洒水の滝 ~古くから知られた相模の国の名瀑~

「日本の滝百選」に選ばれている名瀑「洒水の滝」に行ってきました。

目次

洒水の滝(しゃすいのたき)の見所とアクセス

訪問日は「山北駅」からバスに乗り、バス停から散策路に入って「洒水の滝」へ向かいました。

山北駅

町の面積の多くを丹沢山地が占め「洒水の滝」や日本のダム湖百選の「丹沢湖」を擁する自然豊かな山北町観光の起点となる駅です。

駅前から出るバスは「洒水の滝」はじめとする名所に行くための交通手段になっています。

観光案内所

山北駅の前には、立派な観光案内所がありました。

中にはベンチやテーブル・トイレがあり山北駅から出発する旅の計画確認と調整もできる案内所です。

自販機が設置されている他、無料でミネラルウォーターが提供されているので喉の渇きもいやせます。

滝見散策道

「山北駅」からレトロな外観のバスに乗車して、バス停「平山」で下車。

運賃は100円。

横断歩道を渡り、滝見散策道へ向います。

手入れの行き届いた散策道は、歩きやすい歩行者専用路となっています。

川沿いの散策路を歩くこと数分。

右手に橋と大きな観光ゲートがみえてきます。

ゲートの向こうは、無料駐車場になっています。

(駐車場側から見たゲート)

無料駐車場にはトイレが設営されているので、ここで小休止をとるのもよいかも知れません。

最勝寺

ゲートをくぐらずまっすぐ進むと、最勝寺が見えてきます。

目指す「洒水の滝」は、実は最勝寺の境内にある修行の滝だということです。

最勝寺から「洒水の滝」までは約300m。

フォトスポット

散策道の途中に、石段が造られている場所があります。

その上にあるのは、木立の間に白く流れる「洒水の滝」が見える観瀑所です。

木立ちを前景にした、印象的な写真が撮れるフォトスポットにもなっています。

洒水の滝

散策道入口から約20分。

「日本の滝百選」に選ばれている名瀑「洒水の滝」が見えてきました。

滝の名になっている「洒水(しゃすい)」とは、密教用語で清浄を念じてそそぐ香水を指すそうです。

 雄大に流れる滝は三段からなり、観光客が下から仰ぎ見ているのは落差69mの一の滝です。

 二の滝(16m)、三の滝(29m)は上流部に流れていて、一般の観光客は見ることが出来ません。

古くから相模の国第一の滝として知られ「新編相模国風土記稿」では、「蛇水の滝」と記されているそうです。

「洒水の滝」は鎌倉時代の名僧文覚上人が荒行である百日間もの滝行を積んだ地としても有名で、滝の付近には文覚上人が安置したといわれる不動明王「穴不動」があります。

 

大雨の降った数日後の訪問だったので、水量はかなり多く観瀑場所からは見えない滝つぼにはねる水が水煙となっていました。

 滝そのものも、かなり迫力がありますが周辺の景観も特徴的で、滝前の岩壁から染み出す水が小滝となり幻想的な雰囲気を漂わせていました。

(滝前の橋は渡ることができません。)

「全国名水百選」に選ばれた名水

 酒匂川の支流、滝沢川から流れ落ちる「洒水の滝」の水は「全国名水百選」に選ばれている名水です。

滝前には、名水を汲める水取場が造られています。

水取り場の水量は豊富で、コンコンと清水が湧き出ていました。

水取り場では、持参した容器に水をくむことが出来ます。

自分は、ペットボトルの容器に水を汲ましていただきました。

洒水の滝祭り

 毎年、7月第4日曜日には「洒水の滝祭り」が行われています。

「洒水の滝祭り」では、洒水太鼓をはじめとする太鼓の競演、滝不動尊境内での火祭りが行われます。

火祭りの後御幣は無病息災のご利益があるといわれ人々は競って持ち帰るそうです。

まとめ

自分が訪れた時は雨後で水量が多く、迫力と同時に厳かな雰囲気も漂わせていました。

森閑とした場所に流れる名瀑ですが滝まで歩きやすい散策道が敷かれ、滝からそれほど離れていない位置に駐車場もあるので訪れやすい滝です。

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基本情報

所在地  神奈川県足柄上郡山北町平山

交通アクセス 「山北駅」から県道726号線経由、約2.5キロ。

料金 無料

訪問日 2018年10月 

地図