「シェンムー I & II」 をプレイ/「シェンムー I」篇(9)

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商品情報:シェンムー I & II

対応機種:Playstation4

販売:セガ

発売日:2018年11月22日

価格:通常版:4,000円(税別)

   限定版:6,000円(税別)

限定版仕様:特製パッケージ封入

「シェンムー I & II サウンドコレクション」CD2枚組同梱

 

 

 

「シェンムー I & II」をプレイ第9回となります。

前の記事

 

www.banshu-doukoukai.com

 

今回は「シェンムー I」篇の第9回。

 

 

生前、巌は骨董屋に何かを預けていたらしい―

 

稲さんの話を頼りにドブ板の骨董文化堂を訪ねてみた涼は、店主から刀の鍔を受け取る。

芭月家の跡取りが18歳になった際に代々受け継がれていく品であるといわれており、これを受け取ることは同時に、涼が巌の意志を継いだという瞬間でもあった。

 

そしてこの刀の鍔が、芭月家の道場に隠されていた地下室を発見する手掛かりとなった。

 

芭月家の何処かにあるといわれている鳳凰の鏡―

もしかして、この奥に眠っているのだろうか?

 

 

 

 

1986年12月20日(土) 芭月家地下

 

 

 

はしごを降り、芭月家の地下へとやってきた涼。

地下周辺の様子は一寸先は闇、とばかりに暗がりで前方の様子もよく分かりません。

 

「明かりが無いとダメか…」

 

 

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というわけで、ここではアイテムウィンドウから懐中電灯を使用することで先に進めるようになります。

(※懐中電灯は芭月家の玄関脇の棚の中から入手、もしくはトマトマートにて500円で購入することで入手可能です)

 

 

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懐中電灯を使って明かりが灯った事で、先へと進むことができるようになります。

芭月家地下は地下迷宮といった大層な造りにはなっておらず、正面に真直ぐ伸びた一本の通路のみ。

道なりに進むだけで迷うことなく、最深部へと辿り着けます。

 

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途中で左に折れた通路の角を曲がった先には小さな部屋が1つ。

どうやらここで行き止まりのようですが部屋の中には棚をはじめ、何やら色々と置かれています。

ひとまずは、それらを1つ1つ調べてみることに。

 

 

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まず向かって左手の棚には勇猛な姿の鷹の置物を確認。

 

「タカは飢えるとも、穂をつまず

 どんなに貧しくても不正には手をそめるな、と親父が言ってたな」

 

そんなことを一人ごちる涼。父の立派な教えによるところなのでしょうね。

こういう諺をゲーム内で色々聞けるのはタメになり、素敵な部分だなと感心してしまいます。

  

 

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向かって右手の棚には蓬莱百薬(ホウライビャクヤク)といった薬の小瓶や…

 

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鎧通(よろいどおし)技書などが置かれています。

特に上記は使用する事でバトルパートでの技が1つ増える技書だったりするので見逃せません。

 

 

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室内は暗くて見えにくいですが、あちこちに燭台使いかけのロウソクの跡が残っており、これらに対してマッチロウソク(どちらも消耗品)を使用することで明かりをつけることができます。

 

 

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部屋隅の赤い木箱の中には、巌が使ってたと思われる胴着と古い写真を発見。

 

 

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若い頃の父、巌と…その隣に立つもう1人の男性。

ここまでの流れからみると、隣に写る人物は巌と共謀して鏡を持ち出したという人物でしょうか?

ツーショットで写している辺り、きっと二人は仲が良かったのでしょうね。

 

 

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何の植物なのかは不明ながら、長い間放置されていたにも関わらず瑞々しさを失わないという不思議な白い葉を発見。

 

今のところ用途は全く分かりませんが、とりあえず拾っておくことに。

入手可能ということは、恐らく後々意味が出てくるものなのでしょう。

 

 

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他にも、と書かれた何かお守りのようなものや文鎮と思しき置物など、ここで誰かが生活していたのでは、といった推測が可能な道具が色々と見つかります。

 

しかし、今のところ鳳凰の鏡の在り処のヒントとなりそうなものはありません。

まだ調べていないところは…

 

 

 

 

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部屋の隅に設置された鏡台を調べていた際、鏡に映った背後の棚に何かお札のようなものが貼られているのを発見。

 

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字体が日本のものとは少々雰囲気が異なるお札です。 

このお札の書体を見てると筆者はキョンシー*を思い出します。

 

*漢字での表記は(きょうし)。

 日本では一般的に広東語の読みに倣ってキョンシーとして親しまれています)

 

キョンシーといえば80年代に流行した中国版ゾンビとも言われる存在で、日本でも香港や台湾発のキョンシーを題材にした映画/TVドラマ作品がそのブームの火付けとなりましたが、劇中では道士がキョンシーを制御するために額に貼っていましたっけ。

 

 

 

 

と、脱線してしまいましたがとにかくこのお札、ただ棚に貼ってあるだけでアイテムとして入手とかそういったことは出来ないようです。

涼の呟きどおり「何かの印」といったくらいの意味合いしかないのでしょうか。

 

 

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お札が貼られた棚の反対側も気になって調べてみると…、何やら棚を引き摺ったと思しき跡が見つかりました。

わざわざ動かした形跡がある、ってことは…この裏側に何かを隠してある?

 

 

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引き摺った後を手掛かりに、お札付きの棚を元々の場所にあったと思しき位置へ。

 

 

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露わになった壁、その下の方に不自然に色が異なる箇所が…。

叩き比べてみると、色の違う部分のみ奥が空洞になっているようです。

何か隠されていそうですが… ここを崩せそうな道具が何処かにないものか…?

 

 

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都合よく部屋の入り口にオノが立てかけてありました。

これがあれば崩せそう!

 

 

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勢いを付けて一撃、二撃…と打ち込むことで色の異なる箇所はガラガラと崩れていきました。

そしてその中には―

 

 

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雪輪に二つ星に一つ剣―

芭月家の家紋が彫られた扉が露わに。

 

 

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人が入れるスペースではなく何かを収納するための空間といった造りで、その中には小さな木箱が収められていました。

なんとなく想像はつきますがこの箱の大きさから言って、中に何か入っているとすれば…

 

 

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想像通り、ありました! ついに見つけました。

これこそが鳳凰の鏡、鳳凰鏡のようです。

 

こんなところにここまで大掛かりなことをして隠していたのですね…。

陳大人貴章「二枚の鏡が藍帝の手に渡れば大変なことになる」と言っていただけに、相当厳重に隠す必要があったのでしょう。

 

 

目的の鏡はついに見つけました。

さて、とりあえず地上に出てこの鏡をどうするか考えなくては―

 

 

 

 

 

 

1986年12月20日(土) 芭月家道場

 

 

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芭月家の地下で発見した鳳凰鏡

ひとまず福さんにも見せてみて、反応を伺って(?)みます。

 

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当の涼はその鏡をじっくり眺めてみることで、こんな感想を漏らします。

「ひき込まれるような気がする…」

 

 

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その反応を見て福さんは―

「りょ、涼さん…やめてくださいよ…

 これ、まさか、のろいの鏡じゃ…」

 

ぱっと見はただの鏡なのでしょうけどその背景が色々と曰く付きである分、一般的な視点では確かに少し得体がしれない品であるのも確かです。

福さんのような反応は無理もありません。

 

 

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「なんか感じるんだ…

 うまく言えないが…」

「ほらー、そういうのが一番あぶないんですって」

 

 

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「福さん、マジメに聞いてくれ」

 

そうして、一人で考えたいと道場を後にする涼。

福さんとしては純粋に涼のことを心配しているのでしょうけどね…。

 

ううん、涼は完全に鏡に魅入られてますね。(汗

藍帝に対しての因縁を抜きにしても、涼にとってこの鏡はなんだか特別なものに感じていると言うところなのでしょうか。

 

 

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ひとまず鏡を手に入れたことを陳大人に報告しないわけにはいきません。

アポを取るために面倒ながら、電話番号直接入力 → 合言葉 の下りを電話で再びやることになります。

 

(ここで判明したことなのですが、前回記事で合言葉でのやり取りは「貴章がやっていたのでしょう」とか思いっきり書いてしまいましたが、どうやら担当者がいたようです。)

 

電話口の担当者から貴章へと繋いでもらい、鏡が見つかったことを報告。

前回と同じように第8倉庫で会う約束をつけました。

 

鏡の捜索に結構時間を使ってしまったため既に日が暮れかけてはいますが、ギリギリ間に合いそうなのでこのまま横須賀港へと向かいます。

 

 

 

 

 

1986年12月20日(土) 横須賀港第8倉庫

 

  

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ドブ板からバスに乗り、再び横須賀港の旧倉庫街へと向かいます。

 

前回は夜を待って忍び込む必要があった旧倉庫街ですが、今回からは警備員に話しかけることで堂々と入る事ができます。

ここの潜入パートはほんと苦戦しましたからね…この処置はありがたいです。

 

 

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再会した陳大人に早速鳳凰鏡を見せる涼。

 

「これが鳳凰鏡……

 まさしく、幻のとうが緑石*

  

*挑河(とうが)緑石。中国で幻の石と言われる希少な材質)

 

 

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藍帝が何故龍鏡だけを奪って行ったのかを疑問に思っていた涼は、そのことを陳に尋ねてみますが、恐らくは巌が鏡を二枚とも持っていたことを知らなかったのだろうという回答を得られました。

 

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そして、藍帝はこの2枚の鏡を集めて何をしようとしているのか?

鏡を狙う理由― その核心に迫る質問に対する陳の回答は―

 

「…かつて朱元達が、

 私に語ってくれた…

 龍と鳳凰が出会いしとき、

 天と地の扉が開かれ

 蚩尤(しゆう)が大地によみがえるという…」

 

 

蚩尤― 以前の記事でも少し触れましたが、この世のすべてを食らいつくすという、中国の伝説の怪物の名です。 

 

伝説の中での存在といったものなのでしょうが、例えとして使われている以上とにかく何か恐ろしいことが起こるという預言であるとも言えますね。

 

 

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決して鏡を手放してはならない―

陳大人からはそう注意を受けました。

 

「見つかったら、お前の命はないということだ」

まるで脅しかけるような言い方で貴章も注意を促しますが―

と、その時―

 

 

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「クケエ! クケッ」

突如、〇ョコボの鳴き声のような奇声があがると共にどこからともなく闖入者が現れ、鏡を奪われてしまいました!

 

 

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そうして鏡を奪った後、高く跳躍してリフトの上へと着地した闖入者。

あ、この風貌…、前に桜ヶ丘での涼と貴章の会話を盗み聞きしてたあの人物ですね。

 

「鏡、2枚。藍帝様、喜ぶ…」

 

発言から察するに藍帝の手先のようです。

これはまずい状況…。このまま逃げられてはせっかく手に入れた鳳凰鏡藍帝の手に渡ってしまいます。ここはなんとしても阻止せねば。

 

 

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急いで近くの階段から後を追おうと試みる貴章でしたが、の視線を追ったことで何かに気づいた様子。

 

「そうか!

 芭月、そのボタンを押せ!」

 

貴章が指さす先にあるのは…電源パネル

 

 

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ともかく咄嗟にパネルに手をかける涼。

ここで急にQTEが入って焦りますが、入力箇所は1つなので落ち着いて入力すれば問題なく突破できます。

 

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鈍い音を立てながら作動を始めたリフト。

それに慌ててバランスを失いリフトの上から鏡を落とす闖入者と、落としたそれをすかさず拾い上げる涼。

ナイスキャッチ! 鳳凰鏡、なんとか死守することができました。

 

 

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「お、覚えてろ! クケッ」

 

鏡の奪取を目的としていた闖入者でしたが一連の逆転劇でさすがに分が悪くなったのか、素直に諦めて逃げ去っていきました。

どうにかこの場は凌げたようですが…

 

 

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「マッドエンジェルスの

 手先でしょうか」

 

マッドエンジェルス…聞きなれない名前が出てきましたが、貴章によると我々と対立関係にある薄汚い連中であるといいます。

しかし陳によれば「あれは蚩尤門の息のかかった奴だろう」との事。

 

 

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マッドエンジェルスと蚩尤門は繋がっており、藍帝を手引きしたのは恐らくマッドエンジェルスなのだろうというのが陳の推察。

 

涼はマッドエンジェルスを追えば藍帝に近づけるのではという期待を持つ一方で陳は、恐らく藍帝は既に香港に渡って日本にはいないだろう、と返します。

 

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「お願いがあります。

 行かせてください、香港へ」

 

そう陳に頼み込む涼。

 

今は鳳凰鏡を死守することこそが最良であろう事は、涼本人もきっと頭では分かっているはず。

それでも藍帝を追いかけたい気持ちが強いのは巌の仇敵を討つ一念と同時に、危険を避けて通れないという芭月家の血によるものなのでしょうか。

 

 

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「やめろ、お前では

 藍帝には勝てない」

 

貴章からもハッキリと言われました。

涼も一度戦っている以上、それはきっと身をもって分かっている事でしょう。

 

 

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「俺は、親父の仇を

 討ちたいんだ!」

「ふっ…ご立派なことだな。

 だが、お前に勝ち目はないぞ」

 

このやり取りだけ見ていても、ここは貴章の方が大人な対応で冷静ですね。

 

そういえば…貴章って何歳くらいなのでしょう? 個人的予想では涼よりは年上、という印象ですが…?

 

そう思い立って調べてみたところ、Shenmue I登場時点で貴章は30歳という設定とのこと。同作中、涼は18歳なので12歳上ということになりますか。

 

 

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「もし目の前でこの人が殺されても、

 黙っているのか!?」

 

陳大人貴章の二人については親子という関係のようです。

 

涼の気持ちは分かります。

分かりますが…藍帝を討つということは彼一人のみが相手というわけではなく、彼が属する組織全体をも相手にすることを意味することになるわけです。

 

陳達もある程度の数の協力者はいるのでしょうけど、藍帝ほどの規模は恐らく持ち合わせてはいないでしょう。

蚩尤門という集団を相手にそのまま殴り込むのは余りにも無謀です。

 

 

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「悪いが、協力はできない。

 行くぞ、貴章」

 

陳大人も涼の香港行きに関しては協力を拒みます。

涼は食い下がりますが―

 

 

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「命を粗末にするものではない」

 

最後に一言そう残し、二人は涼の前から去っていきました。

 

 

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手掛かりを得れば得るほど、その度涼の掌からするりと抜けていく仇敵への足跡―

このまま、藍帝に近づく道は再び閉ざされてしまうのでしょうか―?

 

 

 

 

 

といったところで、今回の記事はここまでとなります。

 

 

鳳凰鏡は無事見つけることができた一方で、藍帝は既に香港に向かった後だろうという事で中々再会が果たせませんが、少しずつながら彼の許へは近づけているはずです。

 

香港行きへの協力は拒まれてしまいましたが、こんなことで諦める涼ではないでしょうね。香港へと向かう方法を巡って、この先涼は果たしてどんな行動に出るのでしょうか?

 

 

それではまた次回。

(次回に続きます)