高谷山 霧の海展望台 ~街をつつむ霧の海~

シーズンに入り各所で雲海のニュースが見られるようになってきたので、雲海発生率が高い三次市を訪れました。

散策記

(訪問日 2015年9月)

三次の雲海

四方を山に囲まれ三つの川が流れる三次盆地は、よく朝霧が発生し、そこで見られる雲海は三次の風物詩となっています。

中でも海抜491mの高谷山にある、「霧の海展望台」は雲海観賞の名所として有名です。

高谷山展望台へのアクセス

三次駅方面から国道183号を走り、国道54号を経由して「高谷山」の入り口を示す案内板に従い山を登りました

雲海展望の名所である「霧の海展望台」は、「高谷山」登り口から何度もカーブを描く山道を5キロほど登った所にあります。

高谷山展望台からの雲海

訪問日は、朝四時だというのに市内に霧は発生しておらず「高谷山」にも少し靄がかかっている程度で視界は良好でした。

天気は曇り空。

本来冷え込む早朝でも、半袖で寒いとは感じませんでした。

「この条件では雲海は見れないかな」

と思いながら、展望台駐車場に到着。

雲海発生には厳しい条件にも関わらず、40~50台はとめられる駐車場はほぼ満杯。

盛況に驚きつつ車を停め、駐車場から徒歩3分ほどの位置に建つ展望台へ向かいました。

二層になった展望台は、雲海目的の観光客で一杯です。

二階にあがり街の方へ目を向けると、街明かりがはっきりと見えました。

時刻は朝5時頃、日の出は6時です。

隣でカメラを構えていた人と「これは、雲海は無理かもしれないですね」と話しました。

しかし、日の出が近づくとにわかに霧が出始め、あっという間に街を包み込んでいきます。

やがて、眼前には霧の海が広がり見事な雲海となりました。

まさか、この条件で雲海が見られるとは思っていませんでした。

流石は朝霧の街です。

今日のような天気でも雲海が出るのならば、雨、風さえなければシーズン中はかなり高い確率で雲海が見られるのでないでしょうか。

 

何度も高谷山を訪れている方は

「今日は太陽が見えないから、おしい日だねえ」

と言っていましたが、半ばあきらめていた自分にとっては僥倖以外の何物でもありませんでした。

幸運に感謝しつつ、幻想的な光景を観賞しました。

霧の海開き

訪問日、展望台では雲海シーズン到来を告げる「霧の海開き」という行事が行われていました。

(人が多かったのはこのイベントがあったからのようです。)

御祈祷や合唱団のコーラスが行われ、売店もいくつか並び無料で猪鍋がふるまわれていました。

2018年 平成30年の「霧の海開き」

平成30年 第15回の「霧の海開き」は9月23日(日曜日)午前6時開催の予定。

(少雨決行)

(ただし天候によっては延期される場合があります。)

霧のない日の展望台と眺望

説明文によると三次では「高谷山」の他、岡田山、岩屋寺、登美志山の展望台そして尻無山、女亀山、弘法山でも雲海を見ることが出来るそうです。

まとめ

今回は朝日までは見られませんでしたが条件が悪かったにもかかわらず、幸運にも雲海を鑑賞することが出来ました。

三次は霧の街といわれるだけあって、かなり雲海が鑑賞できやすい街だと実感しました。

またいずれ雲海の彼方から、御来光が登る光景を見たいと思います。

基本情報

所在地 広島県三次市粟屋町

交通アクセス 三次駅から展望台まで約6.4キロ、車で15分

料金 無料