高楽寺で、樹齢200年のベニシダレ桜を見てきました。
独峰山 高楽寺
独峰山「高楽寺(こうらくじ)」は1533年(天文2年)観応上人により、開基された真言宗智山派の寺院です。
不動明王を御本尊としています。
境内には「桜姫」と呼ばれる樹齢200年のベニシダレ桜がたっています。
散策記
(訪問日 2017年4月)
高尾の市街地から住宅街の小道に入り、しばらく歩くと大きく枝を広げた立派な桜が目に飛び込んできました。
境内から、漆喰の塀をこえて枝垂れる桜は実に艶やか。
これほどの枝垂れ桜はそうはありません。
幹周は4m、樹高は15m あるそうです。
天気が曇りなことがくやまれます。
晴れならば、さらに絵になる姿を見られたでしょう。
高楽寺の枝垂れ桜は満開の姿が、傘をかぶった姫様に見えることから「桜姫」と呼ばれています。
桜の見頃は、3月下旬~4月上旬です。
ライトアップ
花の見頃の夜に、ライトアップが行われています。
ベニシダレ桜が宵の暗がりに浮かび上がる光景は、住宅街にあっても息をのむほど幻想的でした。
まとめ
大きさ、鮮やかさ、どちらも見事なしだれ桜です。
多くの一本桜を見られる八王子周辺でも、一・二をあらそう見応えだと思います。
開花時に行われているライトアップも、非常に綺麗でした。
訪問時には見学しませんでしたが、本堂裏手には八王子市の史跡に指定されている(事前連絡により内部の見学が可能)横穴石仏群があります。
天明年間(1781~89年)に当時の住職了弁の発願により五穀豊穣、悪病平癒を祈願して作られたと伝えられていて、約30mの洞穴内に33観音など多数の石仏が安置されているそうです。
追記
2018年より、夜間のライトアップが行われなくなりました。
基本情報
所在地 東京都八王子市狭間町
交通アクセス JR中央線高尾駅南口~徒歩約10分
料金 無料