日引の棚田(ひびきのたなだ)~内浦湾を望む風光明媚な「棚田百選」~

福井県大飯郡にある「日本の棚田百選」のひとつ「日引の棚田」に行ってきました。

アクセス

県道772号から高浜線・県道21号を左折して数分車を走らせると、「日本の棚田百選」に選ばれている「日引の棚田」がある日引地区の集落が見えてきます。

「日引の棚田」を横目に、県道21号を数百メートル進んだ集落上部に設置されている案内板の前のスペースに車を停めて棚田と集落をめぐりました。

 (集落の下手にある漁港には有料駐車場がありました。 滞在時間が長くなるようならそちらに車を停めた方がよいかもしれません。)

近隣交通機関からは

「舞鶴若狭自動車道」大飯高浜料金所から県道16号 、国道27号、ハマナスロード/県道149号、県道21号 経由で約20 km

JR「松尾寺駅」から府道772号 と 県道21号 経由で約10.9 km

日引の棚田

穏やかなリアス式海岸の「内浦湾(うちうらわん)」に面した斜面に、200枚ほどの水田が造られている「日引の棚田」は、農林水産省が選定した「日本の棚田百選」のひとつです。

棚田がある福井県の高浜町日引地区は若狭富士と呼ばれる名山「青葉山」を背後に、棚田から漁村そして海へと続く風光明媚な景観が形成されています。

日引地区の景観

棚田は内浦湾に迫る山の麓になだらかに続き、その先には漁村と漁港が見えます。

水田地帯の面積はそう広くなく、集落の上部に通る県道21号からも一望できました。

棚田の下部には漁村と漁港そして穏やかな海が広がり、集落が開かれた時代からそれほど変化していないのではないかと思える懐かしい景観が維持されています。

(海の向こうに見える「高浜原発」が少し気になりますが…そこはまあ、フォーカスをはずしましょう。)

海で漁をして棚田で米を栽培し背後の山から山の幸を採集すれば、この規模の集落なら今の時代でも半漁半農の自給自足が出来そうな気がします。

(棚田には水田地帯にしては広めの道が付けられ、散策もしやすくなっています。)

(中には米を作っていない棚田もありましたが、きちんと草が刈られ、そうでないところは畑になっていたりしていて荒れた土地は少ないように思えました。)

集落

集落には神社やお寺、海の幸が食べられる旅館もあります。

集落の行事や冠婚葬祭など、昔ながらの生活様式をほぼ維持できる施設が残っているのではないかと思える集落です。

日引漁港

日引漁港の施設は結構新しく、港内はほぼコンクリート敷設されています。

港内には有料の駐車場の他、トイレもありました。

 漁港の水はかなり綺麗で、泳いでいる魚の姿も見ることが出来ました。

恵良岬展望台

「日引の棚田」をすぎて高浜線・県道21号をほんの数百メートル進むと、楼閣風の展望台と駐車場が造られている「恵良岬展望台 」に着きます。

展望台周辺からは内浦湾が一望でき、朝日も望むことができました。

(養殖場造成の時に使われた浮消波堤の係留鎖が展示されています。)

まとめ

集落の上部に位置する棚田は、洪水防止の役割も持っているそうです。

「日引の棚田」では、長い営みの中で自然と調和しつつ形成された、半農、半漁の漁村風景を凝縮した景観が見られます。

基本情報

所在地

福井県大飯郡高浜町日引

交通アクセス

「舞鶴若狭自動車道」大飯高浜料金所から県道16号 、国道27号、ハマナスロード/県道149号、県道21号 経由で約20 km

JR「東舞鶴駅」から府道51号 、国道27号、府道772号、県道21号 経由で約15.1 km

JR「松尾寺駅」から府道772号 と 県道21号 経由で約10.9 km

料金

無料

訪問日

2019年6月

地図