鮎壺の滝 【溶岩石から吹き出す水の奔流】

静岡県から天然記念物の指定を受けている「鮎壺の滝」を訪れました。

目次

「鮎壺の滝」の景観

(訪問日  2009年12月)

正午過ぎに御殿場線「下土狩駅」に着き、昼食を食べてから街中を抜けて滝のある「鮎壺公園」へと向かいました。

「鮎壺公園」までは駅から北へ向かって踏切を渡り、県道87号を経由して約400m。

歩いて約5分程です。

鮎壺公園

「鮎壺公園」は、静岡県「沼津市」と長泉町の境界を成す「黄瀬川」の畔に造られた総面積3119平方メートルの公園です。

園内では「鮎壺の滝」が見られる他、富士山も望むことができます。

公園に入りしばらく歩くと、滝の音が聞こえてきました。

音のする方へ向かうと大きな岩石が積み上がり、そこから幾条かの水が噴出しているかのような特徴的な外観を持つ「鮎壺の滝」が見えてきました。

 

鮎壺の滝

「鮎壺の滝」は約一万年前に富士山から噴出した三島溶岩流により形成された、高さ9メートルあまり横幅65メートルの幅広の滝です。

「鮎壺の滝」の名称は、遡上してきた鮎がこの滝で止められ群れていたことに由来するといわれています。

まわりの地形は平坦で、川の崖になったような場所が滝となっています。


溶岩石の間から吹き出すように流れる滝は、武骨で力強い印象でした。

かつて、この滝の周辺で黒澤明監督の名作「七人の侍」のロケが行われたそうです。

あたりを見渡すと、真っ白に雪化粧した美しい富士山も見えました。

富士山を背景に流れる滝は、なかなか見応えがありますが滝の後ろにマンションなどの近代的な建物が見えるのが少し残念です。

下流に架かった吊り橋からは、滝を正面から見ることが出来ます。

訪問時は川の水量がそう多くなかったので、河原におりて岩石を渡り滝裏へまわって滝を鑑賞できました。

まとめ

太古から流れる力強い姿の滝は見ごたえがありました。

しかし水量の多い時には、訪問時よりもはるかに迫力のある滝となるそうです。

雪解け水が多い春先か、雨後にいけば水量のある滝を見られると思います。

基本情報

所在地 静岡県沼津市 大岡

交通アクセス 御殿場線「下土狩駅」から「鮎壺公園」まで約400m徒歩5分

料金 無料