観音滝(江津市)~迫力と優美さを兼ね備えた島根県の名瀑~

断魚渓観音滝県立自然公園の中に流れる「観音滝」に行ってきました。

アクセス

訪問日は、県道295号を経由して車で訪れました。

国道261号から江の川を渡り、県道295号を経由して観音滝の駐車場に到着。

駐車場

アスファルトで舗装された駐車場には、普通車10台前後が停められる広さがあります。

(駐車場にはトイレも敷設されています。 

滝見道に入る前に一応此処でトイレ休憩をとっておいた方がよいと思います。)

近隣交通機関からは

JR「浅利駅」から国道261号、県道295号を経由して約26.7 km

JR「江津駅」から国道261号、県道295号を経由して約31.2 km

浜田自動車道大朝ICから浜田自動車道、原山雲海ロード/県道327号、県道297号、国道261号、県道295号を経由して約38.6 km

観音滝(断魚渓観音滝県立自然公園)

観音滝は鹿賀谷川の上流、邑南町(旧石見町)との境界にある断魚渓観音滝県立自然公園の中に流れる滝です。

高低差約50メートルの瀑布で江の川の支流鹿賀谷川が、石英斑岩質安山岩の大岩壁に水を落としています。

観音滝の由来

(案内板抜粋)

江戸時代の中期、享保年間(一七一六年~一七三五年)、鹿賀谷の長者、山本という老人が、上流の渕の石の上で休み、その上にタバコ入れのドウランを忘れて帰った。
その老人は、それを思い出して取りに行ったところ、子牛の頭くらいの竜が角にドウランをかけ、振り回しているのを見た。
人に姿を見られた竜は、渕深く姿を消した。 
それ以来、その渕を「べべの子(子牛の方言)渕」というようになった。
ところが、それからというものは、姿を見られた竜が怒り、夜な夜な山本老人の屋敷付近に出て、田畑を荒らし回った。
それを恐れた山本老人は、現在の観音滝のほとりに観音様を安置して、竜神の怒りを鎮めた。
以来、この滝を観音滝というようになった。
今でも、駐車場近くの民家の左上に、山本屋敷跡と、墓地が残されている。
水飢饉の時、藁で竜神を作り、それを滝壺に投げ込むと、必ず雨が降り、お供物もきれいになくなったという。
また、ある時、この話を馬鹿にした木こりが、滝のそばにあるカシの大木を伐り倒したところ、その妻が、得体の知れない熱病におかされたという話がある。

古老は、この滝壺に棲む竜は、観音滝より上流五〇〇米にある、「べべの子渕」を、毎日往復していると語っている。

※本文、桜江町誌下巻第五編第四章口頭伝承「観音滝とベベノコ渕」より引用

滝見道

駐車場から観音滝までは、渓流の脇に延びる滝見道を歩いていきます。

滝までの距離は約500m。

美しい自然に囲まれた滝見道の起伏は少なく、歩きやすい道になっていました。

滝の景観

滝見道入り口から数分で、英斑岩質安山岩の大岩壁を3段になって流れる「観音滝」が見えてきます。

滝の傍らには祠がお祀りされています。

滝の流れる岩壁の幅は約8m。

高さは約50m。

滝の水は綺麗で水量も豊か。

広い滝壺は、そのまま渓流につながっています。

見上げるような大岩壁からは重厚な迫力を。

滑るように流れる滝からは優美さを感じさせる島根県下有数の名瀑です。

滝の前には河原があり、そこから間近で滝を鑑賞できます。

(増水時は中段を越え一気に50mの断崖を流れる、豪壮な景観になるそうです。)

まとめ

火山岩でできた明るい色の大岩壁を流れる観音滝は荘厳さと優美さを兼ね備えた、かなり魅力的な滝です。

周囲は開けていて鑑賞環境も良いので、落ち着いて滝を鑑賞できます。

基本情報

所在地

島根県江津市桜江町鹿賀

交通アクセス

JR「江津駅」から国道261号、県道295号を経由して約31.2 km

浜田自動車道「大朝IC」から浜田自動車道、原山雲海ロード/県道327号、県道297号、国道261号、県道295号を経由して約38.6 km

料金

無料

訪問日

2019年7月

地図