等覚院(川崎市) ~市街地のほど近くに建つツツジ咲き誇る花の寺~

東国花の百花寺に選ばれているつつじの名所、神木山「等覚院」に参拝してきました。

目次

神木山 等覚院

神奈川県川崎市にある神木山「等覚院」は、寺号を長徳寺という天台宗のお寺です。

御本尊は不動明王。

秘仏である薬師如来が合祀されています。

喘息や難病に霊験のある、お寺として有名です。

「神木」の地の縁起

等覚院の山号であり付近の地名にもなっている「神木」という名の縁起は古く、日本武尊、東征まで遡るといわれます。

その昔、日本武尊が東夷征伐におもむいたおり疲労し激しいのどの渇きを覚えました。

その時、たまたま鶴が舞い降りるのを見かけ、その場所に行ってみると冷泉が湧いていました。

その冷泉を飲み、疲労を癒し英気が漲った日本武尊は深く神助の霊水ならんと感じ入り一本の木を植えたといいます。

その木は代々ご神木と崇められ、後に智証大師円珍がそのご神木を以て不動明王尊を刻んだと伝わっています。

等覚院の景観

JR「武蔵溝ノ口駅」からバスに乗り約10分、「神木不動停留所」で下車をして等覚院に向かいました。

案内板に従い住宅街の道をしばらく歩くと、重厚な楼門の山門とその周りに鮮やかに咲き誇るツツジが見えてきました。

そのツツジのボリュームは想像以上。

別名「つつじ寺」とも呼ばれている等覚院の境内には、「霧島つつじ」や「ヤマツツジ」・「オオムラサキツツジ」・「平戸ツツジ」など多種のつつじが約2,000株も植えられているそうです。

しばらく山門周辺のつつじを眺めた後、本堂に参拝させていただき境内周辺を散策しました。

山門周辺

山門周辺には「霧島ツツジ」を中心とした数種のツツジが圧巻のボリュームで咲き誇っています。

参拝日の 山門周辺のツツジは、ほぼ満開でちょうど見頃を迎えていました。

特に、目の覚めるような鮮やかな花を旺盛に咲かせている「霧島ツツジ」が印象的です。

山門周辺のツツジはかなりの見応えで、辺りの空気がツツジの色に染まっているかのようでした。

枯山水庭園 

山門の脇には、小さな枯山水庭園がありました。

これだけのツツジを背景にした枯山水庭園は他の場所では、なかなか見られないと思います。

本堂周辺

本堂脇の斜面にも、一面にツツジが植えてありました。

「オオムラサキツツジ」・「ヤマツツジ」・「霧島ツツジ」・「平戸ツツジ」など様々な種類のツツジがぼちぼちと花を咲かせていました。

(ムラサキ色のツツジが「オオムラサキツツジ」、 赤い花をまばらに付けているのが「ヤマツツジ」。 上段で枝一杯に赤い花を咲かせているのが「霧島ツツジ」、白やピンクのグラデーションの花は「平戸ツツジ」だと思います。)

(本堂)

女坂

女坂は山門を通らず、参道から本堂前まで延びている緩やかな坂道です。

赤い花を付けているのが「ヤマツツジ」

紫の花は「オオムラサキツツジ」ではないでしょうか。

山門ほどではありませんが開花は結構進んでいて、女坂をあざやかに彩っていました。

参道沿い

参道沿いには「オオムラサキツツジ」を中心としたツツジ植えられています。

訪問日には上部の「ヤマツツジ」とその脇の「オオムラサキツツジ」は、ぼちぼち開花していましたが参道沿いのツツジはまだ開花していませんでした。

(参道入り口に掲示されていた標語。)

 

つつじの見頃

例年、ゴールデンウィーク前後が見ごろのようです。

参拝年は暖かい日が多く、ゴールデンウィーク前には見頃になっていました。

平均気温が高い年には、ゴールデンウィークより早い時期に開花が始まるようです。

まとめ

主要道路からも近い住宅街にある寺院で、これほどのボリュームのツツジが見られることに驚きました。

特に、山門周辺の「霧島つつじ」はかなりの見応えでした。

参拝日は人が多かったですが寺にまつわる縁起も古く、霊験も伝えられているお寺なので、観光客の多いつつじの時期をはずして静かに参拝するのもいいと思います。

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基本情報

所在地

神奈川県川崎市宮前区神木本町1丁目8−1

交通アクセス

JR・東急線「溝口駅」南口から市営バス溝15~19系統「神木本町」下車、徒歩10分、JR・小田急線「登戸駅」から市営バス登05系統「神木不動」下車、徒歩5分

料金

無料

訪問日

2018年4月

地図