Hillbilly Doomsday -プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

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©Uncle Frost Team
©Sometimes You

 

基本情報

 

タイトルHillbilly Doomsday
対応機種Nintendo Switch
販売/開発Sometimes You/Uncle Frost Team
発売日2022年6月30日
対応言語英語
備考IARCレーティング:16+(激しい暴力)

※日本語非対応(ゲームプレイにおいての影響はなし)

 

作品概要

 

「Hillbilly Doomsday」はゲーム開発スタジオUncle Frost Teamによるゲーム作品。販売はSometimes Youが担当。

ゲーム内容はライフ&残機制のサイド2Dプラットフォーマー。「終末の田舎者」という表題通り、小村ロッテンウィル生まれの男ビリーおじさんが、地球に現れた正体不明の敵を相手に激闘を繰り広げていく。

本作は、2018年12月に同じデベロッパー&パブリッシャーによって、SteamでリリースされたPCゲーム「Hillbilly Apocalypse」がベースとなっている。

 

リンク:Sometimes You(パブリッシャーTwitter)

 

操作方法

 

操作方法

JOY-CON(左)
Lスティックキャラクターの移動/(下に入力中)しゃがむ
上ボタン
下ボタン(入力中)しゃがむ
左ボタン左に移動
右ボタン右に移動
Lボタン1つ前の武器に切り替え
ZLボタンジャンプ
-ボタンポーズメニュー

 

JOY-CON(右)
Rスティックカメラ操作
Yボタン攻撃
Xボタン武器を即座にシャベルに持ち替える
Bボタンジャンプ
Aボタン決定/インタラクト
Rボタン次の武器に切り替え
ZRボタン攻撃
+ボタンポーズメニュー

※本作にはキーコンフィグはないため、各ボタンの機能を入れ替えることはできない。

 

アクション

 

攻撃

「Hillbilly Doomsday」ではショップ(後述)で購入した武器をL/Rボタンで切り替えながら戦うことができる。

初期装備はシャベルとシンプルなピストルの2つだけだが、ステージクリア後に出現するショップ(後述)を通じて新たな武器を追加可能。

 

カラスのような上空から迫ってくるタイプの敵相手には、真上に判定が強いシャベルが比較的有効。タイミングよく叩き落そう。

使用する武器を重火器類から素早くショベルにスイッチしたい時は、Xボタンを押すことで即座に持ち替えることができる。

 

ピストルを含めた重火器はいずれも弾数制限はなく、YボタンかZRボタンを押しっぱなし状態で発射し続ける。

ジャンプ中にも撃つことはできるが、銃の射角は正面前方固定となり、斜め上や真上に向けることはできない。上下に判定の強いサブマシンガン、ショットガンなどの武器を駆使してみよう。

 

ジャンプ

Bボタン、もしくはZLボタンで発動可能なジャンプは、ボタンを押しっぱなしにしていると着地直後に次のジャンプを連続して行う

連続ジャンプは軽く押した状態にしているだけでも反応するため、暴発するケースも多い。落下死ポイントがあるステージでは特に気を付けたい。

 

カメラ操作

画面外の様子を探りたい場合は、Rスティックでカメラを操作して、少し先の方を見通すことができる。

敵のゾンビや野菜のクリーチャーがこちらに近寄っていないか、しっかりと偵察するクセをつけておけば不意の敵の出現に備えられる。小まめに活用しよう。

 

復活について

 

復活

ライフゲージと残機を共に使い果たすと、ビリーおじさんがその場にうつ伏せで倒れてしまう。

頭上に「B」の表示が出るのでこの時にBボタンを押すと、残機とライフを初期化した状態で復活することができる。

ただし、復活の際にペナルティとして$を一定量失うことになり、復活回数を重ねるごとに$を失う量はどんどん増えていくので多用は禁物。

 

進行状況のセーブと再開

本作ではステージクリア毎に登場するショップの利用直前に進行状況が自動でセーブされるため、一度ゲームを終了後にCONTINUEを選択すれば最後のセーブポイントから再開が可能となる。

セーブされるのは以下のプレイ状況。

・ライフ残量

・残機状況

・所有する$

・累積復活回数

基本的に”直前のステージをクリアした時の状態“で保存されるため、復活によるコストも使用した分はきっちり換算されている形となるので要注意。

各ステージを調子良く突破できるようなら、$を消費する復活よりはなるべくステージクリア時のセーブとロードをメインのリスタート手段として活用しよう。

 

ショップ

「トンデモ価格な最高の品揃えだよ!」

 

各ステージクリア後にはショップが登場し、ステージ内で稼いだ$と引き換えに各種武器やアイテムの購入が可能。

武器はいずれも買い切り型で、購入したものはリストの右側にチェックマークが付加される。

バーガーや1UPなどの回復系アイテムはそれぞれショップの利用1回につき1度ずつしか購入できないが、次のステージクリア後のショップで再び購入可能となる。

 

アイテムの種類

重火器価格($)備考
Second Pistol500射程:中程度

通常ショットを二発同時に射出

Micro SMG1,000射程:長い

サブマシンガン。連射力に優れる

Flamethrower1,000射程:短い

火炎放射器。絶え間ない攻撃が魅力

Shotgun1,500射程:長い

ショットガン。正面~斜め上を幅広くカバー。連射力はない

Minigun2,500射程:中程度

ガトリング銃。Shotgunよりもカバー範囲が抑えられ、連射力に優れる

RPG5,000射程:長い

携帯型グレネードランチャー。非常に強力だが、爆発に巻き込まれると大ダメージを負う

その他のアイテム
Magnet500敵を倒した際に出現する$を自動で回収可能になる
Light armor500防御力増加(小)
Midium armor1,000防御力増加(中)
Heavy armor1,500防御力増加(大)
Burger500ライフゲージ全快
1up1,000残機が1つ増える

armor類は、最上位のHeavy armorを先に買うと下位の残り2つは購入できなくなる。

また、RPGは高価だがステージ5のボス戦でタダで回収できるので、無理に買う必要はない。

 

各武器の使用感

Shovel

作中唯一の近接武器。横よりは上方向に判定が強い。

威力はRPGに次いで高く、大半の敵を一撃で葬ることができる。

Pistol

威力は低いが、連射可能な上に射程が長く、壁を貫通する。

硬い敵が増えるゲーム終盤では少々力不足を感じる場面も。

Second Pistol

二連装式の銃で、弾が二発同時発射される。初期装備のPistolと違って壁の貫通性能はなし。

価格が安い反面、使い勝手はイマイチなので購入は見送っても良い。

Micro SMG

連射可能なサブマシンガン。

弾が正面へとまっすぐ飛ばずに、若干上下に拡散するのが特徴。

Flamethrower

火炎放射器。

ゲーム前半では中々に強力だが、水中での使用時は射程が一段と狭くなり、キャラの手前くらいにしか攻撃判定がなくなるので要注意。

Shotgun

散弾銃。広範囲に拡散する弾を1度に大量に放つ。

弾道のクセこそ強いが射程が長く、普通の武器では届かない場所にいる敵を撃ち落とし易い。

様々なシチュエーションで役立つ武器なので早めに購入しておこう。

Minigun

Micro SMGの上位互換といった性能で、連射力には優れるがShotgunほどの射程はなく、相性のいい状況が限られる。

$に余裕がある場合は買っておいて損はない。

RPG

グレネードランチャー。圧倒的な威力を持つが、値段がかなり高くゲーム終盤近くに突入しないと購入は難しい。

ショップ販売とは別に5面のボス戦で入手が可能なので、それを見越して購入を見送るのも1つの手。

 

 

処理落ちについて

 

本作ではゲームプレイ中、過度の処理落ちの発生を確認している。

ファーストステージからの通しプレイでゲームを進める場合に起こり易く、4面突入以降徐々に画面がカクつき始め、最終的にはゲーム全体の動作が鈍化。一度発生するとゲームプレイ継続中の間は解消せずにどんどん悪化していくため、ゲームプレイにおいて多大な支障を及ぼす。

(原因ははっきりしないが、プレイヤーの重火器の連射によるオブジェクト、及び敵撃退時の派手なエフェクトの蓄積が引き起こす処理能力の低下によるものか?)

「なんだか動きがカクついてきたかな?」と感じ始めたら悪化の兆候なので、症状が酷くなり始める前に一度ゲームを再起動してみよう。

 

プレイ後の感想

“ポストアポカリプス”、いわゆる「終末もの」を題材としたゲーム作品は海外ではそう珍しくはなく、本作「Hillbily Doomsday」もそんなジャンルの1作に数えられるタイトルと思われる。

シャベルと重火器を携え、勇ましく戦うビリーおじさんのコミカル且つバイオレンスなアクションで、敵を1体倒すたびにゾンビはその腐肉を、トマトは赤い果肉を画面狭しとぶちまけていく。

生々しいゴア描写、とまではいかないが、ステージ中の壁や床が勢いよく赤で埋め尽くされていくといった終末感漂うビジュアルは、間違いなく本作の見どころの1つだろう。

 

実際に遊んでみたところ、「”派手な武器で豪快に暴れられる雰囲気のゲーム”なのか?」と見せかけて、敵の挙動や配置が巧妙で、各ステージの雰囲気を掴むまでは画面外から急に現れた敵からの不意打ちを喰らってしまい易い。

そのため敵軍団の急襲に備え、時にカメラ操作で画面外の様子を窺いつつ、慎重にステージを進めていかないと被弾の機会が多くなる傾向にある。

 

最大の難点は上項目でも触れている処理落ち問題で、全編通しプレイで気持ち良く遊ぶ際には障害となり得るポイント。

また、エンディングが「遊んでくれてありがとう!」的な一言のみという極めてサッパリした内容であるのも、クリア時に達成感をあまり感じられずに残念なポイント。プロローグもこれと言って用意されていない作品ではあるが、せめて最後くらいは短くてもいいので、簡単なエピローグを添えた内容であって欲しかったところだ。

 

2Dプラットフォーマーゲームとしての完成度は佳作といった評価に落ち着くが、低価格で手に取り易いのは本作の強みではある。

しかし、上記にて再三触れてきた”処理落ち”については、一度体験してしまうとどうしてもプレイ中に気になるポイントとなってしまうだろう。

いずれ、ソフトウェアアップデートでこの問題も改善されることを期待しつつ、2022年現在、それでも本作「Hillbilly Doomsday」を試してみようという方は上記の問題点を踏まえた上で、購入の判断材料として頂きたい。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中)5.5

 

良い点

  • 近接&遠隔武器を切り替えながら豪快に戦うことができる
  • 敵の肉片が飛び散り、画面が真っ赤に埋め尽くされていくバイオレンスな演出と終末的世界観
  • ステージクリア毎に途中経過を記録できるセーブ機能付きで、安心してゲームを進められる

惜しい点

  • スプラッタ描写が強く、ビジュアル的な面で人を選ぶ作風となっている
  • 倒した敵の血肉で、壁や床を中心にほぼ常時画面が覆われ、その陰に隠れた敵影を視認し辛い
  • 長時間連続プレイ時に、敵の破裂エフェクト多発などによって負荷がどんどん貯まり、処理落ちが激化していく(ゲーム再起動で解消)

 

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ステージ紹介

 

以下では「Hillbilly Doomsday」ゲーム中盤直前までの各ステージをスクリーンショットを交えて紹介していこう。

 

 

(※ゲーム本編のネタバレが含まれています。読み進める上ではその点についてご留意下さい)

 

 


STAGE 1:SWAMPS(湿地)

チュートリアルも兼ねたファーストステージは湿地地帯。

浅い水辺があるところではジャンプボタンを押している間、水上で跳ね続けることができる。

まずはここで、シャベルと銃の切り替え操作を素早く行えるように慣れておこう。

 

STAGE 2:CEMETARY(墓地)

墓地ステージでは崖下に転落すると、その場で残機を1つ失ってしまう。

初登場となる緑の液体で覆われた床は滑り易く、足を取られた勢いで崖の切れ目から落下死する危険性が高い。

小ジャンプなどを駆使して空中制御を行い、上手く着地点を調節しよう。

 

STAGE 3:DOWNCAVES(洞窟)

洞窟ステージでは途中に水中を進んでいく場面も登場。ジャンプボタンを押している間は無重力状態となり、自由に移動できる。

水中でFlamethrower(火炎放射器)を使う場合は、著しく攻撃範囲が狭まるので扱いには要注意。

 

STAGE 4:ABYSS(奈落)

この混沌に満ちたステージは、脈絡もなくステージ4で唐突に登場する。

脳の形状をしたオブジェクトが点在するエリアでは、全て破壊しないと先には進めない。くまなく探してみよう。

 

STAGE 5:CORNFIELDS(小麦畑)

戦いの舞台は、世界の終わりの気配漂う小麦畑へ。

牛や豚らの牧畜たちに接触することで少額だが$が出現する。

ショップの購入費に、もしくは自らの命を繋ぐための復活費用に1$でも多くかき集めよう。

 

STAGE 6:CITY(都市部)

大都会にやってきたビリーおじさん。しかし、ここもゾンビが大挙して押し寄せてくる。

ここまで来ればラストまであと一息。あらゆる武器を駆使して、終末の世界で生き残れ!

 

 

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