本庭園の景観の中心となっている泉です。

水源地

湧水量は一分間に平均37リットル。

水温は一年を通して15℃~18℃。

なんと縄文人も此処で喉を潤していたそうです。

紅葉亭

茶室がある数寄屋風建築です。

崖下の庭園を眺望できる位置に造られていて、「殿ヶ谷戸庭園」の代表的ビュースポットとなっています。

特に、紅葉の時期に此処から眺める庭園の景観は絶景です。

ししおどし

紅葉亭の脇に造られています。

竹林

崖下の園路脇には竹林が造られています。

まとめ

 崖上の芝生敷き洋風庭園と、崖下の湧水池を中心とした日本庭園。

 崖上と崖下で、雰囲気のことなる景観を見られる庭園です。

JR国分寺駅から徒歩2分という立地にありながら街の喧騒があまり聞こえず、閑静な環境で庭園観賞が出来ます。

庭園北側を除くと、ビルや看板などの近代建築があまり視界に入らないのも庭園観賞をする上での利点だと思います。

基本情報

所在地 東京都国分寺市南町二丁目

交通アクセス JR国分寺駅から徒歩2分

料金 一般150円 65歳以上 70円(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

営業時間 午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)

休業日 年末・年始 (12月29日~翌年1月1日まで)