Cave Blazers(ケイブ・ブレイザーズ) ー プレイ後の感想と作品解説【レビュー】

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©2018 Deadpan Games

 

基本情報

 

タイトルCaveblazers
対応機種Steam,Nintendo Switch|2*
販売Yogscast Games
開発Deadpan Games
発売日2017年5月24日(Steam版),2019年1月17日(Switch版)
対応言語日本語, 英語, フランス語, ドイツ語, スペイン語, ロシア語, 中国語 (簡体字), 中国語 (繁体字)

Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)では日本語でのみプレイ可。ただし、一部、ソフト内で言語を変更できる場合有り。

備考CEROレーティング:C(15歳以上対象)(暴力)

 

作品概要

 

「Caveblazers」(「ケイブ・ブレイザーズ」)はDeadpan Games製作によるゲーム作品。パブリッシング担当はYogscast Games。

本作はランダマイザースタイルのダンジョン攻略2Dプラットフォーマー。プレイヤーは入場する度に姿を変える地下迷宮へと足を踏み入れ、最奥部を目指して冒険を繰り広げていく。

 

探検の進行を通じて、武器やポーションなどを始めとする未知のアイテムやスタート時に様々なバフ効果を得られる加護などがアンロックされていく。これらを自分好みに組み合わせて、高難度のダンジョン攻略を目指すのが本編の目的となる。

 

リンク:Deadpan Games(Official Page)(X(Twitter))

リンク:Yogscast Games(Official Page)(X(Twitter))

 

操作方法

 

(※Nintendo Switch版)

JOY-CON(左)
上下左右ボタン移動/項目の選択
Lスティック同上
Lボタン
ZLボタンクイックスロット/魔法アイテム切り替え(※2つ以上装備中の場合のみ)
-ボタン

 

JOY-CON(右)
Rスティック(各方向)遠隔(弓矢)攻撃
Aボタンアクション
Bボタンジャンプ
Yボタン近接攻撃(※要近接武器)/指定したアイテムを捨てる
Xボタンインベントリ
Rボタン
ZRボタン魔法アイテム使用
+ボタンポーズメニュー

(※上記は初期設定のもので、ゲーム内メニューの「設定」→「コントローラー」でボタンの割り当てが可能)

 

ゲームシステム

 

ステータス表示

:装備中の近接武器:装備中の遠隔武器
:HPゲージ:装備中の魔法アイテム
:所持金

 

ジャンプの特徴

本作のジャンプは基本的に足場から1回の跳躍のみが可能となっているが、壁に隣接している場合はもう一度ボタンを押す事で壁を蹴って反対方向へのジャンプが可能となる。

例外的に、「上昇の加護」を獲得している場合に限り、空中でもう一度ジャンプが可能となる。見かけたら確保しておけな、様々な場面で助けられるはずだ。

 

近接攻撃と遠隔攻撃

近接攻撃はYボタンで発動。ボタンを押す際、方向ボタンかLスティックを四方向への入力を介して最大4方向に対応。

遠隔攻撃はスティックを8方向いずれかの方向に倒しっぱなしにする事で連続で発射し続ける。発射スピードや連射の間隔は弓矢の種類毎に設けられた速度のパラメーターに依存する。

矢の軌道は装着中の遠隔武器毎の特徴次第で変化するが、基本的に飛距離が長く成る程勢いが落ちて高度が下がっていく。ただし、滑空の加護を獲得している場合は重力の影響を受けない。

 

アイテムの使用と装備

所持アイテムの確認はXボタンを押した際に展開するインベントリメニュー上で行う。消耗系アイテムを使用したり、武器や魔法アイテムを装着したい場合は指定してAボタンで決定しよう。

装着中のアイテムは下部のグレーの部分から確認が可能で、内分けはスロット左側から近接武器、遠隔武器、魔法アイテム、指輪1、指輪2となる。装備効果に”リングスロット+1″のオプションが付いた武器を装備している場合は、新たに3つ目の指輪装着用スロットが追加される。

なお、インベントリを開いている間は一時停止状態とはならず、ステージの状況は刻一刻と変動する。このため、ウィンドウが画面中央に覆いかぶさって敵の接近やトラップの作動に気づけないという危険性がある。明確に安全な状況でない場合は、確認や装備の変更はできるだけ迅速に行うのが望ましい。

 

おススメの装備アイテム

 

冒険を進め易くなる装備アイテムの一部を以下で紹介。

【近接武器】クリムゾンブレード素の性能のままでは少し心許ないが、ティア2に強化すると敵のキルと同時にHPを回復できるため、生存率が著しく上昇する。道中では大いに効果を発揮する反面、ボス戦では恩恵が薄い。
【近接武器】炎の剣炎属性ダメージや燃焼効果を高める指輪や加護と組み合わせると、継続ダメージが強化されるため非常に強力。
【遠隔武器】トライデントショット直接狙った場合はダメージがほとんど出ないが、天井に命中させると3本の矢に分裂して反射、下方へと矢の雨を降り注がせる。貫通の保護、ホーミングの加護などと組み合わせることができれば最強の一角を占める程の極めて強力な武器となる。
【遠隔武器】ハロルドボウ威力は低めだが速射がウリの遠隔武器。ボーナスの「倍返し」との併用で真価を発揮する。
【遠隔武器】アーデントボウハロルドボウとは対極に発射速度は遅いが、威力が高い。貫通の保護があると一層強力に。
【魔法アイテム】アンク(装備しているだけで自動的に効果が発動)装着中にHPが0になった際、1度だけ死の縁から蘇生することができる。蘇生後はアイテムは破壊される。
【魔法アイテム】リバウンドの記憶(装備しているだけで自動的に効果が発動)装着中、遠隔武器から射出された矢が3回反射効果を伴うようになる。所持中の遠隔武器の種類を問わず、見かけた際は必ず入手しておきたい。

 

投擲型アイテム(ボム等)の使い方

 

インベントリメニューで各種ボム(爆弾)を選択中、Aボタンを押すことでメニューが閉じられると同時に手に持った状態となる。この状態から、投げたい方向に向けてRスティックを入力すると手に持った爆弾を放り投げることができる。

爆風に巻き込まれた場合、自分もダメージを負ってしまうので、投下後は必ず一定距離離れるよう心がけよう。

投げた先の壁や天井に張り付くスティッキーボムなどの特殊な性能を持った爆弾も存在するので、状況に応じて使い分けていこう。

 

クイックスロット

ZLボタンを長押しすることでクイックスロットが展開。スロットで切り替え可能なアイテム候補は最大8種類。インベントリからじっくり選ばずにアイテムを素早く切り替えたい場合は非常に便利なので、早い内に使いこなせるようになっておこう。

 

加護について

道中随所で手に入る「加護」はそれぞれの名称にちなんだバフ効果をプレイヤーにもたらす効果を持っている。デメリットとなる効果は基本的にはなく、手に入れた種類の分だけ全て同時に発動するので、見かけたら片っ端から入手してOK。

 

また、同じ加護を2つ獲得した場合はグレードアップした「ティア2」状態へと進化し、効果が一層強力になる。道中で同じ効果の加護に二度出会える機会は決して高くはないので、特に3つの加護の中から1つを選ぶタイプの取得ポイントでは、なるべく「ティア2」に進化できるものを優先して獲得していこう。

 

オススメの加護

 

冒険を進め易くなる加護の一部を以下で紹介。

プライマーの加護祭壇で任意の武器、魔法アイテムを強化可能な触媒用アイテム「プライマー」をその場で2個確保できる。クリムゾンブレードやトライデントショットなど、SP強化によって非常に強力になる武器がある場合は祭壇ですぐに使っておくことをおススメ。
貫通の加護遠隔武器使用時に敵1体を貫通する効果が得られる。アーデントボウなどの基本威力が高い遠隔武器と組み合わせれば、複数の敵を遠距離から安全に処理できるため、非常に強力。
生命吸収の加護近接攻撃で敵を1体キルする毎にHPを2回復する。近接武器に限定されるものの、低コストによるHP回復手段として優秀。

 

神殿について

ゲーム内で「神殿」と表記されている石像各種は、指定の対価を捧げることでプレイヤーに色々な恩恵を与える効果を持っている。ダンジョン内部に登場する神殿には以下の4種類がある。

HPの神殿

一定量のゴールドを捧げることでHPをその場で100回復することができる。1度のみ利用可能。

ランダムの神殿

一定量のゴールドを捧げることでアイテムを1つ入手できる。合計1~3回まで利用可能。

アイテムの神殿

一定量のゴールドを捧げることで、特定のアイテムを1個獲得できる。1度のみ利用可能。

血の神殿

ゴールドの代わりに一定量のHPを捧げることで加護を1つ獲得できる。1度のみ利用可能。

苦しい戦いが続くダンジョンにおいて特にお世話になるのがHPの神殿だが、下層へ向かうに連れて利用額が大きく跳ね上がる傾向にある。後半でも頼りにしたいのであれば、道中ではなるべく金貨や宝石を回収しつつ、無駄遣いは控えておきたいところ。

また神殿は、ボムの爆風やジャンパーの自爆に巻き込まれると破壊されて利用不可となってしまう。なるべく近くでの交戦は避けよう。

 

祭壇

祭壇では、同じ装備用アイテムを2つ載せる事で同名武器の強化版を生み出すことができる。強化版は名称の頭に「[SP]」という表記が付けられ、アイテムアイコンでは赤いオーラを纏った状態で表示される。(※ポーションや回復アイテムなどの消耗品は対象外)

また同じ装備品を2つ持っていない場合でも、「プライマー」というアイテムを所持している場合は強化用の触媒として使用可能。こちらは現物の直接入手、もしくは「プライマーの加護」獲得によって手に入れることができる。(※後者の場合は2つセットで手に入る)

ただし神殿各種同様に、ボムの爆風やジャンパーの自爆に巻き込まれると破壊されて利用不可となってしまう。祭壇の場合は、全体の一部でも破損した時点で機能が失われてしまうので、近くにジャンパーが居る場合は離れた場所にあらかじめ誘導して始末しておくのが望ましい。

 

アンロックについて

ゲームオーバー時に獲得したスコアが一定値に達する、もしくはチャレンジの条件を達成する事で、新たなアイテムやボーナス、加護といったゲーム内要素が1つずつアンロックされていく。

アンロックされたアイテムや加護は以降、ダンジョン内部でランダムに出現するようになり、ボーナスは拠点の「ボーナスの神殿」(下記で紹介)を通して付け替えることができるようになる。

またタイトルメニューやポーズメニュー上の「ジャーナル」各項目から詳細を確認することができる。新たなものを手に入れたらチェックしてみよう。

 

ボーナスの神殿

拠点東側にあるボーナスの神殿では、アンロックしたボーナス効果の中から1つを選んで特別なバフ効果を受けることができる。

ボーナスの種類毎に、ステータスの変化や所持アイテムの変化など様々な部分に影響が現れるため、まるで別のキャラを使用している気分を味わえる。一度選択したボーナスの効果は付け替えるまでそのまま続くので、なるべく多く集めて各自で使い易いと思うものを優先的に使って行くといいだろう。

筆者のオススメは弓矢2本同時射出効果を恒常で得られるようになる「倍返し」。初期装備から近接武器が消えるため、敵の出現構成次第で何か1つ確保するまでの間は少し厳しい局面も見られるが、本作においては遠隔武器の重要度が極めて高い。

 

チャレンジ

作中では色々な内容のチャレンジング要素があり、冒険を通じてそれぞれ条件を満たす事で、達成報酬としてコスチュームやアイテムがアンロックされる。

条件内容の大半は「???」となっているものが多数を占めるが、これらはチャレンジ内容にまつわるアイテムや敵の発見によって判明する仕組みとなっている。

 

コスチューム

拠点東側にある「ショップ」を通じてプレイヤーの外見を変えることができる。ハット、ヘアスタイル、ヒゲ、ヘアカラー、トップス、ボトムズの計6種類のパーツ項目から1つずつ選び、見た目を好みに組み替えてみよう。

コスチュームはダンジョンで一定値のスコアを獲得したり、チャレンジの条件達成などの方法で入手可能。特殊な効果はなくあくまで見た目を変えるだけの効果に留まっているが、特に頭部パーツはバリエーション豊かで、見た目にアクセントを与える上での決め手となる。

 

レリック

プレイヤーが挑むダンジョンには全部で5種類の「レリック」と呼ばれる特殊な遺物が眠っている。

ダンジョン内の特定の階層に隠された秘密を解くことで隠された扉が出現。扉の奥では試練が与えられ、クリアすることでレリックが配置された特別な部屋へと進むことができる。

 

隠された扉を開くための条件はそれぞれで異なっており、ノーヒントでは難しいと思われるものが多数を占める。どうしても分からないという場合は、公式wikiやSteamの攻略スレッドを参考にしてみると良いだろう。

【参考リンク】

Relics(Fandom|Caveblazers Wiki OFFICIAL WIKI)

Relics: What they are, what they do and where to get them.|by The Last Helldiver™(Steam|Caveblazers Guide)

 

獲得後は拠点の西側に専用の設置スペースが設けられ、ボーナスと同じように効果のオン/オフが可能となる。

いずれのレリックもメリットとデメリットの両方を負う効果となっているため、熟練者向きのゲーム要素となっているが、全てのレリック獲得後に、その全てをアクティブにした状態でダンジョンをクリアすると…?

 

カスタムモードについて

ダンジョン挑戦を通じて「難易度が高すぎる」、と感じた場合は拠点で「カスタムモード」をオンに設定し、「モディファイヤー」の各項目を調節してみよう。

「モディファイヤー」ではゲームスピードやアイテム、加護、スパイク(トゲ罠)の出現率など、ゲーム全体の設定を細かく変更することができる。ただし、「モディファイヤー」を含め「カスタムモード」をオンに設定した場合は、チャレンジや実績、アンロックの獲得、ランキングへの登録は無効となってしまうので要注意。

 

ジャーナル

モンスター、アイテム、加護などのダンジョン内で新たに発見した各情報は、タイトルメニューやポーズメニュー内の「ジャーナル」に詳細が記載される。

発見後に未読の項目がある場合は、項目名が光るようになっているのでチェックしてみよう。

 

デイリーチャレンジ

デイリーチャレンジはダンジョン入口右隣にある小さい扉から入場する事で挑戦が可能。チャレンジは現実時間の午前0時に更新。

入場時にいくつかの専用条件がランダムで課されるという特別ルールの下、1日につき1度だけ挑むことができる。階層の構成は通常のダンジョンと同じだが、装備品を含む開始時の所持アイテムがランダムで決定されたり、1階層目からいきなり強敵が登場したりと、通常のダンジョンよりもランダム要素が一層強調された状態で進めなければならない。

本モードを通じてのみ手に入るコスチュームも存在するので、気になるプレイヤーは挑んでみるといいだろう。

 

アリーナモード

「アリーナモード」は、ゲーム本編の舞台となるダンジョンとは独立したウェーブ制のサバイバル式ゲームモード。ゲームオーバーになった際のスコアに応じて様々な効果を持ったカードパックやトークンが手に入り、次回以降の挑戦に充てることが可能といった特殊なルールになっており、本編とは一味違った戦略制を楽しむことができる。

本作をより一層やり込みたいという意欲的なプレイヤーは、自己記録更新を目指して是非チャレンジしてみよう。

 

ダンジョンのエリア

 

冒険の舞台となるダンジョンは各エリア毎に2つの階層(レベル)に分かれている。以下ではその内の5つのエリアを紹介。

(※紹介文はゲーム内の「ジャーナル」>「エリア」のものから引用)

洞窟(レベル1~2)

いやしいクリーチャーが住処とする、暗く、薄汚れた場所。この深さの洞窟はどれも似通っている。内部の謎を解き明かすには、さらに深く掘り下げて調査する必要がある。

古代の寺院(レベル3~4)

地中深くに今なお残る、古代文明の遺跡。今も誰かが住んでいるが、かつてのような洗練された雰囲気は失われている。

荒れ果てたジャングル(レベル5~6)

荒れ果てたジャングルには、多種多様な植物が生息している。曲がりくねった道を進んでも、その先にはいやしいクリーチャーどもが潜んでいるだけ。

キノコの洞穴(レベル7~8)

この深さの暗く湿った環境は、キノコの生息に最適。危険なクリーチャーのフンガルグロットは、いかなる侵入者からも住処を守ろうとする。

マグマの核(レベル9~10)

この深さの洞窟は溶岩で満たされている。人間はとても耐えられない、地獄のような環境だが、この危険な場所を住処とする、もっと危険なクリーチャーがいる。

これら5つのエリアを潜り抜けたダンジョン最奥部で、プレイヤーを待ち受けるのは果たして―?

 

プレイ後の感想

「Caveblazer」のは一口で言えば、ダンジョン攻略が目的となるローグライクベースの2Dプラットフォーマーだ。見た目こそシンプルながら、ランダム要素が加わったステージ構成、歯応えのある難易度、多様なアンロック要素など、遊んだ分だけプレイヤーにゲーム内報酬という形のリターンがある点も含め、多様な要素が詰まったゲームデザインが遊び手を惹きつける。

踏破においては慎重さと観察力を以て挑むのが前提となるが、重要となるのが登場ボスやアイテムの引きに纏わるリアルラック。運が悪ければ10匹前後もの敵が屯する危険な地帯が登場したり、ポーションや回復アイテムが中々回って来ないなど分の悪いパターンに遭遇し、じり貧へと追い込まれてしまい易い。

 

モンスターにおいては序盤から登場するジャンパー(画像左、青色のモンスター)は特に印象深い難敵で、本作の高難易度を象徴するかのような存在である。特徴としては、倒した際に発生する爆発によってノックバックを伴う巻き込みダメージや地形破壊を引き起こすといった厄介なもの。

遠隔武器で安全に処理するのが最も無難な対策だが、名前の通りピョンピョンと飛び跳ねる上に的が小さく狙いにくいという厄介さで、他の敵と登場する度に苛々させられてしまう事も多いだろう。

ジャンパーのいやらしさに加えて道中では遠距離攻撃を行う敵も多く登場するため、慣れない内は敵の動きに翻弄させられてしまい、あっという間にHPを削られてゲームオーバーに、なんて事態も起こりうる。

 

各エリアを守るボスは一般モンスター以上に攻撃のバリエーションに富んだ存在が多く見られる。その反面、空中を漂うタイプが多い事もあり、基本は相手の攻撃を避けながら遠隔攻撃でちょっとずつ削っていくといった戦い方を強いられる傾向が強い。

これは何もボス戦だけに限った話ではなく、本作では遠隔武器への依存度がかなり高い。強化状況を問わず、”遠くからモンスターを安全に処理できる”、と言った面からも自然と使用率が高くなりやすく、「なんだかボタンを押すよりもRスティックを操作している時間の方が長いような…」、といった気づきを得るプレイヤーも決して少なくない事だろう。

ただ、本作の難解なダンジョンを攻略する上で最終的に運命を決めるのは、”アイテムのバリエーション”にあると言っても過言ではない。まずはダンジョンに積極的に繰り返し挑戦し、アイテム、ボーナス、加護などを次々にアンロックしていこう。アイテムの幅が広がってくる事で、より本作の面白さが見えてくるはずだ。

 

ゲームクリアまでのプレイ時間についてはアイテム運やアクションゲームに関する純粋な個人の技量に左右される部分は多い。筆者の場合はたった1度のダンジョン完走を達成するために、およそ30時間の累積プレイ時間と200回近いリトライを繰り返して来た。結果こそ散々ではあったのだが、それだけ夢中にさせる中毒性の高さもまた、実際のゲームプレイを通じて痛感した次第だ。

道中内で近接/遠隔用の各種武器、魔法アイテムらを揃えた上で相性の良い組み合わせを上手く導き出せれば、驚くくらい進め易くなる。是非諦めずにチャレンジしてみて欲しい。

ひとたび好みにあえば、恐ろしいほどの時間泥棒となり得る作品「Caveblazer」。ダンジョン攻略型アクションゲーム好きな方には一度試してみて頂きたい逸品だ。是非お試しあれ。

 

評価

 

個人的スコア(10点満点中)8.0

 

良い点

  • 見た目もシステムもオーソドックスなローグライク&2Dプラットフォーマー
  • アイテム各種から部位別コスチューム、ボーナス効果など多様なコレクション要素が登場
  • ゲームオーバーを迎えてもついつい再挑戦したくなる中毒性の高いゲームデザイン

 

惜しい点

  • 序盤でも一切の容赦がないほどに基本難易度が高く、ランダム要素の巡り合わせが悪ければ数分と持たない場合も
  • 全体的な難易度はアイテム運に左右される部分が強く、中盤~後半にかけては入手アイテム次第で両極端に変動する場合がある
  • 中断セーブに対応していない。

 

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