「Steins;Gate ELITE(シュタインズ・ゲート・エリート)」をプレイ(6)

f:id:stgk:20180928045359j:plain

 

前回記事 

www.banshu-doukoukai.com

 

 

 

【注意】本記事では作中のストーリーラインに添った記述を行っています。ネタバレを気にされる方は閲覧ご注意下さい。

 

 

前回記事の続きです。CHAPTER.1のラストまで進めていきます。

 

電話レンジ(仮)の謎機能を解明すべく検証を再開したオカリンとダル。

ところが、いつもならゲルバナになるはずのバナナが更に不可思議な状態になり、ラボは騒動に。

そんなタイミングでラボに突然来訪者が。 現れたのは――。

 

 

 

 

 

意外な来訪者

 

f:id:stgk:20181022051920j:plain

 

後方で声がしたかと思えば、そこに立っていたのは牧瀬紅莉栖でした。

オカリンは「蘇りし者(ザ・ゾンビ)」とまた強烈なあだ名で呼び始めていますが……

 

「誰がゾンビだ、誰が」

 

 

f:id:stgk:20181022052717j:plain

 

ここ未来ガジェットに彼女が現れた理由は、オカリンの言う「紅莉栖の死」について事実なのか否かを確かめたかったから、との事。

 

未来ガジェットの場所については、昨日の講義の後ダルに場所を聞いたという事も付け加えられています。

 

 

f:id:stgk:20181022052824j:plain

 

「そう言えばまともに自己紹介してませんでしたね。牧瀬紅莉栖です。改めましてよろしく」

 

オカリンからしてみれば、まだ彼女がラジ館で倒れていた光景が焼きついているのか

それとも講義で垣間見た天才少女としての彼女が放つ迫力を受けてなのか―

 

 

f:id:stgk:20181022052921j:plain

 

差し出す彼女の手を中々握れずに躊躇うばかり。

 

「握手もできないの? 日本の男の人って常識が足りないんじゃない?」

「欧米か!」

「アメリカで7年暮らしてますがなにか」

「欧米か…」

 

思いっきり某漫才コンビのネタですが、自分的にはここのやり取りは原作版プレイ時にもクスッときました。

 

 

f:id:stgk:20181022053531j:plain

 

「ビビりすぎ」

とは言いますけど、ほんと堂々としてますもんね紅莉栖。隙のなさそうなこの佇まい。

 

 

f:id:stgk:20181022054152j:plain

 

挨拶も済み、ラボに上がり込んでは食い入るように件のバナナを見つめる紅莉栖。

「……これ、本当に興味深いですね」

 

ピンセットを要求するも、オカリンからは「無い」と一言ぶっきらぼうに返され、紅莉栖は指で直に調べてみることに。

 

 

f:id:stgk:20181022054712j:plain

 

「ぐずぐずね」

ゲルバナの部分だけ指で感触を確かめ、そして僅かに絡め取り―

 

f:id:stgk:20181022054947j:plain

 

舐めてみる―

 

f:id:stgk:20181022055038j:plain

 

「まっず

 味は無しか」

 

まゆりの話でも無味ってことだったので、ぐずぐずぶにゅぶにゅならばそりゃあ美味しくもないでしょう。

 

f:id:stgk:20181022055716j:plain

 

「食い意地が張っているとはまだまだお子様だな、蘇りし者よ。そんなに腹が減っているならばバナナ1本くらいめぐんでやろう!」

「いりません

 HENTAIのバナナなんて誰が食べるもんですか」

 

HENTAIって…なぜあえてローマ字綴りなんだろうか…インパクトはありますけども。SUSHIとかTENPURAみたいなノリ?

 

 

f:id:stgk:20181022055938j:plain

 

「HENTAIのバナナ……!」

あ。なんかダルがスイッチ入っちゃったみたい……

 

「牧瀬氏、牧瀬氏。今のもう一度お願いできる? できれば悔しそうな顔でよろ」

「はい……?」

 

 

f:id:stgk:20181022060231j:plain

 

「……っ!」

ダルの狙いが分かったらしく、顔を赤らめる紅莉栖。

 

 

f:id:stgk:20181022061900j:plain

 

「それで牧瀬紅莉栖。お前は今、何を想像したのだ? ぜひ教えてもらいたいものだな、フハハハ」

 

ダルのHENTAI発言で不意打ちを食らった紅莉栖。

それを切っ掛けに、調子づいたオカリンにひとしきり弄られた紅莉栖は降参モード。

成人前とはいえオカリン、さすがにちょっと大人気ないような…。

 

 

f:id:stgk:20181022061145j:plain

 

「あんたたち、2人ともHENTAIだったのね」

 

 

f:id:stgk:20181022061022j:plain

 

「オーケイ。生意気な振る舞いについては謝ります。

 詳しく教えてください。このバナナのことと、それとそっちの――

 

 

f:id:stgk:20181022062035j:plain

 

 電子レンジのこと

 

未来ガジェット8号となる電話レンジ(仮)はラボの目下のトップシークレット。

ガジェットの名前以外については部外者に教える気はない、とオカリンは紅莉栖に返します。

 

 

f:id:stgk:20181022063151j:plain

 

しかしダルは「牧瀬氏なら、このヘンテコ機能について解明してくれるかもよ?」とオカリンを説得。

そこでオカリンは―

 

 

f:id:stgk:20181022063402j:plain

 

「クリスティーナと言ったか、貴様」

「誰がクリスティーナだ! 一言も言っとらんわ!」

「このレンジの秘密を教えてほしければ、俺と取引してもらおうか」

 

と紅莉栖に交渉を持ちかけます。

 

ここが初出となるクリスティーナは、オカリンの紅莉栖に対する呼び名の1つなのですが、どうもオカリンは相手次第で珍妙なあだ名をつける癖があるようです。

 

IBN5100を探しているあの女性、萌郁にもおかしな呼び名をつけてましたが、閃光の指圧師(シャイニングフィンガー)とか言われても誰やねん! て感じで……。(笑

 

 

f:id:stgk:20181022062631j:plain

 

条件その1紅莉栖にラボメンとなってもらう

 

ラボメン(ラボラトリーメンバー)、要は紅莉栖が研究所の一員として正式に迎え入れられるということですね。

 

当の紅莉栖は8月中にはアメリカに帰るとのことですが、研究内容を外部に漏らさないと誓約書を書いてもらうという条件付き。

 

 

 

f:id:stgk:20181022062943j:plain

 

 

条件その2オカリンが紅莉栖に対して行ったセクハラ一歩手前の行為を全て不問にする

 

当人も直後にツッコんでますがこの2条件、ぶっちゃけ紅莉栖からすれば何も利点はありません。(苦笑

敢えて言うなら、件のバナナの検証に参加できること、くらいでしょうか…。

 

ともあれこの取引に紅莉栖は承諾。

同時に、未来ガジェット研究所のメンバーとして迎え入れられます。

 

 

f:id:stgk:20181022065437j:plain

 

「今この瞬間、君はラボメンナンバー004となった

 歓迎しよう、クリスティーナ。いや、蘇りし者(ザ・ゾンビ)よ」

 

 

f:id:stgk:20181022065628j:plain

 

「どっちも間違ってるから。ちゃんと呼べ、鳳凰院」

 

改めて同士となったというのに、のっけから二人はこの調子。

(同士となった、といってもまあ半ば強引に、なのですけれども)

 

 

 

 

 

瞬間移動と放電現象

 

 

f:id:stgk:20181022071600j:plain

 

f:id:stgk:20181022071645j:plain

 

紅莉栖をラボメンに迎え、バナナの検証を再開する3人。

 

f:id:stgk:20181022071811j:plain

 

「もう一度実験してみてもいい? 私もこの目で見てみたいの」

というわけで、千切れたバナナがゲルバナとなって房へと戻った先程の現象の再現を実行することに。

 

 

f:id:stgk:20181022072023j:plain

 

実験だからか紅莉栖の目が生き生きとしているように見える、というオカリン。

 

「岡部さんと橋田さんは、バナナの方を見てて」

作中では貴重な紅莉栖の「岡部さん」呼び。多分出て来るのもこの辺りくらいでしょうか。

 

 

f:id:stgk:20181022072328j:plain

 

「60秒経過。なにか変化は?」

「ないなあ」

 

f:id:stgk:20181022072454j:plain

 

「100秒」

 

ただ電子レンジの中で廻ってるバナナを眺めてるだけのシーンだというのに、カウントダウンと紅莉栖の目力(?)のせいか、やけに緊張感があります。

そして――

 

 

f:id:stgk:20181022072709j:plain

 

「あっ!」

2本目の千切り口からゲルバナが――。

「そっちはどうだった?」と紅莉栖に尋ねかけるオカリン

 

 

f:id:stgk:20181022072922j:plain

 

「え? あ、ええと……

 ひゃ、104秒。経過したときに、消え、消えちゃった。いきなり。うん」

 

はっきりと自分の目で確かめていたこともあってか、かなり動揺気味の紅莉栖。

 

 

f:id:stgk:20181022073815j:plain

 

「瞬間移動なんて……そんなの、ありえるの……?」

 

今起こった現象について色んな可能性を探ってみるも、どれもしっくり来ないようで何か取っかかりが欲しいと悩んだ結果―

 

f:id:stgk:20181022073733j:plain

 

「他には? 電話レンジに関連することで気付いたこと、ある?」

 

するとダルが

 

 

f:id:stgk:20181022073935j:plain

 

「あ、そうだ――

 一度、こいつからすごい放電が起きたお」

 

 

f:id:stgk:20181022074023j:plain

 

ダルによれば昨日の昼、オカリンが中鉢博士の発表会に行ってる間ラボの開発室で2秒ほど放電現象が起こっていたというのです。

 

その際、電話レンジには専用の携帯を外して、ダル自身の携帯電話を繋いでいたという事も補足。

 

 

ただ、周りの話では中鉢の研究会は中止になった、ということだったはず。

それでもオカリンとまゆりは何らかの理由でラジ館に行った、とダルは言うのです。

 

 

一方、当のオカリンにはそんな記憶はないのですよね。

オカリンが見たものは

 

●中止されていない中鉢の研究会。オカリンも実際に参加。

●ラジ館8階で紅莉栖が倒れていた

 

この2点については特に揺るぎません。

言ってみればプレイヤー視点で見てきたものでもあります。

 

 

それでも周りと過去の事実が合わないのは一体どういうことなのか……

まあ…紅莉栖が今こうしてラボにいる時点でもう色々と合致していないのですけども。

 

 

f:id:stgk:20181022075450j:plain

 

 「そう言えばその時間、俺はダルにメールをした」

 

紅莉栖が刺されたことを綴ったあのメールのことですね。

あのメールには5日前の日付で送られていたという点と、何故か文面が3通分に分かれていた点、といった謎も残っています。

 

送信履歴に残っているはず、と確認してみるオカリンですが―

 

 

 

f:id:stgk:20181022075807j:plain

 

昼の1時前に送ったはずのメールが送信履歴から消えていた、という結果だけが残っていました。

放電現象が起こったのはちょうどその頃だ、とダル。

 

 

f:id:stgk:20181022080944j:plain

 

メールが消えた履歴を見て閃いたオカリン。

 

「俺が送ったメールの不可思議な現象と、放電が起きたことには、ずばり――

 なにか関係がある!」

 

そこで放電現象が起こった時の電話レンジの状態をダルに尋ねてみると

自分の携帯を繋いだ上でX68000でのレンジ操作が可能かどうか確かめていた

と、結構無茶な状態だったことも判明しますが、これについては後述で――

 

 

 

 

 

電話レンジ(仮)の秘密

 

 

f:id:stgk:20181022081236j:plain

 

「ただいまー。はふー、お腹すいたー」

 

と、そこにお腹を空かせたまゆりがからあげを持ってラボへとやってきます。

直後、玄関の靴が一足多いことに気づいて――

 

「あれれ? お客さん~?」

 

f:id:stgk:20181022081608j:plain

 

ここでまゆりは紅莉栖と初めての対面を果たします。

 

「まゆしぃです。よろしくねー」

 

初対面の紅莉栖にも満面の笑みで応えるまゆり。

 

 

f:id:stgk:20181022081830j:plain

 

「牧瀬です。ラボメンになったみたいです」

 

 

f:id:stgk:20181022082057j:plain

 

f:id:stgk:20181022082133j:plain

 

「えー? 本当? すごい。女の子のラボメンだー」

 

抱きつきからの両手握手、と全身で喜びを表しています。

これまで女子のラボメンはまゆりだけでしたし、よほど嬉しかったのでしょうね。

照れ気味の紅莉栖の表情も相俟って、微笑ましいシーンです。

 

 

f:id:stgk:20181022083647j:plain

 

ダルにX68000を使ってレンジで行っていた操作について詳しく尋ねるオカリン。

 

●電話レンジの遠隔操作用にメール着信設定の調整をしていた(メール受信時のモニタリング用)

●上記の調整を行いながら同時に電話レンジの120秒冷凍(温め)機能を使っていた

●冷凍機能はPCからでも起動できるように設定済み

 

 

改良点は、外からでも携帯でレンジ操作ができるようになったことと、X68000経由で冷凍(あたため)ができるようになったことの2点、という事でいいんでしょうか。

 

 

f:id:stgk:20181022090455j:plain

 

ひとまず調整後の電話レンジを試してみることに。

 

「まゆり、ジューシーからあげナンバーワンを電話レンジ(仮)の中へ!」

 

あ…これ、嫌な予感がする……

 

 

 

f:id:stgk:20181022090536j:plain

 

「みんなもからあげ食べる? 1個ずつならあげてもいいよー」

 

バナナと同じくまゆりが自腹で買ってきたジューシーからあげナンバーワンも、電話レンジ(仮)の餌食に……。

 

 

f:id:stgk:20181022090918j:plain

 

「そこに突っ立っている助手!」

「いつから私はあんたの助手になった!」

 

オカリンが紅莉栖のことをついに助手と呼び始めました。

作中頻出する事もあって、個人的には助手クリスティーナが一番しっくりきます。

その都度コロコロ呼び名が変わるのも、呼ばれる側としては中々疲れそうですが……

 

「いいから俺のメルアドになにかメールを送れ!」

あんたのメルアド知らないわよ、と返されたので已む無くダルに促します。

 

 

f:id:stgk:20181022091612j:plain

 

「あ、おう、えーと、なんて?」

「『クリスティーナはHENTAI』これで送れ!」

 

f:id:stgk:20181022091809j:plain

 

「HENTAI禁止って言っただろ!」

「じゃあ、間を取って『オカリンはHENTAI』で」

「橋田さん、グッジョブ」

 

君ら仲良しか!(笑)

 

 

f:id:stgk:20181022092213j:plain

 

「あ、もしかしてこのからあげも、実験してるのかな?」

 

メール送信で湧いてる空気を察してか、実験内容には疎いまゆりもその点に関しては気づいてしまったようです。

 

「そういうことだ」

 

 

f:id:stgk:20181022092604j:plain

 

「はいはーい、送信するおー」

 

 

f:id:stgk:20181022092710j:plain

 

と、まゆりがレンジのドアに手を――

 

「おい待て、開けるなまゆり!」

「ほよ?」

 

 

f:id:stgk:20181022092903j:plain

 

刹那、放電現象が!

「わわーっ!」

咄嗟にまゆりを庇って床に伏せるオカリン。

 

 

f:id:stgk:20181022093101j:plain

 

「放電してる!」

かなり豪快に起こっているようですが……大丈夫でしょうかこれ。

 

 

f:id:stgk:20181022093300j:plain

 

立ち込める煙の中、換気のために窓を開けるダル

ケガもなく、全員無事な事を確認し合います。

 

「ねえ、2秒どころかもっと長い時間、放電してなかった?」

と紅莉栖。

 

「ちょ、ちょっと、これ見て!」

 

 

f:id:stgk:20181022093723j:plain

 

PCと電話レンジを載せた机が中央から真っ二つに割れ、床に穴を開けてめり込んだ状態に。

重みで潰れたにしては、色々と不自然な状況ですが……それとも今の放電で何か別の現象が?

 

 

f:id:stgk:20181022095010j:plain

 

「……まゆ氏のからあげが、ひどいことになってる件について」

 

予感的中。むしろバナナの時より酷いことになってます。

 

 

f:id:stgk:20181022095259j:plain

 

「ああ、く、黒焦げだー、まゆしぃのからあげ……」

「ジューシーからあげナンバーワンは、偉大な実験の成功のため尊い犠牲となったのだ。冥福を祈ろうではないか」

 

まゆりにとっては散々ですね……。

 

 

f:id:stgk:20181022095646j:plain

 

ふと、携帯のメール画面に目がいったオカリン。

そういえば、送られたメールはどうなった?

その想いから、受信メールの一覧を一つ一つ確認してみると―

 

 

f:id:stgk:20181022100033j:plain

 

「オカリンはH」といったメールが。

受信日時は7月24日と5日前の日付になっています。

 

文面が中途半端なところで終わってますが、先程ダルが送信した「オカリンはHENTAI」の頭6文字だけが切り取られた結果でしょうか。

 

 

f:id:stgk:20181022100543j:plain

 

「フ、フハハ、フゥーハハハハ!」

鳳凰院凶真の高笑い。その表情は何かを確信したかのよう。

 

 

f:id:stgk:20181022101047j:plain

 

「すべてが繋がった。一連の出来事が意味する、唯一無二の答え

 この電話レンジ(仮)に隠された機能の真実、それが見えた……!

 直感というより、そう、これは確信ッ」

「……教えて。なんだって言うの?」

 

 

f:id:stgk:20181022101142j:plain

 

「溶けかけたからあげは冷凍状態に"戻った"

 房から千切られたバナナは房へと"戻った"

 メールは"過去"へと送られた」

 

 

f:id:stgk:20181022101510j:plain

 

「……まさか」

「その、まさかだ……!」

 

そう、それの意味するところ、それはつまり――

 

 

f:id:stgk:20181022101657j:plain

 

「この電話レンジ(仮)は――

 タイムマシンだ……!」

 

 

 

 

 

 

 

というわけでCHAPTER.1 これにて終了です。

ここまでで本作の主要人物はほぼ出揃ってはきたものの、まだまだキャラ同士の絡みは少ないですね。

 

次回以降の記事では、いかに重要な部分を拾いながら無駄な部分を排していくかが課題となりそうですが、振り返ってみれば

何処のシーンも重要で結局丁寧に書き過ぎてしまう

というオチが早くも見えてきています……いやはやどうなることやら。

 

 

次回はCHAPTER.2を進めて参ります。

それではまた―

 

(次回に続きます)