Call of Juarez: Gunslinger - プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

スポンサーリンク

 

基本情報

タイトル Call of Juarez: Gunslinger(コール オブ フアレス: ガンスリンガー)
ジャンル ファーストパーソン・シューティング・ゲーム
プラットフォーム Windows・Nintendo Switch・Xbox One・Xbox Series X|S
メーカー Techland Publishing
公式サイト コールオブファレス:ガンスリンガー 公式サイト(英語)

 

ゲームについて

名の知れたバウンティハンター(賞金稼ぎ)であるサイラス・グリーブスの語る昔話に沿ってストーリーの進むファーストパーソン・シューティング・ゲームである。

プレイヤーは若き日のサイラスを操作し、兄弟の仇を探す旅をすることになる。

ビリー・ザ・キッドなど西部劇で名高いキャラクターたちが暴れまわる無法な荒野が舞台だ。

スポンサーリンク

リボルバー、ライフル、ショットガンにダイナマイトと西部劇でおなじみの武器で荒野のアウトローたちを倒しながら憎き仇を探し出せ。

 

ストーリー

1919年 アメリカのカンザス州の都市アビリーン。

街の酒場に一人の男が訪れる。

名前はサイラス・グリーブス、名の知れたバウンティハンターだ。

 

酒場で客や店員に自己紹介をするサイラス。

自己紹介が終わるとサイラスのダイムノベル(大衆向け小説)のファインであるドワイト青年に昔話をせがまれる。

サイラスはダイムノベルに書かれていない本当の話を始める。

 

始めの話は1880年12月23日、スティンキング・スプリングでの戦闘の話。

登場人物は西部劇でも英雄として名高いビリー・ザ・キッドだ。

 

ビリー・ザ・キッドとの共闘、保安官パット・ギャレットとの決闘、そしてサイラスが話す決闘の真実。

サイラスの語る物語は尽きることなく続くのであった。

 

 

システムについて

ゲームの操作・システムについての説明。

ボタン操作の表記はXboxコントローラー(PS4コントローラー)とする。

基本操作

プレイヤーはファーストパーソン形式の画面で主人公サイラスを操作し、行く手を阻むガンスリンガー(ガンマンの別名)やギャング達を得意の射撃で倒しながら進んでいく。

HPゲージは存在せず、サイラスが負傷は画面上にひび割れや血糊で表現される。

 

攻撃で受けたダメージは時間経過で回復するため、遮蔽物の陰に隠れてHPが回復する(ひび割れや血糊が無くなる)まで待機。

移動は遮蔽物に隠れながらしゃがみ姿勢で移動、遮蔽物がない場所はダッシュで通過、素早く遮蔽物の陰に隠れるが基本となる。

移動 左ステック 前後左右に移動する。
スプリント 左ステックを押し込み(L3ボタン)ながら移動 ダッシュで前後左右に移動する。
見る 右ステック その場に立ち止まり、周囲を見渡す。
使う Xボタン(□ボタン) 扉を開ける、アイテムを拾うなどが行える。弾薬はボタンを押さなくても自動的に拾う。
ステージに配置されている武器の近くで長押しすると武器を交換できる。
武器と弾薬は倒した敵から武器を奪うこともできる。
ジャンプ Aボタン(×ボタン) ジャンプする。
屋根から屋根に飛び移るなどで使用する。
しゃがむ Bボタン(○ボタン) しゃがみ姿勢を取る。しゃがみ中にボタンを押すと立ち上がる。
姿勢は画面右下のアイコンより確認できる。
遮蔽物の陰に隠れる時や、狭い所を通る時にしゃがむ。
ドアを破る RBボタン(R1ボタン) ドアを蹴り開ける。
ドアの向こう側の敵に対して不意打ちを仕掛けることができる。
スキルメニューを開く SHAREボタンを長押し スキルメニューを開く。
レベルアップ後に開くとスキルを習得できる。

 

攻撃操作

攻撃は銃器での射撃、ダイナマイトの投擲、接近攻撃の3種類。

 

メイン攻撃は銃器による射撃だ。

近距離では照準内に敵を捕らえ、照準が赤くなったら射撃で敵を倒すことができる。

中距離以上になると照準が赤くなって射撃しても命中しない事があるので「狙う」を使ってから射撃することになる。

近距離では素早く撃てる照準を利用し、中距離以上では「狙う」を利用するなど状況に応じた使い分けが必要だ。

ヘッドショットや遠距離射撃など特定の条件を満たした射撃で敵を倒すと経験値が加算される。

 

ダイナマイトは防御の堅い敵、複数の敵、攻撃の激しい敵を倒すのに向いている。

ダイナマイトは放物線を描くように相手に向かって投げるため、障害物の陰から安全に攻撃できる。

投擲後、空中を飛んでいるダイナマイトを射撃すると空中で爆発させることができる。

ダイナマイトは地面に落ちてもすぐに爆発せず遠くへ転がってしまうこともあるため、確実で敵近くで爆発させたい時に必須のテクニックだ。

逆に敵の投げるダイナマイトも障害物を飛び越えて届くため、自分に届く前に射撃で撃ち落とす必要がある。

 

銃器による接近攻撃は防弾用の盾を構えた敵に効果的だ。

盾を構えた敵を射撃だけで倒すのは難しいが、接近攻撃をしかけ盾を落とさせれば簡単に倒すことができる。

 

敵を倒していくと画面左上のリボルバー銃のアイコンが黄色になり、「早撃ちモード」が発動可能できる。

「早撃ちモード」はピンチの時に使用する切り札的なシステムだ。

撃つ RTボタン(R2ボタン) 装備している銃器で射撃する。
画面中央に照準が表示され、敵が照準内に入ると赤くなる。
近距離では照準が赤くなったときに射撃すると命中する。
中距離以上では照準が赤くなっても命中しないことがあるため、「狙う」を使用する必要がある。
狙う LTボタン(L2ボタン) 銃器で狙いをつける。
狙うと銃器が画面中央に表示される。
狙い中は照準が表示されなくなり、銃器の照門を使って狙いを定めることになる。
照準を使っての射撃より使いにくいが、中距離以上では狙わないと射撃の命中率が極端に下がるため必須である。
リロード Xボタン(□ボタン) 銃器に装填されている弾丸が無くなると射撃できなくなるため、リロードして弾丸を装填する。
リロードは弾丸を1発ずつ装填するため、リロードが終わるまで時間がかかるため、こまめなリロードが重要だ。
リロードを中断しての射撃も可能だが、装填された弾丸がすくないため、すぐにリロードが必要となる。
武器変更 Yボタン(△ボタン) 所持している武器を切り替える。武器は2種類まで所持できる。
接近攻撃 右ステックを押し込む(R3ボタン) 銃器で相手を殴る。リーチは短いが威力は高い。
防弾用の盾を構えた敵に接近攻撃をしかけると盾を手放さすことができる。
ダイナマイト LBボタン(L1ボタン) 威力、攻撃範囲に優れているダイナマイトを投げて敵を攻撃する。
投げたダイナマイトを射撃することで爆破のタイミングを早めることもできる。
早撃ちモード RBボタン(R1ボタン) ゲージを消費して「早撃ちモード」を発動する。
「早撃ちモード」中は敵や敵の弾丸がスローになり優位な状態で戦えるようになる。
イベントリ― 十字キー イベントリ―を開いて装備の確認・切り替えができる。

 

武器

サイラスの使用する武器はリボルバー拳銃(2丁拳銃も可能)、ライフル銃、ショットガンの銃器と特殊武器のダイナマイト。

接近戦になった場合、手にした銃器で相手を殴ることもできる。

武器や弾薬はステージに配置されている装備を拾うか敵を倒して奪うことになる。

スキルを上昇させると解放される強力な武器はステージの途中にある宝箱や倒した敵から取得する。

 

ステージによっては配置されているガトリングを使用して敵を攻撃する場面がある。

ガトリングは弾数制限がなく、連射性能に優れた武器だ。

欠点はガトリングの使用中は障害物に隠れることができないため、敵の攻撃をもろに受けてしまう。

ガトリングの攻撃力と連射性能を活かして素早く敵を倒すことが重要だ。

 

システム

本作には西部劇らしさを再現するシステムが導入されている。

 

早撃ちモード

凄腕ガンスリンガーたちの目にも止まらぬ素早い銃さばきを実現するシステム。

画面左上のリボルバー銃のアイコンが「早撃ちモード」のゲージである。

敵を倒すとグリップから銃口に向けて赤色→橙色→黄色と色を変えながらゲージが溜まっていく。

 

リボルバー銃のアイコンが全て黄色(ゲージ満タン)になった時点で[RBボタン(R1ボタン)]を押すと「早撃ちモード」を発動できる。

「早撃ちモード」の発動中、敵の姿が赤くなり敵や銃弾の動きが遅くなり、戦闘を優位に進めることができる。

ゲージが満タンになる前でも「早撃ちモード」の発動は可能だが、有効時間は短くなってしまう。

「早撃ちモード」中に再度[RBボタン(R1ボタン)]を押すと「早撃ちモード」をキャンセルできる。

 

死の予感

致命的な銃弾を避けることで、死を目前としたガンスリンガーたちの奇跡的な逆転劇を実現するシステム。

画面右上の頭蓋骨とダイスのアイコンが「死の予感」のゲージである。

「死の予感」のゲージは時間経過で時計回りに赤色→橙色→黄色と色を変えながらゲージが溜まっていく。

頭蓋骨とダイスのアイコンが全て黄色(ゲージ満タン)になると「死の予感」が発動可能となる。

 

ゲージが満タンの状態で致命傷となる銃撃を受けると「死の予感」が自動的に発動する。

銃弾の軌道を見極め[左ステック]を右、もしくは左に倒して銃弾を回避。

読みが外れると銃弾が当たりゲームオーバー、読みが当たり銃弾の回避に成功すると負傷も回復する。

「死の予感」は梯子の使用中などサイラスが左右に回避できない態勢の時は発動しないので注意が必要だ。

 

不意打ち

サイラスが物陰から躍り出たり、ドアをぶち破って室内に乱入すると不意打ちが発動することがある。

不意打ち中は「早撃ちモード」と同じ状況になるので安全に敵を全滅させることも可能だ。

不意打ちの効果時間は短いため、不意打ちが発動したら素早く操作して敵を倒す必要がある。

 

クイックタイムイベント

ステージの特定の場所に差し掛かるとクリックタイムイベント(以下QTE)が発生する。

QTEは高所からの敵の狙撃や、物陰からの不意打ちなどに素早く反応して反撃するイベントとなっている。

画面中央に表示されたボタンを押し、QTEに成功すると敵を銃撃で倒すことができる。

QTEに失敗すると「死の予感」が発動、回避に成功すると通常の戦闘となる。

「死の予感」の回避に失敗すると死亡。「死の予感」ゲージがない場合は即死する。

 

真実のかけら

ステージには「真実のかけら」と呼ばれるアイテムが落ちている。

「真実のかけら」を拾うと語り継がれた伝説ではなく、公式な記録に基づいた情報を確認できる。

 

「真実のかけら」は人物(帽子)、ストーリー(本)、場所(地図)に分かれていて発見した「真実のかけら」のレア度に応じた経験値が手に入る。

「真実のかけら」は経験値の取得以外にゲームへの影響はないが、当時のアウトローたちの活躍を知ることができるため、「真実のかけら」を集めるのも楽しみの一つである。

 

レベルアップ

ガンスリンガーやギャング達を倒したり、ステージに隠された「真実のかけら」を拾うと経験値を取得、経験値がたまるとレベルアップする。

レベルアップするとスキルポイントが1ポイント付与される。

スキルポイントを消費してスキルを取得するとサイラスを強化できる。

 

スキルは「ガンスリンガー」「レンジャー」「トラッパー」の3カテゴリーに分けられる。

スキルは好きなカテゴリーから習得できるので、ひとつのカテゴリーを極めてもよいし、複数のカテゴリーから好きなスキルを習得してもよい。

ただし、スキルポイントの使用は取り消せないため、習得するスキルは慎重に選ぶ必要がある。

ガンスリンガー
二丁拳銃デスペラード
リボルバー拳銃など中距離射撃を強化できる。
リボルバー拳銃による2丁拳銃も可能だ。
レンジャー
長距離狙撃士
ライフル銃など遠距離射撃を強化できる。
「真実のかけら」を発見しやすくするなどサポート系のスキルもある。
トラッパー
接近戦ファイター
ショットガンなど近距離射撃を強化できる。
接近戦の防御力アップや、「死の予感」からのカウンター、ダイナマイトの投げ返しなど反撃系のスキルもある。

 

デュエル(決闘)

ステージ終盤に差し掛かると高名なガンマンとのデュエルになる場合がある。

デュエルではフォーカス、ハンドスピード、リアクションタイムの3要素が重要となる。

 

フォーカス

フォーカスの値が高くなると射撃が相手に当たりやすくなる。

画面右に表示される丸い枠を[右ステック]で動かし、相手の体に重なる位置に移動させると丸い枠が縮小されフォーカスの値が上昇する。

丸い枠が相手から外れるとフォーカスの値が低下するので外れないように微調整しながらフォーカスの値を高める。

 

ハンドスピード

ハンドスピードの値が高くなると拳銃を抜くまでの時間が短くなる。

サイラスの右手を[左ステック]の左右で動かし、拳銃のグリップの真上の位置に動かすと右手とグリップの距離が縮まりスピードの値が上昇する。

グリップの真上から外れるとスピードの値が低下するので外れないように微調整しながらスピードの値を高める。

 

リアクションタイム

相手が銃を抜いてからのプレイヤーの反応速度。

[RBボタン(R1ボタン)]を1回押すと拳銃を抜き、2回目で狙った箇所に射撃する。

プレイヤーの反応が早ければ相手に撃たれる前に撃つことができる。また、状況によっては相手の銃弾を[左ステック]を右に倒して回避することもできる。

拳銃を抜くタイミングは相手が拳銃に手をかけたときである。

相手が拳銃に手をかける前に射撃することも可能だが、不名誉な勝利となり経験値ボーナスが入らない。

どうしても決闘に勝てない場合以外は名誉ある勝利を狙ってもらいたい。

 

ゲームモード

 

ストーリーモード

バウンティハンター(賞金稼ぎ)のサイラス・グリーブスの語る復讐劇に沿ってストーリーが進むモード。

サイラスの話に沿って、雇われガンマン、荒野のアウトロー、復讐に燃えるインディアンたちとの激しい戦い、賞金首とのデュエル(決闘)を繰り広げる。

農場、渓谷、鉱山、田舎町、走行中の機関車などステージも変化にとんでおり、単調にならないようになっている。

また、サイラスの思い出話に沿ってストーリーが進むため、聞き手の誤解からアパッチ族との戦闘が盗賊の雇ったカウボーイ達との戦闘に変ったり、サイラスがトイレから戻ってくるまで同じ車両で同じ敵と繰り返し戦うことになるなど本作ならではの演出もある。

ストーリー(サイラスの思い出話)は一本道だがサイラスの語り口調と物語の面白さにより、最後まで楽しめるモードとなっている。

 

アーケードモード

ステージにいる全ての敵を倒した時点でのスコアによるスコアアタックに挑戦するモード。

プレイヤーは武器やスキルの異なる「ガンスリンガー」「トラッパー」「レンジャー」の3キャラから使いたいキャラとステージを選択してゲームを開始する。

コンボ(一定時間内に連続で敵をを倒す)や短時間クリアによるタイムボーナスなどを駆使し、ハイスコアを目指す。

ステージをクリアすると新しいステージやスキルがアンロックされる。

 

デュエルチャレンジ

15人のガンマンを相手にデュエル(決闘)を繰り広げるモード。

ストーリーモードではデュエルがないガンマンとの対戦もある。

デュエルに負けるとライフを失い、ライフを5つ失った時点でデュエルに負けるとゲームオーバーとなる。

 

 

ゲームを遊んだ感想

昔のテレビで放送していた西部劇ドラマの雰囲気満点のファーストパーソン・シューティング・ゲームである。

ゲームのプレイ感覚も「マシンガンをバリバリ連射して群がる敵をなぎ倒す」といった派手で爽快感重視のゲームではなく、「弾丸の装填数が少なくすぐにリロードが必要になる武器で遮蔽物の陰に隠れながら慎重に戦う」地味だがガンシューティングならではの楽しみを味わえるゲームとなっている。

 

ゲームのストーリーはバウンティハンター(賞金稼ぎ)のサイラス・グリーブスの語る復讐譚に沿った内容だが、戦闘中にアパッチ族が雇われカウボーイに変ったり、ギャング団による銀行襲撃事件に対し「目撃者」「公式資料」「サイラスの体験」の3パターンでギャング団と戦ったりと本作ならではのストーリー展開もある。

ストーリー自体はサイラスの復讐譚でシリアスだが、サイラスの軽い語り口調はシリアスなストーリーを重苦しく感じさせず、楽しく引き込まれる内容だ。

 

ステージ途中に著名なガンマンが登場するとカットシーンが表示される雰囲気を盛り上げる。

カットシーンはシリアスな物から意味不明なもの(突っ立つだけで電車を止めることができる)まであり、カットシーンも楽しみの一つである。

 

本作ならではの特筆すべきシステムとして「早撃ちモード」「死の予感」「デュエル(決闘)」の3つをあげたい。

「早撃ちモード」はその名のごとく素早い射撃で敵を一掃できるモードだ。

ゲームとしては敵や銃弾の動きを遅くして表現される。「早撃ちモード」発動時以外にも不意打ちを仕掛けても同じような状態となり、凄腕ガンマン気分を味わえる。

「死の予感」は致命的な一撃を避ける主人公ならではの能力だ。

飛んでくる弾丸の軌道を見極め素早く回避、回避に成功するとHPが回復するので即座に反撃を行えるようになる。

「デュエル(決闘)」は著名なガンマン相手の一騎打ちだ。

相手が拳銃に手をかけた瞬間、素早く銃を抜き撃たれる前に撃つ!

勝負は一瞬できまり慣れるまで勝つのは大変だが、勝った時の爽快感と満足感はなかなかのものである。

また、不名誉な勝ち方にはなるが、救済処置として相手が拳銃に手をかける前に射殺することも可能だ。

 

ストーリー、キャラクター、システムと良く出来た作品だが、

「敵キャラの服装に統一性がなく街の景色などに溶け込むため、敵を認識しづらい。」

「中距離より離れるとオートエイムがあてにならず、ガンシューティングの初心者に優しくない。」

といった欠点はある。

上記の欠点はあるが、それ以上に長所が上回っている作品なので、ガンシューティング好きや西部劇好きにはぜひプレイしてもらいたい。

 

評価

個人的スコア 7.5

良い点

・西部劇の世界を上手くゲーム化しており、西部劇が好きならとても楽しめる内容となっている。翻訳に不自然な箇所は無く、サイラスたちの会話シーンもストレスなく楽しめる。

・「早撃ちモード」、「死の予感」、「デュエル(決闘)」など本作ならではのシステムにより西部劇の主人公になりきって楽しめる。

・マシンガンをバリバリ撃ちまくるような派手さは無いが、狙いを定めて確実に敵を射撃するプレイスタイルは「狙って撃つ」といったガンシューティング本来の楽しみを満喫できる。

 

悪い点

・戦場物やSF物と違い、敵キャラの服装に統一性がなく風景にも紛れ込みやすいため、敵を認識しづらい。

・クイックタイムイベントの表示をXboxコントローラ表示から変更できないので、PS4コントローラで遊ぶとボタンを間違えやすい。

・オートエイムの頼りなさと照門を使っての狙撃はガンシューティング初心者に対して優しくない。

 

スポンサーリンク