雨滝(あめだき) ~雨滝渓谷を流れる鳥取県、随一の飛瀑~

 

「日本の滝百選」の一つである「雨滝」を観るため、「雨滝渓谷」に訪れました。

雨滝渓谷

「雨滝渓谷」は、扇ノ山(標高1310m)に源流を持つ袋川の支流「雨滝川」がつくる渓谷です。

地名にもなっている「雨滝」の他、「布引きの滝」、「筥滝(はこたき)」など大小いくつもの滝があり、それらはあわせて「雨滝渓谷四十八滝」と呼ばれています。

散策記

(訪問日2015年11月)

渓谷入り口近くの駐車場に車を停めて傍にある坂を下ると、すぐに「雨滝」が見えて来ました。

雨滝

玄武岩の岩肌に水量の多い幅広の滝が、真っ直ぐに水を落としています。

滝の落差は約40m、幅は約4m。

辺りに豪快な滝音を響かせ、水煙を上げる迫力のある滝です。

滝前には不動明王がお祀りされ、厳かな雰囲気が漂っています。

古来この場所は霊場として修業、信仰の場となっていました。

現在は毎年6月第1土曜日に「滝開き祭」が開催され、滝をバックにこの地方の伝統芸能である「因幡の傘踊り」や神事などが行われています。

 

雨滝のすぐ近くには「布引きの滝」と「佛谷の滝」が流れています。

 布引きの滝

 「布引きの滝」の水は山の中腹から湧き出す地下水なので、日照りや豪雨でも水量が変わることがないそうです。

佛谷の滝

「佛谷の滝」は苔むした、趣のある渓流といった風情です。

展望台

滝の横につけられた散策道を登ると「雨滝」を眺められる展望台に着きます。

(展望台からの眺め)

さらに展望台から散策道を10分ほど歩けば、この渓谷で「雨滝」に次ぐ見どころである「筥滝(はこだき)」に到着します。

筥滝(はこだき)

「筥滝」は二段になって流れている、落差約40mの段瀑です。

上段の滝は2つの落水口から滝壺へ水を落とし、その滝壺から下段の滝が流れ落ちています。


滝の岩肌は凹凸のある玄武岩です。

流れの激しい部分は、滑らかに水に削られ光沢をはなっていました。

滝の横には梯子が架けられていて、上段の滝つぼまで登ることができます。

(梯子は非常にすべりやすいので、上り下りには注意が必要です。)

(上段の滝つぼ)

まとめ

雨滝渓谷には日本百滝である「雨滝」の他にも、「佛谷の滝」や「布引きの滝」など多くの見ごたえがある滝が流れています。

特に「筥滝(はこたき)」は形、迫力、共に一見の価値のある滝です。

(ただし、雨滝に比べ周辺が整備されていないので、見に行く場合には防水機能とすべり止めのついたトレッキングシューズを履いて行った方がいいと思います。)

基本情報

 所在地 鳥取県鳥取市国府町雨滝

交通アクセス

(バス)鳥取駅からバスで「雨滝」下車~徒歩約20分

(車)鳥取駅から20キロ前後、約35分(駐車場から徒歩数分)

料金 無料