Galacticon:ギャラクティコン -プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

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©2022 Pikii / Flynn’s Arcade / Radin Games

 

(※記事内で使用しているスクリーンショットには、ゲーム内機能の”疑似スキャンライン”をオンにした状態で撮影したものとオフにした状態で撮影したものが混在しています。ご了承下さい)

 

基本情報

 

タイトル ギャラクティコン(Galacticon)
対応機種 Steam/Nintendo Switch
販売 Flynn’s Arcade(Steam版)/Pikii(Switch版)
開発 Radin Games
発売日 2022年5月21日(Steam版)/2022年5月22日(Switch版)
対応言語 日本語,韓国語,中国語 (繁体字),英語(Steam版は英語のみの対応)
備考 IARCレーティング:3+

公式リーダーボードによるオンラインスコアランキングに対応

 

作品概要

 

「ギャラクティコン」(「Galacticon」)は国内ゲームデベロッパーであるRadin Gamesによって開発されたゲーム作品。販売はSteam版をFlynn’s Arcadeが、コンシューマー版をPikiiがそれぞれ担当。

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ゲーム内容はシューティング要素の強いクラシカルなプラットフォーマーで、2つのWAVEに分かれたステージ構成とオンラインランキングに対応したハイスコアアタックシステムが特徴。

本作は「エターナムEX」など、80年代アーケードライクなゲームを制作しているRadin Gamesが開発を手掛けており、Atari社の古典的名作「Defender」や「Joust」に近い雰囲気を持ったゲームデザインとなっている。

 

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ストーリー

 

(※ゲーム内デモから要約)

 

 

 

 

 

 

人間は、外部惑星の中でも

わずかしかいない種族だが

異形のバイオロボを使って

銀河系のほとんどの種族を

侵略、搾取し、奴隷としていた。

 

星間評議会はこの惨劇から、

世界を開放するために

残された唯一の手段を選択した…

 

それは半身半機で伝説の創造物

「ギャラクティコン」を呼び起こすこと。

全てが上手く行くことを願って…

 

 

 

操作方法

 

(※以下はCONTROL SHEME A時のもの)

JOY-CON(左)
Lスティック 移動
上ボタン 移動
下ボタン 移動
左ボタン 移動
右ボタン 移動
Lボタン ショット
ZLボタン
-ボタン メニューを開く/閉じる

 

JOY-CON(右)
Rスティック
Aボタン
Bボタン ショット
Yボタン 自機の上昇(代替用操作)
Xボタン 自動連射
Rボタン ショット
ZRボタン
+ボタン ポーズメニュー

ゲームプレイ中、+ボタンで呼び出せるメニュー上で、A~Cの中から操作方式を選択できる。

なお、本作はアクションや使用ボタンの数こそ少ないが、片方のJoy-Conを扱ういわゆる”横持ち操作”には対応していない。

 

ゲームシステム

本作のステージは「LEVEL」で表記され、各LEVELはそれぞれ2つのWAVEが順に展開する2部構成方式。

基本的なゲームの流れは、WAVE1では画面上に一定間隔で出現するキャリアーを破壊して人質を救出、ステージ下部にある3つの宇宙船に連れていく。

計12人を収容後は、ギャラクティコンが母船へと帰還するWAVE2に移行、といった具合だ。

 

地上形態/空中形態

 

自機となるギャラクティコンは半神半機である特徴を活かし、空中時は飛行形態、地上にいる時は人型形態へと自動で切り替わる。

二つの形態間による操作の違いは特にないが、見た目が変化するので自機を見失わないように。

 

操作アクションはスティック移動による飛行とショット攻撃。ギャラクティコンのショットは攻撃幅と連射力に優れており、Bボタン(L/Rボタンも同様)で発射する。

手動によるショット操作も良いのだが、本作でより便利なのがオートショットシステム。これは”Xボタンを1回押す”だけでボタンから手を離しても自動でショットを連射し続ける状態になるといった便利機能だ。

オートショットを止めたい時はもう一度Xボタンを押せばOK。コントロールを自機の移動に集中させたい時などに活用してみよう。

 

人質/3つの種族の関係性

人質にはVerminians(赤)、Zeroptians(白)、Hydrians(青)の3つの種族がある。

彼らは単なる色違いではなく、それぞれで関係性が異なっており、高いスコアボーナスを狙う上では考えて収容を行う必要がある。

 

具体的にはVerminiansHydriansは敵対属性のため、同じ船に乗せた場合は互いに殺し合ってしまう関係となっている。

例えば上画像のように、敵対側の種族が同じ船に一人だけ乗っていた場合は、始末されてしまう。この場合、犠牲者が出てしまっているため、スコアリザルト時にボーナススコアが入らない。

 

一方、Zeroptiansは中立のポジションを持ち、収容状況次第で他の2つの種族の敵にも味方にもなりうる存在。

宇宙船の人質の収容状況が上画像のような場合は、同じ船に乗り合わせている種族の内、人数が多い方の味方について、もう一方の種族を始末する、という動きをするのが彼らの特徴だ。

 

人質は収容されたトレーラー(上画像)を破壊することで、カプセル型の物体に包まれた状態で宇宙空間へと放り出され、一定時間が経過するとカプセルが割れて地上へと落下していく。

落下中に急いで回収することで命をつなぎとめることができるが、間に合わなかった場合は地面に叩きつけられて死亡してしまう。

 

人質は種族を問わず最大4人まで同時に回収して運ぶことができるが、時間経過以外でも敵やトレーラーに触れただけで死亡してしまうので、各対象に接触させないよう立ち回る必要がある(地形物は接触してもOK)。

回収後は、上手く敵や各攻撃をかわしながら宇宙船までしっかりと護衛して、手早く収容してしまおう。

 

ワンポイント

宇宙船に1度に複数人の人質を連れ帰ることで、人数分に応じたスコアボーナスが加算される。

一度に4人連れていけば最大で8,000点のスコアとなり、このボーナスは一つの種族でまとまっていなくとも獲得可能。スコアアップに上手く利用してみよう。

 

レベルクリアボーナス

1つの宇宙船につき、4人までの人質を収容可能だが、収容する組み合わせによってステージクリア後に特別ボーナスが加算される。

一番判り易いところでは同じ色4人で統一することで20,000点のボーナスが加算される。シンプルにこの条件を狙っていくだけでも手軽に高いスコアを稼ぐことができるので、ハイスコアを狙う上でのとっかかりのテクニックにしてみるといいだろう。

 

アイテム

各LEVELのWAVE1では一定間隔でアイテムがランダムで出現。計5種類。

いずれも出現後は時間経過で消滅はしないので、好きなタイミングで回収していこう。

残り時間15秒追加
画面内の敵を殲滅
10秒間ショットが前後同時発射可能になる
10秒間無敵になる
残機が1つ増える

 

宝石

各レベルではアイテムに混じって宝石が定期的に出現。1つ獲得辺り1,000点のボーナスが加算される。

各LEVELのWAVE1ではランダムなタイミングで、WAVE2では画面上部からランダムなX軸位置に等間隔で出現し、画面下方向に向かって降ってくる。

敵機や障害物の合間を縫いながら可能な限り回収しておきたい。

 

シークレットボーナス

各LEVEL毎に特定の条件を満たすと、シークレットボーナスを獲得できるアイテムが出現。これを回収してレベルをクリアすると、スコアリザルトでシークレットボーナス30,000点が追加される。

アイテムの出し方はLEVELによって異なるが、基本的にWAVE2に秘密が隠されている。

 

ワンポイント

※LEVEL1での出し方のヒント:WAVE2で、ある状態のまま一度も死なずに母船まで辿り着くと…?

 

オンライン対応スコアランキング

ゲームオーバー時のスコアが上位10位以内に入った場合は、イニシャル入力でスコア登録が可能となる。

入力終了後はQRコード画面へと切り替わり、ここでスマートフォンなど手持ちの各種端末機のアプリを使ってコードを読み取ることで、Galacticon公式ページのリーダーボードランキングページへと移動。自身のスコアがボード上に記録される。(※これまでに登録した内、最大スコアのみが記録対象)

 

Steam、Nintendo Switchいずれかのプラットフォームで『Galacticon』をプレイし、ボードにスコアを登録した全てのプレイヤーが対象となっており、世界のプレイヤーを相手にスコアを競うことが可能だ。

ランキングへの登録は上記の行程を経ることでのみ行われるため、それ以外の方法でページに飛んだ場合はスコアボードの確認しかできないので要注意。

また、ページで登録が完了した際には、シークレットボーナスを狙うためのヒントを獲得できるかも…?

 

リンク:Galacticon online leaderboards(※公式グローバルサイト)

 

プレイ後の感想

「ギャラクティコン」は、概要項目にも記した通りの80年代プラットフォーマーを強く意識した作風で、星々に満ちた宇宙空間メインのステージから、ノスタルジック溢れるSEに至るまで往年のAtari社がリリースしていたクラシックゲームのような雰囲気を全面に漂わせている。

筆者が今回プレイしたのはSwitch版だが、Joy-Conによる操作性は良好。移動操作はスティック、方向キーの両方に対応しており、ショットについてはXボタンを1度押すだけで手離しでもオート連射が発動するというお手軽設計なのも嬉しいポイント。

 

一通りプレイしてみた感想としては動作が軽く、ゲーム全体のテンポが非常に良い。クラシカルにしてシンプル・イズ・ベストなゲーム内容ながらも丁寧に作られていて、こだわりを感じられる。

難点らしい難点はこれと言って見られないが、ゲーム攻略の上では難易度が前後し易い傾向にあり、先のレベルに進みやすかったり進みにくかったりとプレイ毎に印象が変わりがちだ。

その主な要因が複数のランダム性が存在する点で、WAVE1における敵機の各登場ポイントや、特定のアイテムの出現率、次に出現するトレーラーが運ぶ人質の種族の変動性など、これら不規則な要素が絡みあうことでパターンに嵌めた攻略一本だけで挑むには厳しい局面に遭遇する場合もある。対応するためには、プレイヤー側のアドリブによるプレイスキルが少なからず要求されるだろう。

 

また見ての通りのクラシックデザインなゲーム内容からも、販売当初から実際に触ったことがあるプレイヤーは今のところかなり限られている印象にある。

(メインとされるターゲットは恐らく40代以上の年齢層か?)

現状ではまだIP自体の知名度的な部分もあるのだろうか、リーダーボードを確認してみてもアクティブプレイヤー数が控え目であるのは惜しまれる点だ。

「ギャラガ」のような”スペースファイト”系のレトロSTGを愛する筆者個人としては、是非とも盛り上がって欲しいと心より願う作品なので今後の動向に期待したい。

 

シンプルなルールながらも、敵を蹴散らす爽快感とより高いスコアを狙う戦略性。

本作「ギャラクティコン」はこれら2つの要素が上手く絡み合い、ハマる人にはとことんハマるゲームデザインとなっている。

80年代前期、スコアアタックが主流だった頃のアーケードゲームが好きといった諸氏ならば、ノスタルジーを感じ取ることができるアツい一本となるだろう。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中) 7.0

 

良い点

  • Atariの80年代クラシックゲームを彷彿とさせるシンプルなゲームデザインで、中毒性が高い
  • オートショットボタン搭載により、手離しでのショット連射が可能
  • オンライン対応によるグローバルスケールでの熱いスコアアタック

 

惜しい点

  • 3種類用意されている操作方式だが、デフォルトのA以外はかえって操作の複雑さが増す印象で、使いにくい(個人差あり)
  • プレイ中に白く明滅するフラッシュ演出が見られるが、これに対するオンオフ機能が搭載されていない
  • シークレットスコアの出現方法を知るためには、リーダーボードへのスコア登録が必須となる(※QRコードを読み取ることができるデバイスや環境が必要)

 

 

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