A.S.O(FC版) 状況に応じたアーマーの装着が攻略のカギ

 

f:id:stgk:20200717085027p:plain

 

商品情報:A.S.O

対応機種:ファミリーコンピュータ

販売:SNK

開発:同上

発売日:1986年9月3日

 

 

 

 

©1986 SNK

 

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク

アーケード発トップビュー形式のシューティングゲーム、対地、対空2種類の攻撃を駆使して敵機を撃退しよう

 

f:id:stgk:20200717085549p:plain

 

「A.S.O」(Armored Scrum Object)はSNK(新日本企画)が開発販売を手掛けるタイトル。オリジナルは1985年稼働のアーケード版で、本作はそのアレンジ移植版。

戦闘艇「SYD」を操作して、大型兵器「メカノクレート」の打倒へと乗り出すのが目的となる。

 

6面終了のループ型トップビューシューティングゲームで、各ステージの最後ではボス戦が展開。道中のアイテム回収に併せて獲得可能な特殊武装(アーマー)を上手く駆使しながら戦っていこう。

 

 

操作方法

 

十字キー:SYDの移動

SELECTボタン:アーマー選択/装着画面に切り替え

STARTボタン:ポーズ

Aボタン:対空攻撃(レーザー)発射

Bボタン:対地攻撃(ミサイル)発射

 

 

「A.S.O」においてのSYDの攻撃スタイルは対地、対空ごとにショットを使い分けながら戦うもので、本作以前に同機で登場した「ゼビウス」(1984年 ナムコ)、「アーガス」(1986年 ジャレコ)などのタイトルに近い方式となっている。いずれのタイトルもアーケードゲームをオリジナルにもつ移植版だ。

 

 

 

 

多様なポイントを道中で回収してSYDをパワーアップ

 

f:id:stgk:20200717092038p:plain

 

「A.S.O」ではステージ道中で特定の地上物を破壊した際にアイテムが出現。

ポイントと呼ばれるこれらのアイテム類にはそれぞれ以下のような効果がある。

(※ファミリーコンピュータ版におけるポイントは比較的シンプルな仕組みへと調整されており、アーケード版では種類が更に細かく分類され、多くなっている)

 

f:id:stgk:20200717101523p:plain EPが2増加

f:id:stgk:20200717101645p:plain SYDのスピードがアップ。最高3段階

f:id:stgk:20200717102301p:plain SYDのスピードアップ段階をキープ。ミスをした場合でもスピードが落ちなくなる

f:id:stgk:20200717101801p:plain 対空ショットの同時射出数が増加。シングル→ダブル→トリプル

f:id:stgk:20200717101912p:plain 対地ミサイルの同時射出数が増加。シングル→ダブル→トリプル

f:id:stgk:20200717102006p:plain 周辺の敵機を殲滅する

f:id:stgk:20200717102137p:plain 一定区間をワープ移動

f:id:stgk:20200717102227p:plain 一定区間をリバースワープ移動

 

上記に混じって、マイナス効果をSYDに与えてしまう裏ポイントといった以下のようなアイテムも存在する。

 

f:id:stgk:20200717103449p:plain EPが4減少

f:id:stgk:20200717103502p:plain スピード、ショット、ミサイルの強化段階が1つ下がると同時にキープ効果が失われる

f:id:stgk:20200717102742p:plain 全てのキープポイントが失われる

 

裏ポイントの特徴は黒縁にアルファベットが左右逆で描かれたものが多く、基本的に獲得によるメリットはないので特に理由がない場合は全て無視していこう。

 

 

 

 

計8種類の多彩なアーマー、状況に応じた装着が攻略のカギとなる

 

 

f:id:stgk:20200727191427p:plain

 

「A.S.O」では全8種類のアーマーが登場する。ポイント各種を獲得してSYDを強化していく内に、その種類も自然と追加されていく。

 

 

SHEELD:SYDの全面にバリアを展開。敵弾を防ぐことができる

FIRE:前方に炎を照射して、強力なダメージを与える

CANON:幅広のレーザーを正面に放つ。威力が高め

PARALYSER:前方に冷凍ビームを照射し、敵を麻痺させる

OCTO:8方向にレーザーを放つ

HOMING:誘導性のある対地用ミサイルを2発発射する

NUCLEAR:核弾頭ミサイルを前方に発射、発生した爆発は対地対空両方に有効

THUNDER:画面全体に稲妻を放ち、全ての敵機と敵弾を破壊する

 

 

f:id:stgk:20200717085731p:plain

 

アーマーを装着するためには、まずプレイ中SELECTボタンを押して装着メニュー画面へと切り替える必要がある。

メニュー画面上には獲得した各アーマーが表示されるので、使いたいものの上に自機を重ねた状態でもう1度SELECTボタン。これで、選んだアーマーが装着された状態でゲームが再開される。

 

各アーマーの使用には一定量のEPが必要となり、使用するごとに消耗していく。

使用コストは武器によってそれぞれ異なるが、EPが0になった時点で武装は強制的に外されてしまう。

 

この仕様上、装着状態を恒常的に維持する事はまず不可能なので、アーマーは必要な場面でこそ装着するようにして無駄遣いを極力避けるようにしていきたい。

 

 

f:id:stgk:20200717104106p:plain

 

稀に出現する「?」を回収すると全てのアーマーが一時的に解放され、どれでも好きなものをそれぞれ1回分使うことが可能となる。

 

 

f:id:stgk:20200717113549p:plain

 

ボス戦で特にオススメとなるアーマーはTHUNDERで、1発辺りの消費エネルギーこそ多いが一度放てば大半の相手を一撃で沈めることが可能な威力を持っている。

バランスブレイカーな側面を持った武器ではあるが、激しい攻撃を避けるだけでも対処が精いっぱいとなるようなボスも登場するので、ここぞという時には躊躇せずに使って行こう。

 

種類豊かな武装で広がる攻略の幅、反面、シューティングとしては爽快感に乏しい部分も

 

f:id:stgk:20200727191225p:plain

 

「A.S.O」は新日本企画のファミリーコンピュータ参入における第1弾タイトルとなる。

一度獲得した多彩な武装を任意のタイミングで装着して戦う、といったスタイルは当時の同ジャンル作品の中ではまだ新しいもので、ファミリーコンピュータ版では装着モード画面への切り替えといった、機能面のアレンジによるオリジナル版との区別化も図られている。

アーケード版ではやや複雑だったパーツによるパワーアップシステムについても、分かり易い方式に変更した部分も改善点と言えるだろう。

 

 

反面、一本のシューティングゲームとしての完成度の面で見た場合は良くも悪くも作りがスタンダードすぎる印象で、加えて自機の通常ショット性能が貧相な分どうしても地味な撃ち合いになって爽快感に欠け易い。

 

アイテムを入手して同時射出数が増えても、ショットの軌道自体は正面に発射するものに終始する上連射性能にも乏しいため、多方向から高速移動で出現する敵機を広く撃ち落としていきたい場合はどうしてもアーマーが恋しくなってしまいがちだ。

 

各アーマーも消費型な仕様であると共にエネルギーが尽きれば解除されてしまうこともあって、一度装着すれば無双状態をずっと維持したまま進行できるわけでもない。その分、基本的にはアーマーを付けていないノーマル状態でのシューティング技術力が問われることになるだろう。

 

 

 

本作のような自機に武装を施して戦うタイプのシューティングゲームとして、同年6月発売の「B-WINGS」(データイースト) が挙げられる。こちらは使いたい武装をステージ開始前に選択する方式で「A.S.O」とは若干仕組みは異なるが、武装系シューティング作品同士として、2作を遊び比べてみるのも良いだろう。

 

「自機に装着可能な8種類の特殊武装が登場」といったピックアップポイントこそあるものの、基本は比較的地味でストイックなシューティングといった印象の本作だが、後年MVS/NEOGEOで登場した正統続編となる「A.S.OⅡ ラストガーディアン」では、時代に合わせた爽快感のあるシューティングゲームへと生まれ変わっている。

プラットフォームこそ異なるが、本作の続編が気になるという諸氏はこちらも是非遊んでみよう。

まとめ

 

良い点

  • 地上と対空、2つのショットを使い分けながら攻略していくスタンダードなシューティングゲーム。
  • 8種類のアーマーを駆使して道中を攻略していく戦略的な楽しみ方が可能
  • ワープ/リバースワープアイテムによる斬新なステージ間移動システム

惜しい点

  • 自機のショットが正面にしか射出されず、ノーマル状態では多方面に対しての迎撃において心許ない
  • ステージを少し進めるだけで敵の飛行速度が急激に上がったりと、難易度が突然高くなる印象が強い
  • AREA3辺りから処理落ちが多発する傾向にある

 

 

 

 

 

スポンサーリンク