九品寺(くほんじ)【 新田義貞にゆかりのある鎌倉の古刹】

 

夏は海水浴客で賑わう、材木座海岸の近くにある「九品寺」に行ってきました。

九品寺

「九品寺」は、新田義貞が鎌倉幕府滅亡の時の北条方の戦死者を弔うため、1336年(建武3年)風航順西(ふうこうじゅんさい)を開山として創建したと伝えられる浄土宗の寺院です。

御本尊は阿弥陀如来。

九品とは人の生前の行いによって定められた、九種類の往生の有り様をいいます。

上品、中品、下品のそれぞれに上生、中生、下生があり、あわせて九品とされます。

 一般的に使われる、上品、下品という言葉の由来となった熟語です。

散策記

(訪問日2011年4月)

このお寺は、かつて新田義貞が鎌倉攻めの際に自軍の本陣を置いた跡地に建てられているそうです。

山門

山門に掲げられている「内裏山」と本堂の「九品寺」の文字は新田義貞の筆の写し。

直筆の額は本堂にあるそうです。

境内

山門をくぐると、真っ直ぐのびる石畳の参道の先に本堂が建っています。

夕刻に訪れたので、本堂は閉められていました。

静謐な雰囲気が漂う手入れの行き届いた境内には、ボケの花が咲いていました。

まとめ 

境内は静かで、落ち着いて参拝することが出来ました。

大きなお寺ではありませんが新田義貞と縁がふかく、また時代の転換点におこなわれた戦の本陣が置かれた場所ということもあり、歴史に思いを馳せられるお寺ではないかと思います。

基本情報

所在地 神奈川県鎌倉市材木座

交通アクセス 

鎌倉駅東口のバスターミナルからバスに乗車し、バス停「九品寺」で下車、徒歩2分。

または、JR鎌倉駅東口徒歩25分

料金 無料

拝観時間 9:00~16:00