Savage Halloween ~ハロウィンテーマのハチャメチャ8bit風プラットフォーマー

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© 2ndBoss 2020 / Nintendo Switch ver. published by QUByte Interactive.

 

基本情報

 

タイトル Savage Halloween(サベージ ハロウィン)
対応機種 Steam/Nintendo Switch
販売 2ndBoss(Steam版)/QUByte Interactive(Switch版)
開発 2ndBoss
発売日 2020年11月27日(Steam版)/2021年8月26日(Nintendo Switch版)
対応言語 英語,ポルトガル語(ブラジル)
備考 ※日本語非対応。ただしシンプルな2Dアクションゲームにつき、ゲームプレイにおける影響度は低め

 

作品概要

「Savage Halloween」(「サベージ ハロウィン」)はブラジルのインディーゲームスタジオ「2ndBoss」が開発、販売を手掛けるゲーム作品。2020年のハロウィン時期にSteamにて配信されたタイトルで、翌年8月にはQUbyte Interactiveパブリッシャー担当で、Nintendo Switch版が配信開始となった。

内容はジャック・オー・ランタンのジェームズら3人のモンスターが元居た世界へと帰るために手を取り合い、地上と魔界を繋ぐポータルを閉じた首謀者であるD.Jヴァンパイアをこらしめるべく奮闘するアーケードライクな8bit風プラットフォーマーゲームだ。

 

リンク:2ndBoss(Official Site)

リンク:2ndBoss(X(Twitter))

リンク:QUbyte Interactive(X(Twitter))

 

ストーリー

(※原文は英語ですが、筆者側で独自に翻訳しています)

 

 

 

ヴァンパイア

「毎年、我々は魔界からやってきて、24時間だけハロウィンを祝うことができる。

 しかし、それは不公平ではないか! 我々がこの日以外、ずっと悪いことをしているとでも?」

 

 

 
「もううんざりだ!今回のハロウィンレイブは終わらせない!

 よって我が、魔界のポータルを閉じよう。さあ皆の者、誰も帰る必要はないぞ!」

 

「我に続け! 踊れや踊れ! 永遠のパーティーだ!」

 

 

ジェームズ

「あのオヤジさん、毎年のこととはいえ.…今回は一線を越えちまったな!」

ドミニカ

「(あくび)ホントにね! お家に帰りたいのに、ポータルを閉じちゃうなんてさー。」

 

 

 

 

ジェームズ

「とにかく、どうにかしないとな」 

ドミニカ

「うん!  ああーもうっ、帰って『ドクター・ケイブ』の第5シーズン観たいのになぁ…」

 

 

 

 

ジェームズ

「お? お前も来るかい、ルル?」

「よーし、やってやろうぜ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

操作方法

 

(※Nintendo Switch版)

JOY-CON(左)
上下左右ボタン/Lスティック キャラクターの移動
Lボタン 武器を一つ前のものに切り替え
ZLボタン (押しっぱなしで)照準固定
-ボタン (不使用)

 

JOY-CON(右)
Rスティック (不使用)
Yボタン ショット
Xボタン スペシャルアタック
Bボタン ジャンプ/(ジャンプ中もう一度Bボタンで)ダブルジャンプ
Aボタン (押しっぱなしで)照準固定
Rボタン 武器を一つ後のものに切り替え
ZRボタン ショット
+ボタン ポーズ(一時停止)

「Savage Halloween」の操作スタイルは基本攻撃となるノーマルショットとジャンプ、場合によっては武器を切り替えて戦う、といった「ロックマン」シリーズに近いものとなっている。 一般的なアクションゲームでの基本操作に加えて本作で比較的重要度が高いのが照準固定(エイムロック) で、一箇所に留まった状態で任意の方向に撃ちたいような状況において非常に重宝する。(※詳しくは後述)

 

🎃ゲームモード👻

ノーマルとハードコアの2種類の内から難易度を選び、続いてキャラクターを選択。ジャック・オー・ランタンのジェームズ、ワードッグのルル、吸血姫のドミニカから1人を選んでゲームスタート。各キャラは決定前に、上下方向キーで5色のカラーから好きなものを選ぶことができる。

キャラ毎の性能差は体力、速度、ジャンプ力の3種類のパラメーターにそれぞれ現れているが、特に使いたいキャラにこだわりがないのならば、初回プレイは平均的性能をもったジェームズがオススメだ。

 

アクション

 

🎃ノーマルショット(通常攻撃)👻

 

Yボタン、もしくはZRボタンでショットを発射。方向キーの入力状態ごとに、正面前方、正面斜め上、低姿勢の状態で正面前方へとそれぞれ異なる高度、角度でのショットが可能。初期設定の場合はオプションで自動連射(AUTO FIRE SWITCH)がオンになっているので、押しっぱなしで無制限に撃つことができる。

注意したいのが、各種サイドウェポンの弾数ストックアイテムを取った際に、取ったアイテムの武器種へと自動で切り替わってしまう点だ。切り替わったことに気づかずに無駄に撃ち続けてしまう場合も考えられるので、要注意。気になる場合はOPTIONで設定をオフにしておこう。

 

🎃エイムロック(照準固定)👻

A、もしくはZLボタンを押している間、ショットの照準角度を固定することができる。

照準を固定したまま撃つ場合、ショットとエイムロック2つのボタンを一度に押したままの状態を維持することになるが、筆者の場合は初期設定ではボタン配置に少々やり辛さを感じた。そこで、ZRボタンでショット、Aボタンでエイムロックという組み合わせにしてみると比較的扱いやすくなった(※体感には個人差あり)ので、初期設定でやり辛さを感じた場合はこちらの方法を試してみて頂きたい。

 

🎃ジャンプ/ダブルジャンプ👻

Bボタンでジャンプを発動。ジャンプ中もう一度Bボタンを押すとダブルジャンプを発動することができる。使用キャラクターがドミニカの場合に限り、ダブルジャンプ後に再びBボタンを押し続けることで一定時間滞空状態を維持することができる。長い崖を飛び越える際や斜め撃ちで狙いにくい高度にいる敵を倒す時などに上手く活用しよう。

 

🎃サイドウェポン👻

LもしくはRボタンでノーマルショットと切り替えてサイドウェポンの利用が可能。全部で4種類が存在する。最大弾数表記はそれぞれ999だが、上限を超えて持つことができる。

弾薬アイテム自体はプレイ中、大量に出るので過剰に無駄撃ちに使用したりしない限り、弾切れはあまり気にしなくてよい。見つけたらどんどん回収しよう。

前方8方向にコウモリ形状の弾を同時発射する。コウモリ一匹辺りの威力は低めだが、近距離射撃で一斉に当てることで大きなダメージとなる
射出した方向へとゴーストが一定時間左右に往復して飛来する。敵の軌道上に置くように使うと効果的
緩やかな放物線を描いて巨大なカエルを射出。発射後は地面を滑っていく
ターキー(七面鳥)を発射。敵に命中すると突き刺さり、一定時間経過すると爆発する

 

🎃スペシャルアタック👻

Xボタンでスペシャルアタックを発射。スペシャルアタックアイテムのストックがある際にのみ使用可能で、作中武器の中でも飛びぬけて高い威力を持つ。スペシャルアタックの内容はキャラ毎に異なるので、各特長をしっかり把握しておきたい。

ジェームズ:

威力の高いカボチャを狙った角度へ撃ち込む。射出されたカボチャは放物線を描いて飛んだ後、対象への命中時に小爆発を発生

ルル:

高威力で貫通能力を持つ巨大な手のオーラを前方正面へと放つ。飛距離が長く、画面端までカバー可能

ドミニカ:

自分を中心とした6方向に巨大なコウモリを放つ。命中した敵を吸血し、ダメージを与えると同時に体力を回復することができる

 

 

プレイ後の感想

ジャック・オー・ランタンが主人公格ということからも伝わる通り、「Savage Halloween」はタイトル通りハロウィン、及びモンスターパーティーが題材の世界観がウリのプラットフォーマー作品だ。

ピクセルアートによる8bitライクなビジュアルがウリとなるアクションゲームは、インディーゲーム界隈ではいまやかなりの数のタイトルで溢れてはいるが、殊更にNES(ファミコン)ライクに丁寧に寄せた作品はトータルで見ていくと比較的限られる印象だ。そんなラインナップの中において本作はかなりその点を意識して作られている点に好感が持てる。(とはいえやや作りがリッチなので、近代的なファミコンゲームと表現すればいいだろうか。)

 

致命的な不具合もこれといってなく、ゲームデザインの面でも難点らしい難点は特に見当たらないが、デフォルトキー設定ではエイムしながらのショットが少し押しにくい点は少々気になったところ。

また、キャラデザインが若干地味なビジュアルである点も、プレイヤーによっては掴みとして弱い部分と映るかもしれない。(最もストーリー面を重視した作風でもないようなので、この辺は好みの範疇ではある)

一通りプレイを終えた後の印象としては、NORMALならば程良い難易度で、即死モードのHARDCOREならば表題通りな激ムズ難易度で楽しむことができる快作プラットフォーマーという感想に落ち着く。基本価格500円という良心的な値段設定も手に取り易くて嬉しい点でもあり、この手の2Dアクションゲームが好きならば買って損はしない一作となっているので、同ジャンルが好きな方は必見だ。

 

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中) 7.0

 

良い点

  • ファミコンライクなシンプルなゲーム性とビジュアル&サウンド。定価もお手頃
  • アクションゲーム的に無駄な要素は一切取り入れず、徹底してコンパクトに作られた良質なプラットフォーマー
  • 3タイプのキャラクターを選んで、3種3様の攻略を楽しめる

惜しい点

  • ボタン配置の関係で、照準固定しながらのショット操作が設定次第では若干やりにくさを感じる
  • チェックポイントこそ随所に登場するものの1ステージ辺りが比較的長く、プレイヤーによってはダレるポイントともなり得る
  • 2021年8月現在、日本語に対応していない(最もストーリー自体は比較的ラフな内容でトータルのテキスト量自体も極めて少なく、ゲームプレイ自体を阻害するようなマイナス点とはなりえない)

 

 

ステージ紹介

 

(※以降、ゲーム本編のネタバレを含む内容となっています。読み進める際はその点についてご留意下さい。)

 

最後に本作のステージを簡単な説明とスクリーンショットでご紹介。

「Savage Halloween」は全7ステージ構成。道中には随所にチェックポイントが存在し、到達することでリスタート地点が自動で記憶される。以下では代表的な場面をピックアップしながら、各ステージの特徴をダイジェストで紹介していこう。

 

STAGE01:Awakening(目覚め)

走行中に空からの襲撃にあい、愛車が大破。ジェームス達が辿り着いた場所はコウモリが蔓延る山岳地帯だった。このSTAGE01序盤では、操作方法を始めとした簡単なシステムが記された立て看板が点在しており、チュートリアル的要素も含まれている。まずはこのステージで操作の基本をしっかり身につけておこう。

 

道中で偶然出会った魔女の力を借りて、空飛ぶ箒で空へと駆り出すジェームズ。ちなみにプレイヤーキャラにドミニカを選んだ場合は自力で空を飛ぶため、魔女は同行しなかったりする。

 

ボス:ビッグダディ

取り巻きの召喚、画面外に消えた後に二度、三度と真横に高速飛行で突進してくるなど手数が多く、1面ボスにしては中々に手強い。動きも少し変則的なため、攻撃を当てるチャンスを見逃さないようにしたい。

 

STAGE02:Ice Witch’s Home(氷の魔女の館)

地上移動時には氷ステージならではの慣性がかかり、滑り易くなっている。冬眠中のクマ、機銃掃射を得意とするサンタクロースなど、強烈な個性をもった敵が多い。

 

ペンギンに捕まりながら強制スクロールで展開するエリアが中盤に登場。キーを左右に入力することで加減速を行う事ができる。スピードに身を任せ、次々に現れる雪壁や氷柱が屹立するダメージゾーンをジャンプでかわしていこう。

 

ボス:魔女グリンダ

氷を扱う魔女。氷塊を自身の周辺に展開し、シールド代わりに扱ったり、巨大な氷柱を発生させたりと多彩な攻撃を見せる。大きな身体で蛇行しながら空中を漂うため、接触しないように注意したい。

 

STAGE03:Dr.Frank’s Castle(フランク博士の城)

青銅の人物像が佇む何者かの敷地内。どうやらここの主人はかなり自己主張の強い人物のようだが…。

 

上昇する吊り天井に乗り、館の上層階へ。強制スクロールとなるこのエリアでは、地形に押しつぶされないように要注意。

 

ボス:フランク博士

狂気の研究者。自らの創造物である巨大人面兵器2体を左右同時に射出し、ジェームズ達を狙い撃つ。人面兵器は比較的硬い上に、壊さないと次々と射出され増殖していく。本体自体は他の攻撃はしてこないので、人面兵器を着実に破壊しつつ、本体もバランス良く狙って行こう。

 

STAGE04:Forgotten Temple(廃寺院)

打ち棄てられた寺院ステージ。全編の中盤に差し掛かった事で敵のバリエーションも増え、中でも眼下に来ると急降下で襲撃、と非常に厄介な動きをする蜘蛛は難敵だ。

 

ステージ後半では舞台が水中へと展開。随所で発生している水流地帯ではキャラ制御が困難となり、敵と接触するようなミスを起こしやすい。ジャンプボタンを細かく押して微調整を行おう。

 

ボス:オーマカルト

古代寺院に眠る守護神。しかし得意げに機銃を扱うその戦術は比較的近代的!? ボスエリア内に4つ浮かぶ足場を上手く利用することで、攻撃を回避すること自体は簡単だ。

 

STAGE05:Circus Show(サーカスショー)

STAGE05では前面からは一転、突如趣きが変わってサーカスがテーマのステージへ。

 

列車の上を先頭車両へと向けて進んでいく後半エリア。爆弾を投下していく鳥型のエネミーが頻繁に出現するので、常時頭上に注意を払っておこう。

 

ボス:ピーナット

レール上を走行する巨大なピエロの人面が施された列車型兵器。角度を変えながら三連続で射出される砲弾攻撃は回避し辛く厄介な攻撃だ。合間に巨大な腕をこちら目掛けて伸ばして来る。回避し易いように、あらかじめボス反対側の画面端まで待避しておこう。

 

STAGE06:Forbidden Forest(禁断の森)

巨大な巨木の幹の内部を上に下にと突き進んでいく森林ステージ。後半ステージらしくステージ全長が長くなっており、踏破も困難。

 

倒木に乗って川を下っていくステージ後半。緩やかな強制スクロールで進行していくが、途中空中からの襲撃や、巨大ナマズが顔を出したりと激しい攻撃が続くが、ボスまではもう一息だ。

 

ボス:シュガーウルフ

ボクシングスタイルで戦う人狼。突進攻撃、サンドバッグを左右目掛けて吹き飛ばす攻撃など、発生が速い攻撃を多く持つ。ルル使用時は他のキャラに比べて跳躍能力が低いことが影響し、ダブルジャンプでの回避が非常にシビアなものとなる。上手く避けられない時は心持ち早めに出すように狙ってみよう。

 

STAGE07:Red Castle(赤の城)

首謀者が待つ赤の城へと向かう最終ステージ。ステージ冒頭は武装車両に乗ってのサイドシューティング形式エリアが展開。敵車両を破壊しながらスコアアップを目指そう。途中、ライフアップとスペシャルアタックのアイテムが何箇所かに登場するが、スクロールが速く見てからの回収が困難。あらかじめ上下の座標を真ん中付近に陣取っておくことで取りこぼしが少なくなるだろう。

 

真紅に輝く満月をバックに、いよいよ戦いの火蓋が切って落とされる— 城内では弾速の速いスナイパー、範囲内に近づくと降ってくるシャンデリアなどは頻繁に登場するため特に気をつけたい。

 

ボス:ロード DJ D.

本作の最終ボスを務める夜の支配者ヴァンパイアの王にしてDJ、同時にドミニカの父親でもある。左右それぞれの足場と中央の3箇所に交互に姿を現し、広範囲に展開する数々の攻撃を繰り出して来る。パターンさえ覚えればそんなに手強い相手ではないが、タフなため持久戦を覚悟で臨みたい。エンディングまであと一歩だ。

 

 

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