猿尾滝 ~駐車場から徒歩5分以内に到着する但馬三名瀑~

「但馬三名瀑」に数えられ「日本滝百選」にも選ばれている、猿尾滝に行ってきました。

目次

散策記

(訪問日 2016年)

「日本滝百選」中駐車場から滝までの距離が一番近い滝

国道9号から県道267号に入り、1.2キロ程坂道を走行し駐車場に到着。

広い駐車場の横には、売店やトイレが整備されていました。

同好会メンバーと、駐車場からすぐの場所にある遊歩道にむかいます。

ほんの数分歩くと遊歩道の先に、目的の猿尾滝が見えました。

実はこの滝、「日本滝百選」中駐車場から滝までの距離が最も近い滝だそうです。

ある程度は歩くことを覚悟していたので、少し拍子ぬけしましたが、気軽に訪れることが出来るのは大きな利点でしょう。

遊歩道入り口には、猿尾御滝社がお祀りされています。

社は、もともと滝壺付近に祀られておりましたが、奥まで上がることのできない方でもお参りできるように、入口付近にお祀りされたそうです。

遊歩道の脇は、岩盤の上を水が流れる滑滝となっていました。

駐車場からの距離が近いので、観光旅行の予定に組み入れやすいのでしょう。

何組もの団体客が、滝を見に来ていました。

「猿尾滝まつり」そうめん流し

毎年七月の第二日曜日には「猿尾滝まつり」が催されています。

「猿尾滝まつり」では、遊歩道にわたした竹に滝の水を導き、そうめん流しを行います。

これはかつて村岡藩一万一千石を治めるお殿様が、猿尾滝でそうめん流しを楽しんだという逸話にちなんだ行事だそうです。

猿尾滝

猿尾滝は安山岩質のマグマが地下に貫入して、比較的ゆっくり冷えたときにできる岩石であるヒン岩脈で形成された、段瀑です。

二段になって流れる滝の高さは、上段39m、下段21mの総計60m。

滝を形成するヒン岩は、ゆっくり冷えるためガラスは含みませんが、深成岩ほど大きな結晶がそろっていないという特徴があります。

下段の滝が、猿の尾の様に見えることから猿尾滝と呼ばれる様になったということです。

パワースポット

近年はパワースポットとして注目する人もいて、滝に願掛けをすると「体が良くなった」「晴れてほしい日に晴れた」などの話もあるようです。

滝上段部には、自然の石仏が見られるといいます。

それはまさに滝に打たれる修行僧のようであると…。

修行僧のほかにも観音様や仏様、岩ザルなど様々な形をした岩が、滝の中に見えるそうです。

自分には、修行僧が見えたような気がしました。

それらの御利益もあってか(2016年時点で)12年前に比べて、猿尾滝への観光客の数が36倍になっているそうです。

(具体的には年間来訪者数が3000人から80000人になったそうです。)

道の整備や宣伝効果など、地域の努力の結果が観光客増加につながったのだとは思いますが、それでも36倍ってすごくないですかね。

あやかる、という意味でもご利益がありそうです。

まとめ

駐車場から観瀑場所までの距離が近く、気軽に訪れることの出来る名瀑です。

駐車場には売店や自販機、トイレなども整備されているので、訪瀑準備もほとんど必要ありません。

「日本滝百選」の中でもトップクラスに訪れやすい滝だと思います。

今回は新緑の時期に訪れましたが、秋は紅葉、冬は氷瀑と四季それぞれ違った表情を見せる滝だそうです。

(周辺の観光案内図)

基本情報

所在地 兵庫県美方郡香美町村岡区日影

交通アクセス

(車)国道9号より県道267号に入り1.2キロメートルで駐車場

(バス)JR八鹿駅からバス~日影バス停下車~徒歩で15分 

(徒歩)八鹿駅から国道9号経由約26キロ