メイド・オブ・サルヴェイション ー プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

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©ORANGE POPCORN

 

基本情報

 

タイトルメイド・オブ・サルヴェイション
対応機種Steam/Nintendo Switch|2
販売/開発ORANGE POPCORN
発売日2025年10月23日(Steam版)/2026年1月29日(Switch版)
対応言語日本語, 英語, フランス語, イタリア語, ドイツ語, スペイン語, ポルトガル語, ロシア語, 韓国語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字)

Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)では日本語でのみプレイ可能。一部、ソフト内で言語を変更できる場合があり。

備考IARCレーティング:12+(軽い暴力)

 

作品概要

 

「メイド・オブ・サルヴェイション」(「Maid of Salvation」)はゲーム開発スタジオORANGE POPCORNによるゲーム作品。開発、販売共に兼任。

本作のゲーム内容はトップダウンスタイルのメトロイドヴァニア型アクションRPG。プレイヤーは煉獄のメイド「シズカ」を操作して、彼女にとっての使命である”魂の救済”を目的とした冒険の旅へと赴いていく。

「Hunter X」シリーズを手掛けたディベロッパーが挑む完全新作タイトルで、既存タイトルにて培われたスピーディー且つ快適なアクション性はそのままに、画面構成は高低差要素のある見下ろし型視点へと変更。武器と銃を使った近接&遠距離攻撃の駆使や、奥義の使いどころが攻略のカギとなる。

2025年10月下旬にSteamにてPC版がリリース。今回もおよそ3ヶ月後という短期間でコンソール版(Nintendo Switch)への移植が実現しており、翌年1月下旬より配信開始となった。

 

リンク:ORANGE POPCORN(X(Twitter))

 

難易度選択

今作では初回プレイ、または新たなデータでゲームを開始する際、「ふつう」と「むずかしい」の2つの内から難易度を選択する形となっている。

初回ではなるべく「ふつう」でのゲームプレイがオススメ。一度決定したあとは、同じセーブデータ内で難易度を変更することはできなくなるので、よく考えて選ぼう。

 

なお、本作のセーブスロット数は合計で10用意されており、各セーブデータは「続きから」を選択してゲームを再開する際に選ぶことができる。

セーブデータの複製も可能となっているので、次周突入前のセーブデータを残しておきたい場合などに活用しよう。

 

ストーリー

 

(ゲーム内プロローグより引用)

 

煉獄。

魂が前世の未練と記憶を消し、ひとときの休息を得る場所。

しかし、堕ちた魂はやがて魔物へと変わる。

 

私たちは彼らを浄化し、救うために存在している。

その奉仕こそが、自らの救いへとつながると信じている。

 

『救いのメイド』

これは、救いを実行し、また救いを渇望する私たちメイドの記録である。

 

 

 

操作方法

 

操作方法(※Nintendo Switch版)

JOY-CON(左)
Lスティックキャラクターの移動
上ボタンアイテムを使う
下ボタン(フリー枠)
左ボタン前のアイテムに切り替え
右ボタン次のアイテムに切り替え
Lボタン(指示がある場面で)調べる
ZLボタン(短く押す)全体マップ表示/(長押し)エリアマップ表示
-ボタンポーズメニュー

 

JOY-CON(右)
Rスティックカメラ操作|(スティック押し込みで)ロックオン
Yボタン武器攻撃
Xボタン銃撃
Bボタンジャンプ
Aボタン奥義の使用
Rボタン(長押し)ガード/(敵の攻撃が来た瞬間に短く押す)パリィ
ZRボタンダッシュ
+ボタンメインメニュー

 

(↑Nintendo Switch版のコントローラー設定画面)

「メイド・オブ・サルヴェイション」の操作方式は比較的近代寄りな2Dアクションスタイルで、ボタンをほぼフルに使用する。

ボタン割り当てを変えたい場合は、ゲームメニューの「コントローラー設定」から、画面下部の「コントローラーを設定する」で調節しよう。

なお、「OK/キャンセルの切り替え」項目は、デフォルトではAボタンとBボタンに割り当てられている「OK」と「キャンセル」それぞれの機能を逆に(いわゆる欧米方式のものに)切り替える機能。国内の操作スタイルで慣れ親しんでいるプレイヤーの場合は基本的に触らなくてOK。

 

アクション

 

攻撃

シズカの攻撃手段は大まかに分けて武器による近接攻撃と、銃を使った遠距離攻撃、奥義の使用の3種類で構成される。

メインとなるのは武器を使った各種攻撃アクションで、Yボタンを押すことで発動。

立ち、空中共にボタンを連続で押すことで最大3段階へと技が派生していき、軽量~大型のものまで武器のタイプによってモーションや振りの速さはそれぞれ異なる。

ただし武器による攻撃は、地上で発動する場合、宙に浮いている敵に対して攻撃が当たらない、といった難点がある。この場合はジャンプ攻撃や銃撃などを使って対応しよう。

 

銃撃

Xボタンで銃による攻撃が発動。武器による攻撃とは異なり長射程である点や、地上にいながら空中の迎撃も可能であるなど利点も多い。

一方で、武器攻撃とは異なる点として銃による攻撃は一発使用毎にMPを消費する仕様となっている。消費量は銃の性能によって変化する。

現在MPが装備中の銃の消費量に足りていない場合は使用することができないので、この点はよく覚えておこう。

 

ロックオン

近距離~中距離範囲に敵がいる場合、Rスティックを押し込む事でロックオンカーソルが対象に表示されるようになる。

ロックオン中は移動操作時、シズカがロックオン対象を注視した挙動を取るようになり、この状態は相手からある程度離れるかもう一度Rスティックボタンを押さない限り解除されない。

また敵をロックオン中、別の対象にカーソルを移したい場合は、一旦解除した上で再びロックオンする必要があるなど少々融通の利かない点もあるため注意。

 

ジャンプ

Bボタンでジャンプを発動。ちょっとした障害物を飛び越える際や、空中にいる敵を武器で攻撃したいという場面では必須のアクションだ。

ただし、性能面では飛距離、跳躍力共に標準的であり、高所や長距離間での移動においては少し物足りなさを感じてしまうかも。

空中ダッシュと組み合わせる事も一応は可能なので、足場が不安定な場面では上手く組み合わせてみよう。

 

ダッシュ

ZRボタンで一定距離を高速移動可能なダッシュを発動。特定のスキルとの組み合わせによって追加ダメージを与えるなどの効果が備わる。

敵が繰り出すリーチの長い攻撃の回避手段に重宝するアクションだが、一回辺りの発動につき比較的多くのスタミナを消費するので、連続使用したい場合はある程度最大値を確保しておきたい。

 

奥義

シズカは道中で習得した様々な奥義を使用し、戦闘に組み込んで使うことができる。

奥義は装備メニューの「奥義I」、「奥義II」の各スロットに装着可能で、セット後の奥義IはXボタン、奥義IIはR1+Xボタンでそれぞれ発動する。

奥義は一般モンスターやボスのドロップが主な入手手段となっており、武器や装身具と同じように装備して使用する。

 

奥義のセットは+ボタンでメインメニューを呼び出し、「装備」項目から行う。

「奥義I」、「奥義II」と専用のスロットがそれぞれ2つあり、それぞれに異なる奥義をセット可能。

装着情報には各奥義の特徴に加え、1回使用辺りに消費するMP数値も確認できるので参考にしよう。

 

なお、消費した奥義の使用回数は、MP回復効果のある各種アイテムを使えば一定量回復が可能。

注意点として、消耗したMPは女神像でセーブを行っても一切回復しない。

MP回復ポーション類での使用が一般的だが、パリィ成功時の回復量は非常に恩恵が大きい。道中探索時に安定して狙える敵キャラが出現した際には、意識して狙ってみるといいだろう。

 

連鎖奥義

奥義の中の一部に”鎖”をモチーフとしたものが登場するが、これらは作中で『連鎖奥義』という名称で定義されている。

連鎖奥義は本編進行上で段階的に習得する事が可能な特別な奥義で、一般的な奥義と同様に奥義I、もしくは奥義IIのスロットに装着することで使用できる。発動時には一定量のMPを消費する点、ソフィアによる強化に対応している点なども共通している。

上画像は連鎖奥義の1つ『回転の鎖』で、戦闘用としても可能である一方、特定の場面で使用する事で新たな道を拓くことができる、といったキーアイテム的効果を併せ持った奥義となっている。

ただし、連鎖奥義各種は次の周回に突入する際はゲームの進行度の初期化に伴い、所有している奥義のリスト内から一時的に消えてしまう。本編進行を通じて再び取得する必要があるという点を覚えておこう。

 

ガードとパリィ

 

シズカが利用可能な防御アクションにはガードとパリィの2つがあり、操作はどちらもRキーを使用する。ボタン長押し中はガードを展開。敵の攻撃をガードすると、一定量のスタミナを消費する。

ある程度の攻撃であれば防御可能だが、一部の敵が繰り出す”全身が赤くなった状態”から放たれる“ガード不能技”については防ぐことができない。これらの攻撃に関しては、射程に入らないように移動かダッシュを駆使して回避するしかない。

 

一方パリィはいわゆるジャストタイミング方式による発動で、敵の攻撃を受ける直前に素早くRボタンを押して離す、といった操作になる。

パリィが成功すると青い光のエフェクトが発生。攻撃を弾かれた敵が一瞬無防備状態となり、防御力低下などのデバフ効果を付与する事ができる。この間にすかさず攻撃を叩き込もう。

タイミング次第で敵が放つ発射体をも弾くことができるほど強力な性能を持っているが、ガード不能技”には対応不能。

 

本作におけるパリィの恩恵は非常に大きく、成功時にはその場でかなりの量のMPを回復可能といったリターン効果があるため、普段から積極的に狙っていきたい防御アクションでもある。

関連スキルの習得によって使い勝手は更に上昇していくので、道中はもちろん、特にボス戦でしっかりと使いこなせるように早めに慣れておきたい。

 

背後攻撃

敵が静止中、且つこちらに気づいていない状態の際、背面から一定距離近づくと上画像のような表示が出現する。この状態でYボタンを押すと専用ムーブと共に、背中からの致命的な一撃を加えることができる。

 

平時の攻撃よりも数倍のダメージを手軽に与えられるだけでなく、関連スキルの強化によってターゲット及び使用者本人に追加効果がもたらされる。ただし、ムーブ中は無敵というわけではなく、他の敵の妨害が入ると簡単に潰されてしまうなど難点もある。(※一応、関連スキルの習得によって発動時は無敵状態への強化も可能となっている)

相手がこちらに背を向けて立ち止まっている時だけが唯一のチャンスなので、このタイミングを可能な限り見逃さないように。

 

煉獄のポーション

アイテムの1つ「煉獄のポーション」はその場でHPを一定量回復することができる効果を持っている。

使い方は使用アイテムを煉獄のポーションにセットして上ボタンを押すだけ。使用可能となるのは地上にいる時のみで空中では不可。

アイテム使用中は専用アクションを取る影響で、一時的に無防備状態となる。運悪く、その合間に攻撃を喰らった場合は効果が打ち消されると同時に使用分も消費され、無駄になってしまうことも併せて記載しておく。(一部スキルの中にはこうした欠点を補う効果のあるものも存在する)

 

煉獄のポーションは回復アイテムとしては唯一、恒常的に持ち運べるもので、消費した分は女神像でセーブを行う毎に最大値まで補充される。本作における生命線とも言えるアイテムだ。

また、最大所持数を増やすことができるストックアイテムがゲーム内の随所に隠されているので、見かけたら優先的に回収しておこう。

 

ゲームシステム

 

ゲージの見方

:HPゲージ(緑色):セット中の奥義(アクティブ)
:MPゲージ(青色):セット中の奥義(待機)
:スタミナゲージ(黄色)

※❹と❺はRボタンの長押しの有無によって瞬時に切り替わるようになっており、平時は奥義Iが❹、奥義IIが❺と表示。長押し時は表示は逆になる。

また、奥義アイコン隣の「x◦」はそれぞれの使用回数を意味する。

 

ステータス

能力名称備考
レベルシズカのキャラクターレベル。いずれかの能力値に必要分のカルマを注ぐことでレベルアップ
生命力ライフ最大値に影響
筋力攻撃力に影響
集中力魔力に影響
活動力スタミナ消費量に影響
HP生命値。0になると死亡。煉獄のポーションやアイテムの使用で回復。女神像でセーブを行うと全快
MP銃撃や奥義の発動に必要。敵を攻撃したり、パリィを成功させる事で一定量回復
スタミナガードやパリィ、ダッシュを使うことで消費。アクションを取っていない状態中に限り、自動で回復
クリティカルクリティカル率
発見力アイテムドロップ率
所有個数系
所持カルマ所有するカルマ数
必要カルマ次のレベルアップに必要なカルマ数
煉獄のポーション煉獄のポーションの現在量と最大所有数
楔石所有する楔石の数。(楔石はレベルアップ1回につき1個獲得)

 

能力値

能力名称備考
攻撃力装備品込みの攻撃力数値
防御力装備品込みの防御力数値
魔力銃撃、奥義の威力に影響
生命力HP数値に影響
腕力基本攻撃力に影響
集中力奥義の威力、MP数値に影響
活動力スタミナ数値に影響

生命力~活動力の下4項目については次項の「レベルアップと成長能力の強化」を参照。

 

レベルアップと成長能力の強化

ゲーム内の各エリアに点在する、”武器を持った石像を通して”レベルアップを行うことができる。

石像はゲーム内の各エリアに点在している他、各エリアボス撃破時にもそのポイントにセーブ担当の”装束姿の像”と一緒に出現し、利用できるようになる。

レベルアップを実行したい時は専用画面の呼び出しが必要だ。石像の前に立ってLスティックを上に倒してみよう。

 

レベルアップには一定量のカルマが必要となり、1レベル上昇毎に1個の”楔石”と、成長能力に1ポイントのボーナスをそれぞれ獲得することができる。(楔石は”スキル”の強化に使用)

4種類ある成長能力は、どういう風にポイントを割けばいいのか迷いどころだが、ゲームの性質上、優先される能力については判り易い。

 

以下の表は各種成長能力と、ポイントを振ることで影響するステータスの一覧となる。

能力名影響のあるステータス
生命力最大HP
筋力攻撃力
集中力最大MP、奥義の威力
活動力最大スタミナ

 

成長傾向の目安としては生命力、筋力、集中力が33、活動力が20でそれぞれステータス上昇率がピークを迎え、以降の1ポイント辺りの上昇効果はほぼ頭打ちとなる。

中でも、HPゲージを伸ばせる生命力や基本攻撃力が向上する筋力は早期に最重要視したいパラメーターだが、ある程度うまく立ち回る自信があるなら序盤は筋力全振りでもOK。少しHPに不安を感じる、と言う場合は生命力との両立が望ましい。

奥義の使用で重要よなるMPは「Hunter X」シリーズのストック制とは異なり、今作ではゲージ制になっている。ただし、ポイント1つ割り振りにおける数値自体の上昇率はHPゲージに比べてあまり高くない。スタミナゲージに影響する活動力は成長限界も早く、序盤の時点ではそこまで意識して育成しなくてもよい。ただし、ゲージ量が多いに越したことはないので終盤に向けて一定分は鍛えておきたいところ。

 

カルマ

本作における通貨の役割を果たすのはカルマという単位で、レベルアップ、各種アイテムの売買、武器や奥義の強化など作中システムのあらゆる部分で利用される。

カルマは主に以下のような方法を通じて獲得が可能。

・敵を倒す

・カルマの欠片、カルマの結晶などのアイテムを使用する

・聖域にいるNPCのセシリアを通じてアイテムを売却する

カルマについては、各ボス撃破時のドロップが最も大量に手に入る機会となる。道中のほとんどのボスは倒した直後にセーブとレベルアップの石像が出現するので、この時点でポイントの割り振りもまとめて行っておけば無駄が生じない。

道中の敵から重複分の武器やアクセサリーなどがドロップで手に入った場合は、聖域でセシリアに売却してしまうのも一つの手だ。

 

カルマの結晶体と回収について

所持中のカルマはシズカが力尽きることで、その全額をその場に落としてしまう。

また、力尽きた後は一時的に全てのMPも同様に失われてしまうといったペナルティを背負うことになる。

 

最寄りの女神像での復活後に力尽きたポイントへ向かうと、その場にピンク色に輝く『カルマの結晶体』(上画像)が落ちており、これに攻撃を2回当てる事で回収は完了する。

ただし、回収前に再び力尽きてしまった場合は次回に回収可能な量がその直前までの獲得数に上書きされてしまい、紛失した分は二度と戻ってこない。

敵陣の真っ只中など特に危険そうな場面で力尽きてしまった場合は、極力安全を確保した上で素早く慎重に回収しよう。

 

状態効果

一部の敵の攻撃被弾時やパリィ成功時などの特殊な条件時に、状態効果が付与される場合がある。

状態名備考
BURN火傷。一定時間、持続性の固定ダメージを負う
FREEZE氷結。一定時間、硬直状態になる。Lスティックを素早く動かすと早く回復可能
POISON猛毒。一定時間、持続性の固定ダメージを負う
PARALYZE麻痺。一定時間、硬直状態になる。Lスティックを素早く動かすと早く回復可能
BLEED出血。一定時間、持続性の固定ダメージを負う
CURSE呪い。一定時間、通常攻撃不可状態になる。
バフ/デバフ効果
ATK UP一時的な攻撃力上昇。特定のスキルを習得していると、パリィ成功時に確定で発動
DEF DN一時的な防御力低下。特定のスキルを習得していると、パリィ成功時に敵に確定で発動

状態異常はいずれもアイテムの「癒し団子」を使う事で素早く回復が可能。

BURNはダッシュを連続で行うと素早く鎮火させることができ、FREEZE、PARALYZEといった硬直系の異常はボタン連打やLスティックを素早く動かすことでより早く回復することができる。

 

属性/耐性

属性攻撃力と耐性は、火炎、氷、毒、闇の計4種類。

属性効果をもった一部の武器を装着時、敵を攻撃するとダメージと併せて各属性にちなんだ状態異常を対象に付与することが出来る。

 

本作ではボス戦において、属性や耐性を意識することは非常に重要

特に、防御力を強化する手段に乏しい(唯一、技術でのみ強化が可能)本作では、耐性が与える恩恵は相手によっては非常に大きいものとなる。

ボス対策用に装飾品の組み合わせを行う際、下手に攻撃力特化にするよりも耐性をしっかりと対策しておくことで戦いの安定感そのものが増すこともある。

耐性効果があるアクセサリーには、各種ネックレスやイヤリングが該当する。同じタイプの耐性のものを2つ組み合わせておけば更に効果もアップ。

 

どうしても特定のボスに勝てない、という時はステータスの見直しに併せて、まず相手の特徴に何らかの属性が備わっていないかを観察し、それに対応する形で適切な耐性装備を整えてみよう。

(例えば、ボスの攻撃に”派手な炎のエフェクト”が見える→火炎属性?→火炎耐性の装備に変えてみる といった具合だ)

 

技術(スキル)の習得

本作におけるスキルはツリー型による習得方式となっている。

各ツリー上のスキルの習得にはレベルアップや宝箱から獲得可能な「楔石」というアイテムを要求され、必要個数はスキル1つにつき1~3個。

各スキルツリーの中心には関連する枝の起点となる「コアスキル」があり、これをあらかじめ習得した後、1つ手前のコアスキルに関連する各種スキルを一定数習得しないと枝分かれしているスキルにポイントを割り振ることも習得することもできない。

 

各種コアスキルは画像上のように、アイコンが描かれたタイルのような形状でゲーム内の何処かに落ちている。

基本的に各エリアの奥まったところやボス撃破後の奥の部屋といった箇所に隠されていることが多く、画面上では見えてるのに壁に阻まれて回り道をさせられることも。

 

クエスト

聖域にいる各NPCとの会話を通じて、クエストを受託する事がある。クエストは同時進行が可能で、一度受けた後はどれから進めてもOK。

多くの場合は対応するキーアイテムを集めて持って来る納品型クエストがほとんどだが、一部のNPCから戦闘に関わるチャレンジ型クエストが登場する場合も…?

 

 

アイテムリスト

 

(※ゲーム内の「図鑑」の内容と互換した並びとなっています。随時更新中)

 

名称消費MP備考
レクイエムバイト1攻撃力+22、クリティカル+50
ルミナスファントム1攻撃力+48、クリティカル+100
フローズンローズ1攻撃力+76、クリティカル+200、氷結属性攻撃力+27、付与効果:氷結
デスウィスパー1攻撃力+42
インフェルナルスティング1攻撃力+56、毒属性攻撃力+20、付与効果:猛毒
テンペスタ・モルス1攻撃力+85、闇属性攻撃力+30、付与効果:呪い
イーヴルハウンド3攻撃力+270、クリティカル+50、火炎属性攻撃力+80
ミッドナイトブラスト3攻撃力+360、闇属性攻撃力+108、付与効果:麻痺
ヘルゲートブレイカー3攻撃力+360、クリティカル+200、火炎属性攻撃力+129、付与効果:火傷

(※:2周目以降に入手可能/:3周目以降に入手可能)

銃器各種は、聖域に出現するNPC・アイリーンを通して強化が可能。強化の段階は一律で、最大5段階。

段階必要素材
1回目1,000カルマ+粗い骨の欠片×1
2回目3,000カルマ+粗い骨の欠片×2
3回目8,000カルマ+磨かれた骨の欠片×1
4回目10,000カルマ+粗い骨の欠片×1+磨かれた骨の欠片×1
5回目18,000カルマ+黄金の骨の粉×1

 

武器

名称備考
メイドの刀攻撃力+70
三角斧攻撃力+91、クリティカル+50
ヴェノムエッジ攻撃力+119、毒属性攻撃力+34、付与効果:猛毒
フェニックステイル攻撃力+154、火炎属性攻撃力+44、付与効果:火傷
アイアンソード攻撃力+279、クリティカル+200
イビルスター攻撃力+231、闇属性攻撃力+66、付与効果:呪い
竜の牙攻撃力+315、クリティカル+150、付与効果:出血
悪霊の魔導士の杖攻撃力+210、氷属性攻撃力+60、付与効果:氷結
インフェルノブレード攻撃力+287、火炎属性攻撃力+82、付与効果:火傷
黒月刀攻撃力+298、クリティカル+300、闇属性攻撃力+128、付与効果:麻痺
虐殺の大剣攻撃力+150、クリティカル+50
怨霊の鎌攻撃力+190、火炎属性攻撃力+57、付与効果:火傷
アイアンアックス攻撃力+276、クリティカル+200
ファントムヴァイパー攻撃力+290、毒属性攻撃力+87、付与効果:猛毒
ドラゴンクロー攻撃力+312、クリティカル+150、付与効果:出血
死神刀攻撃力+370、闇属性攻撃力+111、付与効果:呪い
フレイムヘルブリンガー攻撃力+420、火炎属性攻撃力+126、付与効果:火傷
聖域の大剣攻撃力+507、クリティカル+300、付与効果:出血
フロストアックス攻撃力+400、氷属性攻撃力+120、付与効果:氷結
封印の大剣攻撃力+434、クリティカル+300、闇属性攻撃力+130、付与効果:麻痺

(※:2周目以降に入手可能)

各武器は、聖域に出現するNPC・アイリーンを通して強化が可能。強化の段階は一律で、最大5段階。

段階必要素材
1回目1,000カルマ+粗い鉄鉱石×1
2回目2,000カルマ+粗い鉄鉱石×2
3回目5,000カルマ+粗い鉄鉱石×1+磨かれた鉄鉱石×1
4回目10,000カルマ+粗い鉄鉱石×1+磨かれた鉄鉱石×2
5回目12,000カルマ+磨かれた鉄鉱石×1+精錬された鉄鉱石×1

 

奥義

名称消費MP備考
追跡の鎖(1魔力+160|敵や運命の環に投げ、素早く接近できる。
審判の鎖(10魔力+227|両側から鎖を振り回し、敵に致命の一撃。鎖で封印された敵を打ち払うことができる。
回転の鎖(15魔力+343|鎖を高速回転させ、敵に連続打撃。鎖で封印された結晶体を破壊できる。
衝撃の鎖(5魔力+115|鎖を前方に素早くたたきおろし、敵に打撃を与える。
乱舞の鎖20魔力+388|鎖を全方位に素早く回転させ、地上と空中の敵すべてに連続打撃を与える。
炎のハンマー10魔力+238、火炎属性攻撃力+102、付与効果:火傷|巨大な炎のハンマーを召喚、前方に叩き下ろす。
渾身の蹴り5魔力+148|敵の弱点を見抜き、俊敏な蹴りを放つ。
槍撃20魔力+322、付与効果:出血|巨大な黄金のランスを召喚、前方に連続打撃。
闇の斧10魔力+204、闇属性攻撃力+88、付与効果:呪い|巨大な闇の斧を召喚、大きく振り回して攻撃する。
抜刀術10魔力+364、付与効果:出血|刀を素早く抜き、勢いで連続2回斬りつける
雷撃15魔力+283、火炎属性攻撃力+121、付与効果:火傷|強力な雷を召喚し、敵へと落とす。
冷却波15魔力+301、氷属性攻撃力+129、付与効果:氷結|前方に強力な氷の棘の波を召喚。
気合5魔力+193、上昇率(%):20|一定時間クリティカル率上昇(適用時間:20秒)
加護20魔力+293、Tick毎の回復率(%):2|一定時間、定期的にHPを回復(適用時間:30秒)
集中10魔力+350、上昇率(%):50|一定時間クリティカル率を大きく上昇(適用時間:20秒)
闇の剣舞15魔力+385、闇属性攻撃力+165、付与効果:麻痺|身体の周囲に闇の刃を召喚して守りを固める。
毒の剣召喚20魔力+357、毒属性攻撃力+153、付与効果:猛毒|巨大な毒剣を召喚、敵へ突き立て2連打。
剣舞15魔力+329|身体の周囲に怨霊剣を召喚して守りを固める。
闇の蹴り5魔力+382、闇属性攻撃力+164、付与効果:麻痺|闇の力を集め、俊敏な蹴りを放つ。
氷のハンマー10魔力+384、氷結属性攻撃力+164、付与効果:氷結|巨大な氷のハンマーを召喚し、前方へ叩きつける。

(※:2周目以降に入手可能/:3周目以降に入手可能)

(*:Tick=1Tick辺り約3秒)

:キーアイテムのような扱いとなっている関係で、次周突入直後は装備リスト上から一時的に消滅するため、ゲーム進行を通じて再び入手しなくてはならない

各奥義は、聖域に出現するNPC・ソフィアを通して強化が可能。強化の段階は一律で、最大5段階。

段階必要素材
1回目1,000カルマ+初級の術法書×1
2回目3,000カルマ+初級の術法書×2
3回目8,000カルマ+中級の術法書×1
4回目10,000カルマ+初級の術法書×1+中級の術法書×1
5回目18,000カルマ+上級の術法書×1

 

アクセサリー

名称備考
金の指輪攻撃力+12
銀の指輪防御力+5
鱗の指輪クリティカル+20
鋼の指輪攻撃力+25
灰の指輪防御力+10
蛇の指輪クリティカル+40
ルビーの指輪攻撃力+72
サファイアの指輪防御力+20
アメジストの指輪クリティカル+80
精巧な金の指輪攻撃力+80
精巧な銀の指輪防御力+30
茨の指輪クリティカル+60
悪霊の指輪攻撃力+107
竜の指輪防御力+35
速度の指輪クリティカル+150
メイドの指輪攻撃力+125
救いの指輪防御力+40
聖域の指輪クリティカル+100
炉の指輪攻撃力+176
自然の指輪防御力+60
宇宙の指輪クリティカル+200
英雄の指輪攻撃力+276
女神の指輪防御力+80
煉獄の指輪クリティカル+300
ルビーネックレス魔力+18、火炎属性耐性+20
サファイアネックレス魔力+23、氷属性耐性+20
エメラルドネックレス魔力+20、毒属性耐性+20
アメジストネックレス魔力+21、闇属性耐性+20
高級ルビーネックレス魔力+63、火炎属性耐性+45
高級サファイアネックレス魔力+74、氷属性耐性+45
高級エメラルドネックレス魔力+56、毒属性耐性+45
高級アメジストネックレス魔力+80、闇属性耐性+45
スカルネックレス魔力+109、火炎属性耐性+80
ブリザードネックレス魔力+109、氷属性耐性+80
サラマンダーネックレス魔力+109、毒属性耐性+80
闇のネックレス魔力+110、闇属性耐性+80
火のイヤリング魔力+83、火傷の状態異常を無効化
水滴のイヤリング魔力+83、氷結の状態異常を無効化
自然のイヤリング魔力+83、猛毒の状態異常を無効化
闇のイヤリング魔力+83、麻痺、呪いの状態異常を無効化
高級火のイヤリング魔力+130、火炎属性耐性+100、火傷の状態異常を無効化
高級水滴のイヤリング魔力+130、氷結属性耐性+100、氷結の状態異常を無効化
高級自然のイヤリング魔力+100、毒属性耐性+100、猛毒の状態異常を無効化
高級闇のイヤリング魔力+150、闇属性耐性+130、麻痺、呪いの状態異常を無効化
太陽のイヤリング魔力+150、全属性耐性+99
監視者の目発見力+500
幸運の巻物アクセサリーのドロップ率少量アップ
力の巻物武器のドロップ率少量アップ
知力の巻物奥義のドロップ率少量アップ
レザーブーツスパイクトラップや罠などのダメージを30%軽減
イーグルフェザースタミナ回復速度がわずかに上昇。効果値:+20%
デーモンの目発見力+1000
幸運の紋章アクセサリーのドロップ率中量アップ
力の紋章武器のドロップ率中量アップ
知力の紋章奥義のドロップ率中量アップ
スチールブーツスパイクトラップや罠などのダメージを50%軽減
紅の護符カルマ獲得量少量(5%)アップ
猫の仮面背後攻撃成功後、HPを少量(+30)回復する
グリフィンの羽根スタミナ回復速度が中量(40%)アップ
ペガサスの紋章マップ探索率に応じて攻撃力が増加する*
青のお守りカルマ獲得量中量(10%)アップ
ゴーストマスク背後攻撃成功後、MPを少量(+10)回復する
宇宙の眼発見力+1500
幸運の書物アクセサリーのドロップ率大量アップ
デーモンのお守りカルマ獲得量大量(20%)アップ
木の仮面背後攻撃成功後、HPを中量(+60)回復する
力の巻物武器のドロップ率大量アップ
知力の巻物奥義のドロップ率大量アップ
主様の仮面背後攻撃成功後、MPを中量(+20)回復する

(※:2周目以降に入手可能/:3周目以降に入手可能)

*マップ探索率100.0%到達時の強化値は攻撃力+120)

消耗型アイテム

名称備考
聖域の帰還石聖域にテレポートする
カルマの欠片カルマ少量(+50)獲得
カルマの結晶カルマ中量(+500)獲得
カルマの塊カルマ大量(+2000)獲得
癒し団子全状態異常を回復
活力のポーション一定時間、スタミナ消費量が半分になる(持続時間:30秒)
士気の種一定時間、攻撃力を少量(+5%)増加(持続時間:60秒)
不屈の種一定時間、防御力を少量(+5%)増加(持続時間:60秒)
士気の果実一定時間、攻撃力を中量(+10%)増加(持続時間:60秒)
不屈の果実一定時間、防御力を中量(+10%)増加(持続時間:60秒)
士気の花一定時間、攻撃力を大量(+20%)増加(持続時間:60秒)
不屈の塊一定時間、防御力を大量(+20%)増加(持続時間:60秒)
赤の香水一定時間、火炎属性ダメージを無効化(持続時間:60秒)
青の香水一定時間、氷属性ダメージを無効化(持続時間:60秒)
緑の香水一定時間、毒属性ダメージを無効化(持続時間:60秒)
紫の香水一定時間、闇属性ダメージを無効化(持続時間:60秒)
混合香水一定時間、全属性ダメージを無効化(持続時間:60秒)
精製された赤の香水一定時間、火傷の状態異常を無効化(持続時間:60秒)
精製された青の香水一定時間、氷結の状態異常を無効化(持続時間:60秒)
精製された緑の香水一定時間、猛毒の状態異常を無効化(持続時間:60秒)
精製された紫の香水一定時間、麻痺、呪いの状態異常を無効化(持続時間:60秒)
精製された混合香水一定時間、全ての状態異常を無効化(持続時間:60秒)
体力のポーションHPを少量(+100)回復
魔力のポーションMPを少量(+30)回復
体力の大きなポーションHPを中量(+200)回復
魔力の大きなポーションMPを中量(+60)回復
精製された体力のポーションHPを全回復
精製された魔力のポーションMPを全回復
究極のポーションHP、MP、スタミナを全回復
カルマの欠片+1カルマ少量(+1000)獲得
カルマの結晶+1カルマ中量(+10000)獲得
カルマの塊+1カルマ大量(+40000)獲得
カルマの欠片+2カルマ少量(+2000)獲得
カルマの結晶+2カルマ中量(+20000)獲得
カルマの塊+2カルマ大量(+80000)獲得
煉獄のポーションHP回復(石像でセーブ時に最大所持数まで回復)

(※:2周目以降に入手可能/:3周目以降に入手可能)

 

強化素材アイテム

名称備考
楔石技術(スキル)獲得に必要となる素材。レベルアップ1回毎に1つ獲得
粗い鉄鉱石武器強化素材
磨かれた鉄鉱石武器強化素材
精錬された鉄鉱石武器強化素材
初級の術法書奥義強化素材
中級の術法呪術書奥義強化素材
上級の術法書奥義強化素材
粗い骨の欠片銃強化素材
磨かれた骨の欠片銃強化素材
黄金の骨の粉銃強化素材

最上級素材にあたる精製された鉄鉱石、上述の術法書は最大で3つ、黄金の骨の粉は最大で2つと極めて少ない。そのため、最大強化を施す対象武器はどれか1つに絞る事を推奨。

 

プレイ後の感想

ORANGE POPCORNが贈る完全新規IP「メイド・オブ・サルヴェイション」。本作は筆者イチ推しのメトロイドヴァニア作品「Hunter X」、及びその続編「Codename T」を世に送り出したディベロッパーの新作ということで筆者もコンソール移植版配信を心待ちにしていた期待作だ。

解釈が寝る間も惜しむ勢いのゲームプレイの甲斐あって、先刻1周目をようやく終えることができたので、以下ではそれを踏まえての感想を記していく。

 

本作は給仕スタイルの衣装に身を包んだ”救済のメイド”・シズカが、煉獄に囚われし魂の救済を目的に戦うアクションRPGとなっている。”メイドたちのダークファンタジー”というコンセプトや、”メイドを主人公に据えたアクションRPG”という内容は単純明快にしてキャッチーであり、本作最大のアピールポイントとして機能している。

シズカの戦闘スタイルは”銃”と”武器”の二刀流に加えて約20種類に渡る奥義をベースとしたもので、これらのアクションを駆使して立ち塞がる数々の魔物を切り抜けながら、広大なエリア探索の合間に武器やアイテムの入手、新たなスキルの習得を通じて聖域の守護者としての成長を段階的に遂げていく。

「Hunter X」シリーズで培われたシステムをベースに、画面構成は従来の作品でお馴染みだった横スクロールから見下ろし型へと大胆変更。その上で敵側には種族ごとの特性や環境に合わせて地上、空中、水面といった立体的な”高さ”の概念が存在しており、地上用攻撃で対応できない相手には、ジャンプや銃撃、奥義等のアクションの活用が別途必要となるなどの戦略性も見られる。

 

また、過去の同開発元作品に比べて今作ではキャラクターの設定が比較的細かく描かれている印象だ。

「メイド」をテーマにした作品タイトルにふさわしく、ゲーム内の拠点地域にあたる聖域では登場するキャラクターの大半がメイドというその徹底ぶりを窺わせており、管理者であるマリアを除いた全員が白と黒基調のショートエプロンドレスという統一感のあるファッションに身を包んで登場する。

外見こそ平凡なアセットモデリング風である事も手伝ってかビジュアル的には皆一様に薄味気味ではあるのだが、その上で各キャラごとに細かな装飾の違いを持たせてアクセントを付けていたり、会話パートの積極的な導入によりプレイヤーの任意で一人一人に触れ合う機会を設けていたりと言った工夫が見られる。

 

そして肝心のゲーム部分についてだが、オーソドックスな作りでありながらも安定した完成度、という老舗のような安心感を覚える出来で、これまでORANGE POPCORNのタイトルを遊んだことはない、という方にとっては、迷いなくおススメできる内容となっている。

逆に、同ディベロッパーの既存タイトルをこれまでプレイしてきたユーザー目線で実際にプレイしてみた場合、世界観や画面スタイル、新武器要素の”銃”といったマイナーチェンジが図られている部分こそあるものの、既存の作品から使いまわしている要素が多く見られることから”Hunter Xの三番煎じ”として映ってしまう点もまた否めない。

これまで培われてきたゲームシステムが存分に活かされているのは利点だが、せっかくの完全新規IPということでもっと挑戦してみて欲しかったという気持ちも少なからず感じた次第だ。

 

1周クリア辺りおよそ8~12時間以上(※プレイスタイルに依存)としっかり遊べるゲームボリュームは相変わらず。アイテム図鑑の完成を目的とする場合、周回プレイ(最低でも3周)が大前提となっている点も既存タイトルからそのまま踏襲されているため、やり込む場合は所要時間についても相応の覚悟が必要。

ここまで紹介してきた通り、ベースとなるシステム部分は「Hunter X」系列作品との互換性が高く、シリーズ経験者であればすぐに理解出来るように設計されている。従来作同様パリィの重要度が相変わらず高い点や、画面方式が見下ろし型である影響で高低差の感覚に慣れが必要であるなど、若干の取っつきにくさを感じてしまう部分もあるものの、この辺りは遊びこんでいる内に自然と馴染んでくるので大きな問題とはならないだろう。

全体的には卒の無い純然たるアクションRPGといった出来でお遊び的な要素はほとんど見られないが、そういったデザインのゲーム作品が好みであるという方、「いつものORANGE POPCORN節が良い」という方、もしくはもっと単純に「メイドが主人公のアクションゲーム」に興味がある、というような方であれば、今作「メイド・オブ・サルヴェイション」はしっかりと楽しめるはずだ。是非お試しあれ。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中)8.5

 

良い点

  • “武器と銃を携えて戦うメイド”が主人公のダークファンタジー路線且つダイナミックなアクションRPG
  • 会話デモシーンの追加など、同開発元の既存シリーズと比べてある程度キャラクター性を前面に押し出すための工夫が見て取れる
  • アクションの軽快さやロードレスなゲーム本編など、同じ開発元作品として従来通りの高いプレイアビリティと満足感

惜しい点

  • 画面方式がトップダウン型であるにも拘らずカメラ角度を操作できない影響で、アスレチック要素のある場面では高低差に関する視認性の拙さが目立つ箇所も
  • セーブポイントでMPが回復しない仕様が災いとなり、対応回復アイテムの使用を促されたり、パリィ成功によるボーナス効果を意図的に狙う必要がある
  • これまでORANGE POPCORN作品を遊んできたプレイヤーにとっては、ゲームのベース部分が既存タイトルから使いまわされている印象が強く新鮮さに欠ける

 

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おまけ

 

2回目以降の救いについて

最終ボス討伐後は、聖域にいるマーガレットを通じて次の周回に挑むことができる。

 

2周目以降の周回プレイにおける特徴は以下の通り

引き継げる要素引き継げない要素(リセットされる要素)
・レベルを含む前周までに強化した各パラメーター

・次周突入前のアイテム、奥義の装備状態

・武器、銃、アクセサリー、奥義、消耗品獲得状況

・図鑑の収集状況

・実績の獲得状況

・残影の獲得状況

・スキルの習得状況

・クエストを含むゲーム進行状況(リセット対象)

・マップ踏破率(リセット対象)

・各エリアボスの討伐状況(リセット対象)

・煉獄のポーションの所持数(リセット対象)

・キーアイテム、及び連鎖奥義の獲得状況(リセット対象)

・コアスキルの獲得状況(リセット対象)

・聖域の帰還石(所持数0個でスタート)

引き継げる要素をざっと眺めても判るように、2周目以降はいわゆる「強くてニューゲーム」的なスタイルでのゲーム進行となる。

 

1周目に比べていきなり高レベル状態、且つ前回の冒険で手に入れた装備品や奥義を最初から持っている分、序盤はボスも楽々倒せるようになっているが、全体的に道中の一般モンスターのステータスも、攻撃力を中心に上がっていたりするので、ゲーム全体の緊張感の高さは変わらず一切気が抜けない。

また、スキルについても「コアスキル獲得状況のリセット」に伴い、楔石を使って解放した派生スキル各種もその機能が停止。効果の発動のためにはコアスキルを再び手に入れなくてはならなかったりと、一定の制約を伴う形となる。

 

反面、1周目では見られなかった場所に宝箱が配置されていたり、強力なアクセサリーも新たに登場したりと、周回プレイに挑戦する上でのメリットもきっちりと用意されている。

「1周目でもうやることがなくなった」、「図鑑をコンプリートしたい」というプレイヤーは、気持ちを新たに2周目に挑んでみよう。

 

聖域の柱の上にある宝箱

動画を参照。

 

フローズンローズ

 

エンディングの後、聖域を北上して水面上の宮殿方面へ向かうと、水路の辺りで突如猫の鳴き声が聞こえるデモシーンが始まる。

デモシーンを見た後、水路に出来た橋を渡って道なりに行くと突き当たりにロナがおり、話しかけると銃『フローズンローズ』を獲得可能。(実績コンプリートにはこの銃の入手は必須)

 

 

 

 

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