天覧山 ~首都圏の低山登山の定番~

埼玉県飯能市にある天覧山(てんらんざん)に登ってきました。

アクセス

訪問時は、駅からバスに乗ってに向かいました。

西武池袋線「飯能駅」北口から、国際興業バス名栗方面(中沢・間野黒指・西武飯能日高)行きに乗車し「飯能市中央公園」近くのバス停「天覧山下」で下車 。

「飯能市中央公園」から道路を渡って、すぐの場所に「天覧山」登山道入り口があります。

駐車場所

「飯能中央公園」と隣接する「飯能市市民会館」に、無料駐車場があります。

100台以上が駐車できるようです。

ただし市民会館で催し物がある際は、市民会館利用者専用となる場合もあります。

「市民会館駐車場」の利用時間は、8時00分~21時30分。

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始の閉館日は18時00分です。

(「飯能中央公園」のバス停近くには、立派なトイレも整備されています。)

近隣交通機関からは

(「天覧山下」バス停まで)

JR八高線「東飯能駅」から、県道28号経由で約1.8km

 西武池袋線「飯能駅」から、県道28号経由で約1.5 km

天覧山(てんらんざん)

天覧山は、飯能の市街地の北西部に位置する海抜195mの山です。

山麓にある「能仁寺」で愛宕権現をお祀りしていたので、愛宕山と呼ばれていました。

 それが江戸時代に五代将軍綱吉の病気平癒のお礼に、生母桂昌院が十六羅漢の石仏を奉納し、羅漢山と呼ばれるようになります。

そして明治時代の1883年(明治16年)4月18日に、山麓で行なわれた近衛兵春季小演習を明治天皇が山頂から統監したため、現在呼ばれている天覧山といわれるようになりました。

1922年(大正11年)に埼玉県で第一号の名勝に指定されました。

気軽に登れる身近なハイキングスポット

「天覧山」の標高は197m程で山頂までは歩きやすい散策道が整備されているため、市民のウォーキングコースや手頃なハイキングコースとして人気があります。

 登山道入り口から、山頂までは20分程で到着します。

もう少し歩きたい方は山頂から足を延ばせば、古くから霊山と崇められてきたといわれる「多峯主山(とおのすやま)」にも上ることが出来ます。

「多峯主山」の標高は271m。

「天覧山」から「多峯主山」までは40~50分の距離です。

また飯能市を舞台にした漫画「ヤマノススメ」で、作中に何度か登場することから近年では同作品のファンが訪れることも多くなっているようです。

観光コースにも組み入れやすい山です。

山頂まで時間がかからず体力をそれほど使わないため、観光コースにも入れやすい場所です。

「天覧山」の麓には名刹といわれる「能仁寺」。

www.banshu-doukoukai.com

さらに市街地に降りると、ライトアップが行われている「割岩橋」などがあります。

散策記

登山道

登山道入り口から10分程歩くと、「天覧山」の中段に到着します。

広場になっている中段には、ウッドチップが敷き詰められ東屋やトイレが整備されていました。

(ここから先の散策道に、トイレはなかったと思います。

「天覧山」山頂から「多峯主山」に足を延ばす方は、念のためここでトイレ休憩をとっておいた方がいいかもしれません。)

自分は気付けませんでしたが、東屋には漫画「ヤマノススメ」の交流ノートも置かれているそうです。

中段を過ぎると、岩場を通って山頂に向かうコースと、森林を抜けて山頂に向かうコースの分岐に差し掛かります。

訪問日は登りに岩場コースを、下山に森林コースを歩きました。

岩場コース

岩場コースには、徳川5代将軍「綱吉」の時に寄進された十六羅漢像があります。

羅漢像を抜けると、街が見渡せる岩場に出ます。

眺望が良い、山頂に次ぐ展望スポットです。

鎖の手すりが付けられていますが、岩は若干滑りやすかったので注意が必要です。

特に雨の日など、地面が濡れているときは気を付けたほうがいいと思います。

岩場からは数分で山頂に到着します。

森林コース

森林コースの散策道はよく整備されていて、大変歩きやすい道になっていました。

足腰の負担が心配な方は、こちらのコースで上り下りをした方がよいでしょう。

 (休憩所)

山頂

眺望の良い山頂には、立派な展望台が造られていました。

展望台からは飯能市街が一望でき、彼方には奥武蔵・奥多摩の山々を望みます。

天気の良い日には、富士山も見ることができます。

明治天皇がこの山に登った折、山頂のお野立所にお着きになるや開口一番

「ああよい景色」

と仰せられたそうです。

山頂には明治四十五年四月建立した、行幸記念碑があります。

割岩橋のライトアップ

「天覧山」の麓にある「飯能河原(はんのうがわら)」の上に架かる「割岩橋」がライトアップされていたので見てきました。

「飯能河原」は「入間川」が大きく蛇行してできた広い河原で、駅から歩いて行けるバーベキューや川遊びの名所として親しまれています。

訪問日は、河原、遊歩道、橋上でライトアップを鑑賞しました。

河原

(奥武蔵の有間山を水源とする渓流の名栗川が、飯能に入って入間川と名をかえ流れています。)

遊歩道

橋上

ライトアップの概要

ライトアップが始まったのは、平成30年4月28日(土)から

ライトアップ時間

毎日、日没から午後10時まで

プロジェクターによる演出時間

このライトアップは頭上のアーチ部分2か所に、照明機能と画像投影機能を融合した装置である「プロジェクタースポットライト」を設置。

橋の歩道面に、市のイメージキャラクターや四季を演出する画像などを投影しています。

演出時間

【一日五回演出が行われ、一回の演出は約12分間です】

19:00   

19:30

20:00

20:30

21:00

追記(飯能河原割岩橋ライトアップ休止について)

 飯能市のホームページに2019年09月17日付で、落雷の影響で設備が故障しており、暫くの間、飯能河原割岩橋ライトアップが中止される旨が掲示されていました。

割岩橋ライトアップに行かれる方は、事前に調べて訪れてください。

まとめ

標高の割には眺望が良く、頂上まで登って物足りなければ多峯主山まで足を延ばすという選択肢もある山登り初心者にはぴったりの山です。

散策気分で頂上まで登れるので、体力に不安がある人にもお勧めです。

健脚の方なら15~30分。

体力に自信のない方でも、休憩をとりながら40分~1時間程で頂上に着けると思います。

(標高の低い山ですが滑りやすい箇所もあるので、すべり止めのついたトレッキングシューズか軽登山靴で登った方がいいと思います。)

基本情報

所在地

埼玉県飯能市大字飯能

交通アクセス

JR八高線「東飯能駅」から、県道28号経由で約1.8km

 西武池袋線「飯能駅」から県道28号経由で約1.5 km

料金

無料

訪問日

2018年10月

地図