「しんゆうができちゃうゲーム クマ❤トモ」

 

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商品情報

しんゆうができちゃうゲーム クマ❤トモ

機種:ニンテンドー3DS(SDゲームカード/ダウンロード版)

販売:バンダイナムコ

開発:アリカ

発売日:2013年6月20日

    2016年3月17日(ハッピープライスセレクション版)

標準価格:5,122円(税込)

     2,916円(税込)(ハッピープライスセレクション版)

CERO:A(全年齢対象)

プレイ人数:1人

ジャンル:しんゆうができちゃうゲーム

セーブデータ数:1

 

 

 

 

クマのぬいぐるみとの絆を深めていく

コミュニケーションタイプのゲーム

 

ある日自分の部屋に一通の手紙と共に贈られてきたクマのぬいぐるみ。

そのクマはなんと意志を持ってしゃべりかけてくるという不思議なクマでした。

 

冒頭はこういった感じのファンタジックな流れで始まる「クマ❤トモ」は

人間になりたい、というクマの望みにプレイヤーが付き添うようにして

一緒に遊んだり、言葉を交わしたりしながら信頼を深めていく

コミュニケーションタイプのゲームだ。

 

 

 

 

こだわり抜かれた質感のキャラモデルと

独特な音声合成の味わいに注目

 

「クマ❤トモ」のチャームポイントは一目でそのふわふわ感を味わえそうな

クマの毛並みの質感表現と、幼児調のたどたどしくも存在感のある音声合成の2つ。

音声合成独特の、台詞を読み上げる際のクセのある抑揚の付き方など

気になる部分もあるが、近年では音声合成ソフトでの解説を付けた

投稿動画もさほど珍しくもないこともあり

そういう類のメディアに慣れている方ならば、遊んでる内に馴染んでくるはず。

 

また、本作ではプレイヤーに対するクマの呼び方を自分で設定できるのだが

設定した名前でクマがきっちり音声合成で喋って呼んでくれるという

あらゆるゲームを含めても極めて珍しい仕様になっている。

自分で決めた名前で呼んでくれるクマに日々接していると

次第に愛着も沸いてくるというもの。

 

クマはプレイ中、色々な表情を見せてくれるが

プレイヤーに対しては基本的に最初から友好的で、とことん純朴。

そんなクマの一喜一憂を眺めているだけでも

クマの可愛らしさが突き刺さる人にとっては顔が自然とほころんでしまうかも。

 

 

 

 

質問に答える事でプレイヤーの事を少しずつ知っていく

クマに色んな言葉を教えてみよう

 

 

クマとのコミュニケーション中、質問をプレイヤーに投げかけて来ることがあるが

この際質問内容に応じて選択肢、単語入力などを要求される。

ここでプレイヤーが答えた内容をクマはその都度記憶していき、覚えたことは

同じように会話を行っている際に何時か何処かのタイミングで

クマから言って来ることがあるのだ。

 

単語入力では基本的にどんな単語でも入れることが可能だが

あまり突飛な言葉ばかり覚えさせてしまうと

後々クマが会話に混ぜてきた時に何とも言えない気持ちになると思われるので

極力本作の雰囲気に添った単語を覚えさせていくことをオススメしたい。

 

 

 

身体を洗ったり、ご飯を作って食べさせてあげたり

クマへのケアもミニゲーム形式で

 

クマ❤トモでは会話以外でのコミュニケーション要素も色々存在するが

その中でも特に印象的なものが、お風呂と食事作りの2つ。

 

クマとの交流を一度始めると、時間の経過と共に

次第にクマの毛色がくすんでくるのをプレイ中に確認することができる。

放っておいてもゲームプレイに大きな影響はないが、見た目が良くないので

折角ならば定期的にお風呂で洗って綺麗にしてあげよう。

 

厳密には入浴ではなく、石鹸(?)とスポンジを使ってシャワーで洗う感じになるが

これらの操作はタッチペンで行える。

 

 

一方食事作りでは1日1回、クマに食事を作って食べさせることが可能なのだが

作成可能なメニューは和食や洋食を中心に

私たちが実際に食べている馴染みのものを作ることができる。

 

料理作りもお風呂と同じくミニゲーム形式になっており

メニュー1つ1つはそれぞれ作り方が異なることで

工程や操作が全部違うなど実に細かい。

一品一品の仕上がりもデフォルメ感はあるが、一見で「美味しそう」と思える

画面映りを重視したバランス良いデザインに仕上がっている など

本作の料理要素は担当スタッフの力の入り方がひしひしと伝わってくる。

空腹時に本ミニゲームをプレイする際は、思わぬ「ご飯テロ」に注意が必要かも?

 

 

 

 

ストーリーモードも搭載 ラブレベルを上げることで

クマとの仲はより親密になっていく

 

 

ストーリーモードはロシアのロマン・カチャーノフ原作となる

名作ストップモーション映像作品「劇場版チェブラーシカ」の監督も務めた

中村誠氏がシナリオを手掛けている。

 

「しんゆう」になりたいと願うクマと、プレイヤーとの掛け替えのない時間が

イベントカットなどのシーン挿入を通じて少しずつ展開していくが

基本的にプレイヤーとクマによる2人きりの物語となっており

長い時間をかけて付き合っていく内に、次第にクマへと情が移ってくるかも。

特に終盤は思わず涙腺が緩んでしまう展開が見られるので必見だ。

 

 

クマ❤トモにはクマとの親密度を示す「ラブレベル」というシステムがある。

これはクマの質問に答えたり、特定の条件を満たす事で

ハート型のゲージがチャージされ、これが一杯まで満たされると

ラブレベルが1段階レベルアップ。

レベルアップに伴って、ストーリーが進行したり

購入可能な一部衣装(後述)が追加される、といった効果があるので

コンテンツの充実を図るためには積極的に上げていきたい。

 

このラブレベルは上述でのストーリーの進行にも関係しており、

日々少しずつクマと触れ合っていれば、自然と上がっていく流れになっている。

本作を十二分に楽しむためにも、ラブレベルは積極的に上げていくことをオススメしたい。

 

 

 

 

 

各種ミニゲームをプレイして所持金を稼ぎ

クマのコーディネートを楽しもう

 

「外出」コマンドを利用することで、ショップ、ガーデニング、旅行の

3種類のモードを選択することができる。

 

ショップではミニゲームを通して得た所持金と交換で、クマの全身の色を

変えることができるキャンディや、ガーデニング用の種、そして

クマの着せ替え用衣装各種などを購入可能。

衣装は最初は品数が少ないが、ラブレベルが上がる事で新たな商品が追加されていく。

一部の限定商品は曜日や月ごとに商品が入れ変わるので、購入時期には注意が必要だ。

 

ガーデニングでは、ショップで購入したガーデニング用の種を使って

いろんな植物や果物を育てることができる。

花、野菜、樹木などそれぞれ品種によって利用可能な肥料が異なるので

蒔いた種に適したものを選んで育てていこう。

 

旅行では月ごとにクマと一緒にいろんな場所へと出かけて、思い出を作る事が可能。

一つの場所につき一度しか行くことができないので

同じ旅行先でのイベントは1つのデータでは一度しか体験できないが

旅行済みの場所はアルバムに記録されるので、旅行を振り返ってみたい人にも安心だ。

 

 

 

 

やりこみ要素満載ながら1日辺りの進行率は比較的短め

ゆっくりとした自分のペースで楽しめる

 

 

1年365日、現実の祝日などにも添ったゲーム内イベントも充実しており

季節ごとの特殊イベントや、世界各地を巡る旅行イベントなどその種類もさまざま。

コーディネート用の衣装収集などのやり込み要素も豊富だったりと

クマとゆっくり付き合えるプレイヤーにとっては本作は長く楽しめるが

1日辺りに実行可能なコンテンツに対する所要時間は少なめ。

わずか数分あればその日の分は消化できてしまうほどのコンパクトさだ。

 

空いた時間にちょっとクマの様子を観るために起動しよう―

くらいの感覚で遊べる作品なので、大ボリューム系タイトルのような

時間的な拘束はほぼ皆無と言っていい。

会いたくなった時に、ソフトを起動すれば

クマはいつでも満面の笑顔で貴方を迎えてくれるだろう。