「シャイニング & ザ・ダクネス」

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商品情報:シャイニング & ザ・ダクネス

対応機種:メガドライブ

販売:セガ

開発:クライマックス

発売日:1991年3月29日

 

 

 

 

 

セガ&クライマックスのタッグが贈る

シャイニングシリーズ記念すべき第1作目

 

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「シャイニング&ザ・ダクネス」(以下ダクネス)はメガドライブ用のオリジナルRPGタイトル。

開発は本作以降、メガドライブにて「シャイニングフォース」2作や「ランドストーカー -皇帝の財宝-」を手掛けるクライマックス。

 

現在も人気シリーズとして続く「シャイニング」シリーズの記念すべき1作目という位置づけの作品だ。

 

 

 

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「シャイニングフォース」シリーズとは違い、本作「ダクネス」は3Dダンジョン形式のロールプレイングゲームとなっており、戦闘パートでは和製RPGライクなターン形式のコマンド入力型バトルを採用。

 

それまでオリジナルのアクションやシューティングタイトルに加え、アーケードゲーム、PCゲームの移植作品が多かったメガドライブに新たにオリジナルRPGというジャンルを開拓させるべく生まれたのが本作と言われている。

 

 

 

 

 

玉木美考氏の力強いタッチと美麗なドットグラフィックが織りなす王道ファンタジーの世界観

 

 

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作中の舞台となるストームサング国ではエルフ、ホビット、ドワーフ、半獣半人のハーフリングなど多彩な種族が一堂に会しており、王道ファンタジーのファンにとっては非常に馴染み深い世界観を演出している。

 

玉木美考氏がキャラクターデザインを手掛ける本作のデザインは次作の「シャイニングフォース 神々の遺産」や「ランドストーカー -皇帝の財宝-」でも好評を博した。

 

 

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そして氏のタッチは作中の美麗なドットグラフィックにも表れており、随所で力強さと迫力を感じさせるビジュアルも本作のウリの1つだ。

 

ダンジョン移動時の滑らかなスクロール、挿入されるカットシーンや戦闘パートでの敵キャラのアニメーションなど、あらゆる場面で作中に活き活きとした彩りが感じられる。

 

サウンド面も城、ダンジョンでは勇壮な、町では軽快な馴染みやすい楽曲揃い。

クラシカルで哀愁味を帯びたダンジョンBGMは特に必聴だ。

 

 

 

 

 

国王の依頼で行方不明のクレア王女捜索のため

いにしえの神殿へと挑む

 

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プレイヤーはストームサング国の勇敢な騎士モトレードの息子となり、国王の命で行方不明の王女クレアの捜索のため、手がかりを求めていにしえの神殿へと挑むことになる。

 

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ゲームは城、町、神殿の3つのエリアを往復しつつ進行していく。

いずれの区域も各エリアから出た際に切り替わるワールドマップ画面を介して瞬時に移動可能だ。

 

 

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本作のゲーム進行の大部分は、目的に沿っての神殿内部探索が中心となる。

 

神殿内で重要アイテム取得やボス撃破などのイベントを経て、町や城に戻り情報を集め、新たに解放される神殿の区域を舞台に再び奥深くに挑む―

といった繰り返しで進行していく。

 

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道中に登場するモンスターを倒しながら少しずつレベルアップを図り、集めた金貨は町に戻った際の装備品や道具の購入に利用、とごくごく典型的なJRPGスタイルを踏襲。

 

 

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また各商店では時々掘り出し物が入荷していることもあり、このシステムによって目玉商品が入っていないか確認のために店に立ち寄るといった楽しみが生まれている。

 

掘り出し物としてのみ購入できる希少な装備品が多いので、武器屋、防具屋は特に重点的に立ち寄ってみよう。

 

 

 

 

少しずつ展開して行くダンジョン攻略の程よい緊張感と

レベリングによる成長バランスの良さが光る

 

 

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神殿は進行状況に応じて少しずつ踏破可能なエリアが拡張されていく仕組みだが、全編を通すと非常に広大。

 

システム、ビジュアルの両面で古典的な3Dダンジョン構造となっているため、ダンジョン内では階層ごとに同じような景色が続き方向感覚をつかみにくいが、時々床に佇む水たまり、壁に設置される松明などが道標となるだろう。

 

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アイテムや魔法による簡易マップ表示こそあるものの、無制限で利用可能なオートマップ機能や、移動中の方角表示といった今風の便利なものは本作には備わっていない。

 

外部の攻略情報に頼らず、手書きマッピングプレイといったアナログ的な楽しみ方も味わい深いものがある。じっくりマイペースで攻略を進めたい方にはこちらのプレイスタイルもオススメ。

 

 

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一方でモンスターに関しては、全編通してややエンカウントが多めなのが気になるところではあるが、自分より低レベルのモンスター出現を抑える魔法も習得できるため上手く活用することで緩和可能だ。

 

 

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幸いレベルアップや装備更新によるプレイヤーサイドの成長バランスに関しては良好で、一戦交えた際に少し手強いなと感じたモンスターでもこの辺りを見直すだけでガラッと印象が変わることも。

 

 

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力押しが効きにくいと感じた階層では現在レベル、もしくは装備のどちらかを見直してから再度挑んでみよう。

 

なお、一度に持てるアイテムは装備中のものを含めて1人8個までと中々シビア。

このため、あれもこれもと考えなしに持ち歩くことはできないが、比較的重要そうなアイテムでも各商店に売却することで一時的な形で預けておくことが可能なので、必要に応じて活用してみよう。

 

(※一度売却したアイテムは再び必要になった時には掘出し物として買い直す必要があるので要注意)

 

 

 

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本作では所持金を預ける銀行のような施設が存在しない代わりに、所持可能な金貨の最大額には相当に余裕がある。

 

 

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しかしその一方で、パーティー全滅時には町に戻されると同時に所持金が半分になるといった手痛いペナルティが課せられ、これがダンジョン攻略における緊張感を生むことに貢献している。

万一を考え、大金を所持した状態でうっかり全滅するのは避けたいところだ。

 

 

 

 

 

 

エルフのマーリンとホビットのビルボ

頼もしい仲間を連れての3人旅が始まる

 

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序盤の進行中アイテムを見つけてそれを国王に見せることで、仲間を集めて迷宮を捜索するように命じられるが、このイベント発生後に主人公の友人2名を仲間にする機会が訪れる。

 

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強力な攻撃魔法を得意とするエルフのマーリンと、ホビットの聖職者ビルボ。

以降、本編はこの2人を引き連れての3人旅となり、それに伴って戦闘もより賑やかなものへとなっていく。

 

 

 

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マーリンが得意とする攻撃魔法の数々。

炎魔法のブレイズ、氷結魔法のフリーズなどシャイニングシリーズを通してお馴染みの魔法も本作から登場しており、それら1つ1つの派手な演出も本作に端を発する。

魔法によってはレベルが設けられているものもあり、これらは1ターン毎に威力を自由に選択して使用することができる。MP残量や相手に合わせて上手く使って行こう。

 

 

 

 

 

良好なゲームバランスと分り易いゲームルール

3DダンジョンRPGとしての完成度は申し分ない一作

 

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「シャイニング&ザ・ダクネス」のウリは前述通りの秀逸なドットグラフィックと、王道ファンタジーの魅力的な世界観。

そして和製RPGを好むプレイヤーにとって親しみ易く、とっつき易いゲームシステム&ゲームバランスにある。

 

全編3Dダンジョン形式を採用している面で若干人を選ぶ部分もあるが、それを払拭するべくデザインされた遊び易さと各所での目を見張る演出は注目点。

 

 

 

クライマックスが手掛ける「シャイニングフォース」シリーズを好むプレイヤーなれば、本作を触らない手はない。

特にメガドライブにおいては、貴重な手堅い作りの王道ファンタジーRPG作品だ。

  

後にヒット作シリーズとなる「シャイニングフォース」の前身という意味でも注目の一本。シリーズの歴史を知る上でも興味がある方は是非触れてみて欲しい。

 

 

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