Evil Tonight(Switch) -プレイ後の感想と作品解説 簡易攻略付き【レビュー&攻略】

スポンサーリンク

Evil Tonight ©2021 DYA GAMES

 

基本情報

 

タイトル Evil Tonight
対応機種 Steam/Nintendo Switch
販売/開発 DYA Games
発売日 2021年10月14日(Steam版)/2022年8月18日(Switch版)
対応言語 日本語,フランス語,ドイツ語,イタリア語,スペイン語,韓国語,ロシア語,中国語 (簡体字),ポルトガル語,英語
備考 IARCレーティング:7+(恐怖を引き起こすコンテンツ、暴力(軽度))

 

作品概要

 

「Evil Tonight」はゲーム開発スタジオDYA Gamesによるゲーム作品。販売も同スタジオが兼任。

ゲーム内容は2Dトップビュー方式のサバイバルアクション&アドベンチャー。悪魔祓いのエキスパート・シルビアが少年少女達の依頼を請け、廃墟となったアカデミーの調査へと乗り出していく。

スポンサーリンク

2021年10月、Steamでリリース。翌年8月にコンソール版としてNintendo Switchでもリリースとなった。90年代の16bit風ロールプレイングのような美麗なドットグラフィックが見どころの1つだ。

 

操作方法

 

操作方法

JOY-CON(左)
Lスティック キャラクターの移動/(下に入力中)しゃがむ
上ボタン 上に移動
下ボタン 下に移動
左ボタン 左に移動
右ボタン 右に移動
Lボタン 1つ前の武器に切り替え
ZLボタン
-ボタン デモシーンスキップ

 

JOY-CON(右)
Rスティック カメラ操作
Yボタン (戦闘モード中)攻撃
Xボタン アイテムメニュー呼び出し
Bボタン ジャンプ
Aボタン 決定/インタラクト/(戦闘モード中)回避アクション
Rボタン 次の武器に切り替え
ZRボタン (長押し中)戦闘モード
+ボタン ポーズメニュー

※本作にはキーコンフィグはないため、各ボタンの機能を入れ替えることはできない。

サバイバルマニュアルにも記載されているが、デモシーン中に-ボタンを押すとシーンを丸ごと一気にスキップすることが可能。

ゲームオーバー後のリトライや2周目のプレイで、「一度見たデモシーンをもう見たくない」といった時には非常に重宝するので役立ててみよう。

 

難易度について

 

「Evil Tonight」では4種類の難易度が用意されており、新規データでゲームを開始する際に選ぶことができる。(※設定後の変更は不可)

最初からゲームを始めたい場合は、タイトル画面の「プレイする」からゲームデータ選択画面に入り、空のセーブデータを選択すればOK。

 

重火器 備考
カジュアル セーブポイントでセーブを行うと体力が回復
安定
ハードコア
コマンドー 敵の出現数が多いが、倒すと確率で弾薬や回復アイテムなどが入手可能

※他のゲームモードを選択して、1度エンディングを迎えないと選ぶことができない

難易度ごとの主な違いは、武器攻撃によるダメージ量、アイテムでのライフ回復量など。難度「カジュアル」のみ、セーブポイントでのデータ保存時にライフを回復することができる。

アクションに自信がない方には、「カジュアル」モードがプレイ中のストレスも少なくてオススメ。サバイバルアクションゲームとしての程よい緊張感を楽しみたい方は、「安定」か「ハードコア」のどちらかでプレイしてみよう。

「コマンドー」モードは他のゲームモードを通して、1度本編をクリアした後に選択可能となる。

他のモードに比べて敵の出現数が高くなっているが、倒した際に弾薬を中心としたアイテムを高確率でドロップするといった特徴を持ち、探索よりも戦闘を中心にしたゲームモードとなっている。

 

アクション

 

移動モード

移動

Lスティックや各種方向キーで360度方向へと移動が可能。Yボタンを押しながらでダッシュ移動となる。

 

インタラクト

調べたいものがある場合は、Aボタンでインタラクトアクションを発生。青く光る箇所は特に重要なポイントで、アイテムや先に進むためのヒントが隠されている。

一見「何もない」旨のテキストが表示される場所でも弾薬などのアイテムが隠されていることもあるので、いろんな場所を調べてみるのがオススメ。

またオブジェクトの中には一部、全身を使って押すことができるものが存在する。Aボタンを押したまま、押したい方向へとLスティックか方向キーを操作してみよう。

 

戦闘モード

 

戦闘モードへの切り替え

戦闘モードに切り替えるにはまず、ZRボタンを押して武器を構え、そのままボタンを押したまま各アクション対応ボタンを操作する必要がある。

ボタンを離すと戦闘モードが解かれて、移動モードへと戻ってしまう点に注意。

 

武器攻撃

ZRボタンで戦闘モード中、Yボタンで装着中の武器を使っての攻撃を行う。サブマシンガン使用時は長押し中、弾切れを起こすまで連射し続ける。

銃器各種使用時は弾薬以外は特に何も消費しないが、近接戦闘が可能なナイフ使用時は、1回武器振るう毎にスタミナを一定量消費する。

画面左上に表示される”ST(スタミナ)ゲージ”が空になると、シルビアがスタミナ切れを起こしてしまう。

およそ数秒間操作不能となり、大きな隙を作ることになるので気を付けよう。

 

回避アクション

戦闘モード中、Aボタンを押すとわずかにスタミナを消費して回避アクションを発動できる。

Lスティックや方向キーと組み合わせて使うことで短距離も瞬時に移動可能なアクションだが、このアクション自体に無敵判定はなく、敵の攻撃をかわして相手の懐に潜り込む、といった使い方は出来ない。

あくまで、敵本体や敵の攻撃から距離を取る目的での活用が好ましい。

 

エイムモードの切り替え

戦闘モード中、Xボタンを押す毎に敵のエイム機能をマニュアルと自動の2タイプ間で交互に切り替えることができる。

マニュアル設定時はシルビアが向いている正面方向、自動設定時は敵がいる方向へと自動で武器を構える動きとなるので、状況に応じて上手く使い分けよう。

 

 

アイテム

 

探索で重要となるキーアイテム、消耗品などの作中に登場するアイテムを紹介。

 

アイテムの種類

キーアイテム 入手場所 備考
サバイバルマニュアル 最初から所持 操作方法を中心にしたチュートリアルを確認できる
ノート 最初から所持 ゲーム内で回収した謎をメモで記録
学生寮の鍵 中庭、彫刻のパズル 学生寮に続く扉に使用
コインの鍵 楽屋、ダイアルロックのパズル コインのマークが記された扉に使用
グラップリングフック 道具部屋(要:コインの鍵) 割れた窓から2Fに侵入するために必要
スライド 大道具部屋(要:コインの鍵)、他 プロジェクターで利用。全部で3つ存在する
四角い破片 絵画の道具が置かれた部屋(要:グラップリングフック) 陶器の板に使用
カップの鍵 陶器のパズル(要:四角い破片) カップのマークが記された扉に使用
庭園の鍵 バレリーナの像のパズル(要:カップの鍵) 庭園の扉に使用
剣の鍵 巨大な人魚の像(要:カップの鍵) 剣のマークが記された扉に使用
消火器(空) ベッドが4つ並ぶ部屋(要:剣の鍵) 消火器の充電器に使用
ユニコーンの頭部 美術室(要:剣の鍵) 頭のない彫像に使用
アーティストの肖像画 ジュゼッペのいた部屋 額縁が抜け落ちている部屋で使用
ヒューズ 肖像画が4つ並んだ部屋、パズルクリア後の東側の彫像 電源パネルに使用
消火器(補充済) 充電器(要:消火器(空)、電力の復旧) 立ち上る炎の前で使用
棍棒の鍵 2回目のボス戦直前、異空間内部 棍棒のマークが記された扉に使用
小さな鍵 ロッカー部屋のキャビネット 鍵が必要なキャビネットに使用
ビデオテープ フィルム保管室 ビデオデッキに使用
巨大な宝石 裁縫道具の部屋、4桁の英字パズル クマの剥製に使用
楽譜 クマの剥製の隠し金庫、ダイアルロックのパズル ピアノに使用
キッチンの鍵 ピアノルーム(3回目のボス戦終了後) キッチンに続く扉に使用
ドライバー キッチン 換気グリルのネジを取り外すのに利用
排気ダクト内部 木の板で封がされた扉に使用
ケーブル 磁器の小箱のパズル コントロールルームの断線したケーブルの修繕に使用
装飾された鍵 コントロールルーム、配管の熱風を止める必要あり ???
回復アイテム
リンゴ HP少回復
トニック HP中回復
応急処置キット HP大回復
弾薬アイテム
ハンドガン用弾丸 ハンドガン専用の弾薬
クロスボウボルト クロスボウ専用のボルト
ショットガン用弾丸 ショットガン専用の弾薬
マシンガンマガジン マシンガン専用の弾薬

消耗品アイテムはいずれも数に限りがあり、特に入手機会が少なめな回復アイテムは重要度、稀少度共に高い。

難易度によっては補充が効かないため、後先考えずに使用していると最悪、終盤で回復アイテムが無いといった場合も考えられる。

節約の意味でも無視できる敵は極力無視して、探索中の余計なダメージはなるべく避けていこう。

 

プレイ後の感想

以下では本作「Evil Tonight」プレイ後の感想を綴っていく。なお、以下の感想は前提として「安定」難度で初回クリアを達成した直後のものとなることをご了承願いたい。

まず、ざっとプレイした印象は「バイオハザード」シリーズに代表される、サバイバルとアドベンチャーの両要素を取り入れたアクションゲームで、そこにイタリア・ローマのテイストが突出した登場人物の個性や、キャラクターの台詞が味わい深いものとして表れている。

スクリーンショットからも伝わる繊細且つ美麗な16bit風ドットグラフィックは、スーパーファミコン後期リリースのRPG「ファイナルファンタジーⅥ」や「スターオーシャン」を彷彿とさせ、非常に目を惹くポイントとなっている。会話シーンで表示されるキャラクターの表情が大きくクローズアップされたフェイスアイコンも、瞬きのアニメーションを取り入れていたりと実に芸が細かい。

 

本編ボリュームについては筆者の場合、完全ノーヒントの手探りプレイでおよそ5時間のプレイ時間を要する結果となったが、ルートを覚えた上で要領よく進めれば恐らくは2時間程度でクリア可能、といったところだろうか。アクションゲームとして無闇に長過ぎない、丁度良いボリュームであると言える。

 

気合の入ったドットグラフィックや操作性など、アクションゲームとしての完成度は高い反面、残念感が漂うのがローカライズ。

話の筋自体はある程度追える位に翻訳されてはいるが、全編において何箇所かの誤字や、その他気になる部分がたびたび見られ、物語への没入感が削がれる要因となった。

 

中でも特に目立つのが年上であるシルビアの少年少女達に対する二人称で、日本語設定時には「小僧」といった少々高圧的な翻訳となっている。この発言が登場するシーンは一、二か所だけならまだしも再三出てくるので、さすがにちょっと目に余ってしまった。(※本来イメージされるシルビアの人物像からいって、二人称は「小僧」ではなく「お坊ちゃん、お嬢ちゃん」とかくらいの翻訳が適切となるのだろうか?)

この影響で、折角の「朗らかな性格でありつつも、霊媒師としてはプロとして毅然な態度で臨む」といったシルビアの好感的なキャラが、”ちょっぴり口の悪い粗野な性格?”とプレイヤーに映ってしまう危惧があるのは少々勿体ないポイントだ。

 

初回のゲームプレイ中に頭を悩まされることになったのが”マップ機能が搭載されていない点“で、たとえ一度訪れた場所であっても、探索であっちへこっちへと走りまわされている内に、何処がどんな部屋だったのかを忘れてしまうということが度々発生。(プレイ2周目ともなると、さすがに迷うことも少なくなったが)

舞台となるアカデミーの部屋割りはそこまで広大ではない上に、それぞれ内装に特徴があるにも関わらず場所を覚え辛く、プレイ中は「あの部屋へ行くのは判ってるのに、何処にあったっけ…」ということが頻発して、想定外に迷う機会が多かった。そのため、方向感覚に自信がないプレイヤーは、初回のプレイに手元で簡易なマッピングが必要となるかもしれない。

こうしたジャンルのゲームにおいては、昨今もはや当然のように搭載されているミニマップ機能の有難さを本作を通じて改めて痛感した次第だ。

 

デフォルメされたビジュアルのキャラクターや軽快な会話によってパニックホラー的な味わいはかなり薄いが、適度に頭を使うパズル要素と、限られた物資を駆使してのサバイバル要素が適度なバランスで混ぜられており、アクションゲームとしての遊び応えはしっかりと感じられる。

また、余談ながらニンテンドーe-shopではセールでの常連として比較的名前をよく見かける「ビビエット(Viviette)」も本作と同系統のゲームデザインとなっており、こちらも本作と同じDYA Gamesが開発を手掛けている(Nintendo Switch版の販売はレイニーフロッグが担当)。作品間の共通点を探る名目で、本作と併せてプレイしてみるのも一興となるだろう。

初期の「バイオハザード」のようなテイストを持った、良質なドットグラフィックが魅力の2Dアクションアドベンチャーゲーム「Evil Tonight」をお試しあれ。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中) 8.5

 

良い点

  • 90年代RPGテイストの美麗なドットグラフィック
  • 初期の「バイオハザード」シリーズのようなサバイバル要素の高いアクション&アドベンチャー
  • 一度見た長尺の演出はスキップが可能

惜しい点

  • ミニマップ機能が一切ないため、部屋の構造に対する記憶力や方向感覚に乏しいプレイヤーの場合は迷いやすい
  • ZRボタンを押しっぱなしにしないと戦闘モードに切り替えられない仕様により、移動/バトルの両モード間でダッシュ移動と回避アクションの操作が混同しやすい
  • 日本語設定でプレイする際、ローカライズの不安定さが際立つため、物語に集中し辛い

 

 

おまけ:簡易攻略チャートのご紹介

 

なお、本項のおまけとして今回も簡易ながらゲーム本編の攻略チャートを次ページに書き記してみたので、ゲームプレイ時の参考となれば幸いである。

(※以下のページ切り替えより「2」をクリックしてお進み下さい)

 

スポンサーリンク