
Last On Duty の作品解説
基本情報
| タイトル | Last On Duty(ラスト・オン・デューティ) |
| ジャンル | ホラーアドベンチャーゲーム |
| プラットフォーム | Steam |
| メーカー | Simon Au Yeung |
| 公式サイト | Last On Duty Steam |
ゲームの概要
プレイヤーは新人社員となり、上司から与えられた任務をこなすことが目的のゲームである。
任務内容は自社で開発したエリア内の物体の状態を検知するAIツールの動作確認だ。
はじめにAIがエリア内の物体の状態を検知して結果をスクリーンに表示する。
次にプレイヤーがエリア内を探索し物体の状態を確認する。

確認が終わったらAIの検知結果が正しいか間違っているかを「正解」「不正解」のボタンを押して回答する。
システムがプレイヤーの回答の正誤を分析、回答が正しければステージクリアだ。

プレイヤーの回答が間違っていたら良くないことが起こる。
ステージ数は全21ステージ。全ての任務をこなすとゲームクリアとなる。
ゲームの操作について
ステージの開始は2つの壁掛けスクリーンと「正解」「不正解」のボタンが置かれた部屋から始まる。
「正解」「不正解」のボタンが置かれた側のスクリーンにAIの検知結果が表示されるのでプレイヤーは表示された内容を記憶する。
反対側のスクリーンに対象物の情報が絵で表示される。
自動ドアを通り、探索エリアに移動する。
尚、探索エリアとスクリーンのある部屋の往来に制限はないため、検知結果の内容や対象物の情報はいつでも部屋に戻って確認することができる。

探索エリアは全21ステージあり、5ステージごとにレイアウトが変更される。
新しいレイアウトのステージになると初めは照明のついた明るい状態で探索できるが、途中から照明が消え懐中電灯で照らしながら探索することになる。
ただしステージのレイアウトは複雑では無いため、照明が消えてもホラー要素を高めるだけで探索の邪魔になることは無い。
全21ステージすべてをクリアすると上司から褒められゲームは終了する。

探索エリアでは対象物を探し出し、必要であればスイッチを入れるなどの操作を行う。
エリアの探索が終わったら初めの部屋に戻りAIの検知結果が正しいか正しくないかの回答を行う。
時間制限は無いので探索結果に自信が無ければ再度調査してもよい。
尚、終盤のステージでは対象物が数秒で消えるなどして再確認はできない。
探索自体は簡単な内容だが、探索中に予期しないものに遭遇することがある。
予期しないもの自体はプレイヤーの心臓への影響を除いて無害な存在だが、気を取られると探索がおろそかになるので注意が必要だ。

探索を終え、AIの検知結果について「正解」「不正解」のボタンを使って回答を行うと、回答結果が分析され任務に成功したか判断される。
分析結果に「成功」と表示されるとステージクリアだ。
「失敗」と表示された場合、ホラーゲームでよくある展開となり、同じステージをリトライすることになる。
リトライでは対象物の状態やホラー要素の演出はランダムに変更されるため、リトライでも油断はできない。

本作はステージをクリアするとオートセーブで進捗が保存されるため、好きなタイミングでの中断が可能だ。
1ステージは3分程度でクリアできるので、ちょっとした時間でも遊べる仕様となっている。
Last On Duty をプレイした感想
プレイヤーは企業の新入社員となり、エリア探索を行うファーストパーソン・ホラーアドベンチャー・ゲームである。
ゲームのルールは非常に簡単でAIの検知結果が正しいかどうかを確認して報告するだけだ。
操作も複雑な要素は一切なく、移動、視点移動、インタラクションの3だけで操作に戸惑うことなくプレイに集中できる。

ステージごとに調査対象が異なり、調査対象に応じたジャンプスケアによる驚かせなど全ステージで楽しくプレイできた。
ホラー要素も少しドッキリする程度であまり怖くなく、ホラーゲームが苦手な人でも最後までプレイできるレベルである。
ホラーゲームになれている人でもミニゲーム感覚として十分楽しめる内容なのでプレイヤーを選ばず遊べる作品となっている。

惜しかった点としてインタラクション対象の受付範囲の狭さがあげられる。
目の前に対象があって操作できそうな距離に立っても受付範囲の狭さからさらに近ずく必要があるなどテンポが悪く感じる。
また、受付範囲が狭いため窓など大きめの対象物の場合、インタラクションのポイントが分かりにくい。
1ステージで操作できる対象物は1種類のため、受付範囲は広くても支障はないので惜しく感じた。
また、任務失敗時の演出が乏しいところも惜しいところである。
ホラー系ゲームでは失敗したときの演出も楽しみの一つであるが、本作ではあまり楽しみを感じられなかった。

プレイ時間は1ステージ3分、ゲーム全体でも1時間程度、ルールも操作も簡単なため気楽にプレイできる作品である。
エリア探索中にゲームオーバーになることもないのでゲーム初心者にもお勧めできる。
ゲームの内容は単純だが調査対象やホラー要素の演出はランダムとなっており、繰り返し楽しむことが可能だ。
難しいストーリーなども存在しないのでちょっとした息抜きに遊ぶのに適した作品である。
Last On Duty の評価
| 個人的スコア | 7.0 |
良かった点
・操作やルールは簡単なのでゲームに不慣れな人でもスムーズに遊ぶことができる。
・同じステージでも対象物の数やホラー要素の演出が異なるため繰り返し遊ぶことができる。
・ホラー要素は妖怪のようなものが通路に立っていたり、ジャンプスケアによる驚かせが中心で、グロテスクな表現はほとんど無いため血やリアルな表現が苦手な人でも安心してプレイできる。
惜しかった点
・電話機やリモコンなどのインタラクション対象の受付範囲が狭く、ゲームのテンポを損ねている。
・任務に失敗したときの演出が乏しい。失敗しても演出内容が分かるため3回目くらいになるとドッキリ感が無くなってしまう。
