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基本情報
| タイトル | The Last Cat in the Universe |
| 対応機種 | Steam、Nintendo Switch |
| 販売 | Apamate Studio(Steam版)、Flynn’s Arcade(Switch版) |
| 開発 | Apamate Studio、Diora |
| 発売日 | 2026年4月23日(Steam版)、2026年10月29日(Switch版) |
| 対応言語 | 日本語, 英語, フランス語, イタリア語, ドイツ語, スペイン語, ポルトガル語, ロシア語, 韓国語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字) Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)では日本語でのみプレイ可能。一部、ソフト内で言語を変更できる場合有り。 |
| 備考 | IARCレーティング:3+ |
作品概要
「The Last Cat in the Universe」はApamate Studio開発、販売によるゲーム作品。Nintendo Switch版のパブリッシングはFlynn’s Arcadeが担当している。
商品ページ内の紹介文によると本作はストーリー重視の短編インクリメンタルゲーム*で、プレイヤーは朽ち行く宇宙ステーションに存在するAIとなり、この宇宙で唯一生き残った猫のために居心地の良い住居を作り上げることが作中での目的となる。
基本的なゲームプレイについては、猫の生命活動維持のために銀河内を漂う荒廃した宇宙船からリソースを回収、それを活用してステーション内設備の補強といったサイクルを繰り返していく形となっている。
開発元のApamate Studioはベネズエラの首都カラカスを拠点とするゲームスタジオで、本作以外の開発タイトルにツインスティック・ローグライト・シューターの「Mechanophogia」(2024)、サイコホラーアドベンチャーの「Animas Prologue」(2025)の2本がSteamにてリリース中。(ただし、後者については無料の体験版となっている)
(*画面クリックや放置によってリソースを稼ぎ、回収用各機能のアップグレードを繰り返していくスタイルのゲームジャンル。代表的なタイトルとして「Cookie Clicker」(クッキークリッカー)が挙げられる)
リンク:Apamate Studio(X(Twitter))|BlueSky
リンク:Flynn’s Arcade(X(Twitter))|BlueSky
操作方法
(※Nintendo Switch版)
| JOY-CON(左) | |
| Lスティック | カーソルの操作 |
| 方向ボタン | |
| Lボタン | |
| ZLボタン | |
| -ボタン |
| JOY-CON(右) | |
| Rスティック | |
| Aボタン | 決定 |
| Bボタン | 戻る |
| Yボタン | |
| Xボタン | |
| Rボタン | |
| ZRボタン | |
| +ボタン | ポーズメニュー |
ゲームの進め方
猫のための快適な環境造りを目指す

ゲームの主要な目的は、この宇宙で唯一の生命体として確認された1匹の猫をステーション内で保護すること。プレイヤーは猫の生命維持のため、快適な環境造りと定期的な給餌を行わなければならない。
本編冒頭では順次チュートリアルを介しながら、本作のシステムとゲーム進行を学んでいく流れとなっている。
より深い地層を目標に掘削とリソース回収を繰り返していく

資源回収パートでは専用のシステムを通じて、バッテリー残量=制限時間の範囲内で可能な限り掘削作業を行い、1つでも多くのリソースを回収するのが目的となる。
一層辺り縦横10×10のタイルで構成されたフィールドに向かって自動照射されるレーザーをLスティック(タッチ操作の場合はスライド)で操作。
レーザーは地層タイルに命中することでタイルにダメージを与えていき、一層辺りのタイルを全て掘り尽くす毎に1つ下の層へと進むことができる。
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採掘フィールドで回収可能なリソースには全部で5つの種類が存在しており、そのほとんどが下層にたどり着かない限り発見することも叶わない。
1回の探索毎にバッテリーの残量を上手く運用しつつ、レーザーを巧みに動かしながらより深い層を目指して繰り返し掘削を行おう。
集めた残骸でステーションの機能をアップグレード

ステーションで利用可能なアップグレードメニューでは、リソース回収時に使用するレーザーの威力や有効範囲、照射間隔といった性能の上昇が見込める。
どれを鍛えても採掘効率が明確に上がるので、必要分のリソースが集まったらどんどん強化しておこう。
プレイ後の感想
(※今回、Nintendo Switch版パブリッシャーであるFlynn’s Arcade様より本作のゲームキーを提供頂けました。この場を借りてお礼申し上げます)

“宇宙で最後の猫”というストレートな表題を掲げる「The Last Cat in the Universe」。宇宙ステーションを舞台に展開するインクリメンタルゲームである本作は、題材通り猫の登場が最大の魅力ポイントであるのは言うまでもないが、単純明快なシステムとシンプルな操作仕様の両面についても好感触な部分として挙げておきたい部分だ。
“動物のお世話”という要素がゲーム部分に強く食い込んでいる事から終始ゆったりした雰囲気の作品なのかと思いきや、リソース回収パートでは機能のアップグレードを繰り返すことで少しずつ爽快感が増す掘削を楽しめるようになるなどのエキサイティングな部分もあり、メリハリの効いた構成となっている。

リソース回収パートでは地表を掘削する必要があるものの、掘削用のレーザーは各地層に向けて等間隔で自動照射される仕組みであり、プレイヤー側の操作はLスティックで照射座標を調整するだけという簡単さだ。
1回の探索で少しでもレアな素材を効率良く回収したいのであれば、手早く深い層まで掘り進めていく事が要求され、それに伴い操作の方もそれなりに忙しなくなってくる。
状況次第ではアップグレードが思うように捗らず、一気に先の層へと掘り進めることができないといった少々の煩わしさもあるが、物語の進行においてはどれだけ時間をかけても問題は生じない。
ただし、最低でも猫に対して毎日エサを与えることだけは欠かしてはならず、これだけは物語を進める上での絶対条件となっている。(最もエサ用のリソースについては、余程のことがなければ枯渇するような事態にはならないのだが)

ストーリー本編自体は100層目に到達した時点で自動的にエピローグへと移行し終結を迎えるが、エンディングを迎えた後も「続き」を選ぶことでより深い層を目指してチャレンジする事も可能となっている。
最も、作中におけるやり込み要素は残骸回収用の各機能アップグレードのコンプリート程度で完全に趣味の領域となるため、そこまで踏み込むかはプレイヤーの自由だ。
また、InsomneとDiora両名が手掛けたサウンドトラックはいずれもゆったり且つ穏やかな楽曲揃い。特に本編終盤で流れるボーカル曲「Estaré a Tu Lado」(「貴方の側にいるよ」)は作中必聴の一曲で、プレイ中にテキストで表示される歌詞と併せて、ゲーム内での演出にも注目しながら聴いて頂きたいところ。
タイトルからも猫にスポットが当てられた作品ではあるが、テーマ的には”命ある者を預かるということ”といった部分に言及した作風となっている。決して猫好きの層のみに限定することなく、全ての動物を愛する方に体験して頂きたい一作。「The Last Cat in the Universe」を是非お試しあれ。
総評
| 個人的スコア(10点満点中) | 7.5 |
|---|
良い点
- 操作=カーソル移動のみの、誰もが気楽に臨めるゲームシステム
- 海外製タイトルながらも日本語に対応
- ストーリー本編は約3時間程度で補完可能
惜しい点
- 残骸の回収効率が極端に低い序盤~中盤はゲーム的にも地味に映りがち
- カーソルの移動はスティック操作の場合は完全等速となり、必要以上のスピードで動かすことはできない
- 比較的ストーリーだけで完結するゲーム内容で、やりこみ的な要素は有って無いに等しい
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