
©2024-2025 Developed by にじいろドラゴン. Published by Forever Entertainment S.A.
基本情報
| タイトル | フィズとにじいろの星 |
| 対応機種 | Steam/Nintendo Switch |
| 販売 | にじいろドラゴン(Steam版),Forever Entertainment(Switch版) |
| 開発 | にじいろドラゴン |
| 発売日 | 2024年7月16日(Steam版)/2025年7月10日(Switch版) |
| 対応言語 | 日本語, 英語 Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)では日本語でのみプレイ可。ただし、一部、ソフト内で言語を変更できる場合があり。 |
| 備考 | IARCレーティング:3+ |
作品概要
「フィズとにじいろの星」(Fiz and the Rainbow Planet)はゲームクリエイターにじいろドラゴンが製作、販売を手掛けるゲーム作品。Switch版のパブリッシングはForever Entertainmentが担当。
本作のゲーム内容はサイド方式の2Dアクションゲーム。世界に迫る災厄を未然に防ぐため、小さなドラゴンのフィズは同じ志を持つ竜の仲間を探す冒険へと旅立っていく。
各ステージ開始時に新たな仲間が段階的に加わっていくゲーム構成が特徴で、主人公フィズを含む最大6タイプのドラゴンを切り替えながらステージ攻略に臨んでいく。パステルカラーを基調としたゲームビジュアルやサウンド面など、スーパーファミコン作品を彷彿とさせる16bitスタイルの作風となっており、レトロゲームファンにとっては注目の一作だ。
リンク:フィズ🐬(Yoshi3110)(X(Twitter))
リンク:Forever Entertainment(X(Twitter))
ストーリー
(※ゲーム内プロローグ部分より引用)
![]() |
| 宇宙のどこかにある星 惑星ロンガ。 ある日、この星で暮らすこどものドラゴン「フィズ」は夢を見ました。 その夢は 世界がモノクロになり 全ての生き物が 動かなくなってしまうという恐ろしい悪夢です。
目を覚ましたフィズは、夢の内容が未来に起こりうることだと、目の前に現れた全知全能のドラゴン「タオンガ」から告げられます。 そして、未来を変えるには 七匹のドラゴンが力を合わせて 世界に散らばるオーブを守らなければならない というのです。
それを聞いて 決意したフィズは、世界を守るため、仲間を探す冒険へと 出発するのでした…。
|
操作方法
(※Nintendo Switch版)
| JOY-CON(左) | |
| Lスティック | |
| 上下左右ボタン | 移動、(扉の前で↑)扉に入る、【各メニュー時】項目の選択 |
| Lボタン | 【ポーズメニュー時】タブの切り替え |
| ZLボタン | |
| -ボタン |
| JOY-CON(右) | |
| Rスティック | |
| Aボタン | ジャンプ、泳ぐ |
| Bボタン | ジャンプ、泳ぐ |
| Yボタン | 攻撃、走る |
| Xボタン | 攻撃、走る |
| Rボタン | 必殺技、【ポーズメニュー時】タブの切り替え |
| ZRボタン | |
| +ボタン | ポーズメニュー |
操作アクション
プレイヤーが使用可能な移動(ダッシュ含む)以外のアクションは、基本的にジャンプ(水中時は泳ぎ動作に)、攻撃、必殺技の3種類で、操作対象である6種類のドラゴンたち1体毎それぞれで異なる特性を持っている。以下ではそれらの点を踏まえた上で各アクションの紹介を行っていこう。
移動とダッシュ移動
移動は方向ボタンを左右方向に入力するで実行できるが、この際に攻撃ボタンを押したまま移動する事で歩き移動からダッシュ移動へと派生する。
ダッシュ移動使用中の制約は特に無く、ノーコストで運用が可能だが、リーファーは弓矢攻撃の仕様の関係でダッシュ移動に対応していない。
また、キューマの場合は水面付近に浸かっている際にこの操作を行うと、波乗りダッシュとなる。このように、ドラゴンの中にはダッシュの仕様が一部異なるものも存在するので覚えておこう。
ジャンプ

Bボタン、もしくはAボタンで繰り出すことができるジャンプに関しては、跳躍時の高度、多段ジャンプや滑空能力の可否などの点で違いが表れる。大まかに異なる点については以下の表を参照の事。
| フィズ | ジャンプ性能:平均的。跳躍力は標準 |
| ソラコ | ジャンプ性能:跳躍力は最低 |
| リーファー | ジャンプ性能:滑空が可能。跳躍力は低め |
| リュトロン | ジャンプ性能:3段ジャンプが可能。その特徴から、トータルでの跳躍力は全ドラゴン中最も高い |
| キューマ | ジャンプ性能:全ドラゴン中、水中での機動力が最も高い。ジャンプ性能は標準的 |
| ルーベル | ジャンプ性能:跳躍力は高め。 |
攻撃
攻撃はXボタン、あるいはYボタンで発動。攻撃の手段は飛び道具を扱うものから体術など、ドラゴンのタイプ毎にさまざま。
![]() フィズ | 放物線の軌道を描いて飛ぶハンマーを投げる。ボタン連打による連続発射が可能。 高耐久力の敵を相手にする場合は特に強力だが、懐に飛び込んできた背の低い相手には対処し辛い |
![]() ソラコ | 爪による引っ掻き攻撃を繰り出す。リーチは短め。 この攻撃は特定の壁を破壊可能な効果を持っている |
![]() リーファー | 弓矢による攻撃が可能。ボタン長押しで照準の角度調節を行い、ボタンを離すことで矢を射出。 放たれた矢は一直線に飛び、狭い空間も潜り抜けて飛んでいく |
![]() リュトロン | 炎の効果を帯びた引っ搔きによる近接攻撃を繰り出す。 茂みや吊り橋などの可燃性のある背景オブジェクトに重なって攻撃を出すと、対象を燃やすことができる |
![]() キューマ | 地上では平凡な引っ掻き攻撃だが、水中にいる際は衝撃波を前方に発射する攻撃に変化する。 また、水面付近を移動中にダッシュ移動を行うと波乗り状態となり、同状態での移動中は体当たりで敵を破壊可能 |
![]() ルーベル | 方向ボタンと組み合わせることで任意の方向にワイヤーを射出。 壁や天井に引っかけて、振り子式動作によるぶら下がり移動が可能 |
必殺技
Rボタンで各ドラゴン固有の必殺技を使用する。ただし、発動には各技毎に一定量の”必殺技コスト”(オレンジのゲージ)が必要となる。
失った必殺技コストは道中のあちこちに配置されたコインの獲得によって少しずつ回復するので、上手く運用しよう。
なお、途中でミスしてやられてしまった場合、必殺技コストは一時的に0となってしまうので要注意。
![]() フィズ:すり抜けハンマー | 必殺技コスト:10 敵や地形を貫通するハンマーを発射する。 |
![]() ソラコ:ドリル | 必殺技コスト:20 任意の方向へ身体を回転させながらの突進攻撃を繰り出す。空中でのみ使用可 |
![]() リーファー:回復の祈り | 必殺技コスト:体力減少量に比例 「回復の祈り」を発動。癒しの力で体力を即座に回復。 |
![]() リュトロン:ファイヤーボール | 必殺技コスト:30 前方広範囲に拡散型の炎を放出する。引っ掻き攻撃同様に、可燃性のあるオブジェクトを燃やすことができる。 |
![]() キューマ:水陣 | 必殺技コスト:100 近くに水場がある場合、水面の高さをキューマが立っている足場の高さに調節する。 |
![]() ルーベル:ワイヤージャンプ | 必殺技コスト:20 ワイヤーでぶら下がった状態から1度だけジャンプが可能。 |
ゲームシステム
画面の見方

| ①:選択中のキャラ | ④:残機 |
| ②:ライフゲージ/必殺技コスト | ⑤:仲間になっているドラゴン |
| ③:所有コイン |
ポーズメニュー

プレイ中、+ボタンを押すことでポーズメニューが展開。トップページでは現在ステータスと仲間のドラゴン1匹毎の簡易的なプロフィール、アクションと対応ボタンの確認が可能。
操作キャラを別のドラゴンに切り替えたい場合は同メニュー右下UI上の赤いカーソルを方向ボタンで操作し、使用したいドラゴンの顔アイコンにカーソルを合わせAボタンで決定。その後、+ボタンを押してポーズを解除すると選んだキャラクターへと変更される。
また、同メニュー展開時にL、Rボタンを押すことで「メインメニュー」、「トレジャー」へとページの切り替えを行える。ゲームを終了したい場合はページをメインメニューに切り替えた後に、「ゲームを終了する」を選択しよう。
コインについて

ステージのあちこちに配置された青い逆三角形のオブジェクトはコインで、獲得時にライフゲージ、必殺技コストの両方を少量回復する効果を持つ他、100枚集める毎に残機が1つ追加される。
1度回収したコインはミス後のリトライによって復活するので、見かけたら積極的に拾っておこう。
宝物について

各ワールドでは何処かのステージに秘密のエリアが存在しており、中に入る事で秘密の宝物(トレジャー)を手に入れることができる。宝物は特別な宝箱の中に隠されていたり、条件を満たす事でドラゴンから託されるなど色々なパターンで手に入る。
宝物は全部で6種類あり、入手したものはポーズメニュ―上からL、Rボタンで「トレジャー」のページにタブを切り替えると確認することができる。中には回収後にタイトルメニュー上から選択可能なミニゲームが開放されるものも?
立体保護区について

特定ステージの一部区間では、画面のスクロール方式が左右方向ではなく”奥から手前へ”、といった2.5D形式に切り替わる場面が登場する。
その内、上画像のような看板が立てられた区間では、必殺技を一時的に使うことができなくなるといった制限がかかるようになっている。
絡繰りについては不明だが、該当エリアでは看板の内容が示す通り、Lボタンを押しても必殺技が一切発動しなくなっているので気を付けよう。
オーブとワールドボス

各ステージのゴール地点に配置されたオーブを入手する事でステージクリアとなる。
また、ステージ3最奥部ではワールド最後のオーブを守るボス戦が展開。仲間に加えたドラゴンの切り替えも併用しながら、死力を尽くして戦おう。
サブゲーム
「フィズとにじいろの里」では特定の宝物を見つけるなどの一定の条件を満たすことで、本編とは独立した2種類のサブゲームをプレイする事ができるようになる。どちらもタイトルメニューの「ボーナス」>「サブゲーム」からプレイが可能だ。
ソラコのさかなつり

「ソラコのさかなつり」はボタン一点押しな内容のミニゲーム。映像的には表題通りの魚釣りだが、問われるのは『ボタンのタイミング』だ。開始前にLEVEL1~3の3種類の難易度から選択(上位の難易度はゲーム進行を通じて段階的に開放される)。
遊び方だが、まずは釣竿を垂らしているソラコをじっと見つめ、画面上に『!!』の吹き出しが表示された瞬間にAボタンを押す。成功した場合は、釣り上げた魚が空中へと浮かぶので、続いてソラコが広げている手元に魚が落ちるタイミングを狙ってもう一度Aボタンを押す事でキャッチ、といった流れになる。
各難易度共に計3回のチャレンジ中、3回共に魚をキャッチすることができればレコードとして記録される。ただし、ボタンを押すタイミングが早すぎる、または遅すぎた場合はソラコがバランスを崩して海に落ちてしまい、記録なしと判定されてしまう。
リーファーと大きな葉っぱ

「リーファーと大きな葉っぱ」はリーファーを操作して上空から次々現れる「ターボン」達を撃ち落としていくミニゲーム。
ゲーム開始後はエレベーターのように足場が自動的に上昇していき、それに伴い樹々が生い茂った森を経て山々や大空へと次第に景色が変わっていく。
使用するアクションは移動と弓矢のみで、本編同様ボタン長押しによる角度調節方式。それ以外のアクションは使用することができない。発射する矢は貫通性を伴い、1本の矢で複数の敵を仕留めるとボーナススコアを獲得できる。
一度でもターポンに接触、もしくは足場から落ちた時点でゲーム終了となってしまう。高い得点を叩き出した上でどれだけ生存できるか、自己最高記録にチャレンジしてみよう。
プレイ後の感想

「フィズとにじいろの星」は全年齢対象な作風の王道的なアクションゲームで、その特徴を一言で表すならば、”幅広い年齢層に対応した優等生的アクションゲーム”といったところになるだろうか。パステルな色使いによる16bitスタイルのゲームビジュアルに加え、ステージ進行と共に異なる能力を持った仲間が集っていく、といった部分は「星のカービィ」シリーズで言う”コピー能力”に通じるところがあり、全体的なゲームデザインも雰囲気を含めて近しいものとなっている。
作中の登場人物は色鮮やか且つツヤツヤむっちりと肉感的に描かれたドラゴン達で揃えられており、それぞれが個性に溢れると同時にコケティッシュな魅力を持った顔ぶればかり。また、ゲーム進行中は彼ら同士のによる会話劇が随所で繰り広げられるという賑やかっぷりで、”ケモナー”諸氏の歓喜の声で溢れ返りそうな構成だ。

また、本作は『2.5Dアクションゲーム』を謳っており、全編の内の大半がサイド2D方式で展開していく中、ステージの所々で”奥から手前へと回転させる”とった立体的な演出を駆使した区間が登場する。
大部分が2D方式で展開する内容となっているだけに、2.5Dで展開する区間についてはそれだけ開発者の強いこだわりを感じられる部分の1つであるのは疑いのないところだが、「実際にどういう風に動くのか?」といった疑問に関しては、静止画とテキストによる紹介で伝える事は困難なため是非実際に触ってみて実感して頂きたいところ。

そんな本作はゲーム本編以外のおまけ機能も充実している。中でも注目したいのがサブゲームの1つ「ソラコのさかなつり」で、”マークが見えた瞬間にずボタンを押す”といった本ゲームのルールは正に「星のカービィ スーパーデラックス」で言うところの「刹那の見切り」をリスペクトした内容であり、同シリーズのファンならば必見のモードだ。
単純明快なルールである事からも本編を遊ぶ合間の息抜きにもってこいなコンテンツだが、最高難易度LEVEL 3に関しては3回目のキャッチの判定が異常に厳しく、反射神経を極限まで研ぎ澄まさなくてはレコード獲得は困難。(自己記録では”.26″でも失敗扱いとなった)
その他、BGMに関しては基本のNOSTALGIC、SC-88Proバージョンの2タイプの音源から選択してゲームプレイに臨むことができる。こういった細かな配慮はコアなゲームミュージック好きにとっても嬉しいポイントだ。

全編は全7ワールドで構成、総ステージ数は21ステージとかなりの長丁場で、先に進む程にステージの攻略難易度も相応に上がってくる。と言っても、進捗状況はステージクリア毎のオートセーブ方式につき、好きなタイミングで中断可能。
また、コインを累計100枚集める毎に1UPする「スーパーマリオブラザーズ」仕様となっており、こまめにコインを集めて残機に余裕を持たせるように進めていけばあまり腕に自信がないという方でも全面クリアは十分狙えるはずだ。
本編プレイ中は各登場キャラクター達が頻繁に寸劇を展開してくれる事から、ドラゴン達に対する愛着が生まれ易い作風となっている。ゲームプレイを通じて、プレイヤー各自の”推し”ドラゴンを探すのも、本作のまた一味違った楽しみ方となるかもしれない。
“可愛いドラゴン”を操作できる2D~2.5D系アクションに関心があるという方は、本作「フィズとにじいろの里」を是非お試しあれ。
評価
| 個人的スコア(10点満点中) | 8.0 |
|---|
良い点
- 王道スタイルのステージクリア型2.5Dサイドアクション
- 仲間キャラクターからNPCに至るまで、個性豊かなデフォルメタッチの可愛らしいドラゴンが多数登場
- BGMの音源タイプを2種類から選択可能
惜しい点
- 操作キャラの変更がボタン1つでの切り替え操作に対応しておらず、その都度ポーズメニューを開いて選択しなければならない
- 解像度はオリジナル固定で、画面サイズの変更に対応していない
- ステージ内に設置されたコインをこまめに獲得する事で残機を簡単に増やせるため、ステージ攻略中の緊張感はあまりない
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