弥高山から見る雲海~中国山地にひろがる雲海のパノラマ風景~

中国地方でも有数の雲海の名所として有名な弥高山で雲海を見てきました。

目次

弥高山

岡山県と広島県の境に位置する「弥高山」は、標高654mの独立峰です。

弥高い(いやたかい)という意味から名づけられた弥高山は、ご飯を盛ったような山の姿から「飯(いい)の山」の別名で呼ばれることもあります。

「弥高山」の始まりは哺乳類が栄え、人類が出現して氷期と間氷期を繰り返していた第4紀更新世。

(更新世とは地質時代の区分の一つで、約258万年前から約1万年前までの期間をいいます。)

この時代、周囲の岩石より硬かった、この地は浸食に耐えて「浸食残丘(しんしょくざんきゅう)」として高原上に突出した形で残りました。

山の中腹「弥高山公園」として整備されていて、キャンプ場やバンガロー村・ロッジ等の施設があります。

眺望の開けた山頂付近で春には「つつじ」、秋には雲海が楽しめる名所としても有名です。

雲海

(訪問日 2011年11月)

訪問時は、登山道入り口の正面にある広場に車を駐車して山頂に向いました。

登山道は、整備された歩きやすい遊歩道です。

弥高山は かつては「48カ所巡り」でにぎわった、巡礼の山としての一面も持っていて、登山道には千手観音や大日如来など48体もの石仏が置かれています。

以前、霧が出た日に登山道を登ったことがあります。

その時は濃い霧の中に石仏が佇む、非日常的な雰囲気の漂う空間となっていました。

雲海が発生していれば、眺望のよい登山道からも山間に霧の満ちる光景を眺めることが出来ます。

そのため山頂に観覧客が多い場合でも、十分にスペースのある登山道から落ちついて雲海が観賞できます。

駐車場所から山頂までは、登山道をゆっくり歩いて十分ほど。

山頂付近は広く視界が開けているので、ダイナミックなパノラマ風景を見ることが出来ます。

(山頂の三角点)


中国山地の山々が、雲海に浮かぶ光景は壮観で幻想的です。

まとめ

中国山地の山並みに雲海が広がり山々の高所部が海に浮かぶ島々のように見える光景が、弥高山から見る雲海の特徴といえると思います。

また霧の少ない日でも周りの山々を見渡せるため、山並みのどこかで雲海が発生していればそれを眺められます。

おかげで何度か、条件の悪い中でも雲海を目にすることが出来ました。

基本情報

所在地 岡山県高梁市川上町高山

交通アクセス 備中高梁駅~国道313号~県道299号~県道77号経由で約27キロ

(以前ナビにしたがって弥高山に行った時、片側が崖になったかなり細い道を通った記憶があります。もしも不安な道に入った時は一度大きい道にでて、別の道を検討することも考えておいた方がよいかも知れません。)

料金 無料