瀑雪の滝 (ばくせつのたき) ~毛利元就が涼をとったと伝わる~

戦国時代の知将「毛利元就」も鑑賞したといわれる「瀑雪の滝」に行ってきました。

目次

瀑雪の滝への散策記

(訪問日 2016年11月)

JR山陽本線と沼田川に並行して延びる県道33号を走行し、「瀑雪の滝」の案内板が設置された駐車場に到着。

駐車場は優に20~30台停車できる広さがあり、漁業券売場が設営されています。

駐車場横にあるトンネルをくぐり、遊歩道を200mほど歩くと「瀑雪の滝」が見えてきました。

瀑雪の滝

「瀑雪の滝」は永禄4年(1561年)、吉田の群山城主、毛利元就が、長男の隆元と共に、新高山城主の三男小早川隆景を訪ねた帰り、この滝を見物して涼をとり、上流1300m上手の棲真寺で宴を催したと伝えられる滝です。

その逸話から「棲眞寺の滝」とも言われています。

 滝は落差30m、滝幅4m、滝壺の深さ1m。

 

滑らかな岩肌を持つ巨岩から流れる直瀑で、武骨かつ硬質な印象の滝です。

滝口の右側には大きな岩壁があり、その上の岩は、永福寺を開山した「仏照禅師」の「座禅石」と伝えられているそうです。

山の斜面が切り開かれた観瀑所にはベンチが置かれ、滝下の渓流には橋(三矢橋)が架けられていました。


水量は豊富で、岩に打ち当たった滝水が飛沫となって立ち込めるさまは見ごたえがあります。


飛沫に陽光が当たり虹ができていました。

瀑雪双璧と展望台

三矢橋を渡ってほんの5分程山を登ったところにある展望台からは、峻険にそびえる岩峰と滝を眺めることが出来ます。

この迫力ある岩峰と滝の流れる岩壁をあわせて、瀑雪双璧と呼んでいるようです。

人工物がほぼ見えないここからの景色は、毛利元就や隆元、小早川隆景が当時見た風景とそう違わないのではないでしょうか。

そう考えると、なかなか感慨深いものがあります。

まとめ

峻険な岩峰がそびえその横に滝の流れる景観は、山水画の画題にもなりそうな趣のある風景です。

陽当たりの良い観瀑所は雰囲気がよく、滞在時間も長くなりました。

 

ここから、十キロ程の距離にある広島森林公園の中には大河ドラマ「毛利元就」のオープニングに使われた優美な滝「女王滝」があります。

www.banshu-doukoukai.com

こちらも見ごたえのある滝なので、立ち寄っても損はないと思います。

基本情報

所在地 広島県三原市本郷町船木

交通アクセス  県道33号沿いの駐車場に停車~駐車場から徒歩10分

河内駅~約6キロ

料金 無料