
©ラタライカゲームス
©Ninja Rabbit Studio
基本情報
| タイトル | マイストピア |
| 対応機種 | Steam,Nintendo Switch|2*,PlayStation 4,Xbox One,Xbox Series X|S,他 |
| 販売 | ラタライカゲームス |
| 開発 | Ninja Rabbit Studios |
| 発売日 | 2022年12月17日(Steam版),2020年11月20日(各種コンソール版) |
| 対応言語 | 日本語, 英語, フランス語, ドイツ語, スペイン語, ロシア語 Nintendo Switch 2(日本語・国内専用)では日本語でのみプレイ可。ただし、一部、ソフト内で言語を変更できる場合有り。 |
| 備考 | CEROレーティング:A(全年齢対象) |
作品概要
「マイストピア」(「Micetopia」)はゲームディベロッパーNinja Rabbit Studiosが製作を手掛けるゲーム作品。全プラットフォーム版においてラタライカゲームスがパブリッシングを担当。
本作のゲーム内容はメトロイドヴァニアスタイルのサイドスクロール型2Dアクションゲーム。プレイヤーは中世の魔法の国マウストピアで暮らす勇敢な一匹のマウスとなり、邪悪な勢力によって攫われてしまった住民たちを探す冒険の旅へと赴くことになる。
開発チームであるNinja Rabbit Studiosについてはネットを通じて調べてみたものの余り情報が集まらなかったが、公式Facebookによると創立は2016年とのことでインドネシア地域を拠点としたスタジオであると推測される。
同ディベロッパーは本作以外にも「Expelled」(2017年)、「パンダパンチ」(2022年)といったタイトルを手掛けており、前者はSteamに、後者はSteam及びNintendo Switch他、各コンソールプラットフォームに向けてそれぞれリリース中。
なお、検索時によく似たディベロッパー名として日本国内のゲーム開発会社「ニンジャラビット株式会社」が引っかかる場合があるが、本作を手掛けるNinja Rabbit Studiosとは一切関係はないようなのでご注意を。
リンク:Micetopia (Ratalaika Games Official Site内)(※国内版ラタライカゲームス公式サイトには専用ページ無し)
リンク:Ninja Rabbit Studios(facebook)
操作方法
(※Nintendo Switch版)
| JOY-CON(左) | |
| 上下左右ボタン | 移動 |
| Lスティック | 同上 |
| Lボタン | 【ダンジョン内】マップ表示 |
| ZLボタン | 【ダンジョン内】マップ表示 |
| -ボタン |
| JOY-CON(右) | |
| Rスティック | |
| Aボタン | 剣攻撃 |
| Bボタン | ジャンプ、(対象の前で)インタラクト |
| Yボタン | 弓矢攻撃(※要対応アイテム) |
| Xボタン | (ワープゾーンの前で)ファストトラベル |
| Rボタン | 回避(※要対応アイテム) |
| ZRボタン | 回避(※要対応アイテム) |
| +ボタン | ポーズメニュー |
ゲームの目的

マウス同士が気ままに暮らす王国マイストピア領内を舞台に、プレイヤーである勇敢なマウスは村長エルダーより邪悪な存在によって攫われていったという住民達の捜索を依頼される。
ゲーム開始直後は村長であるエルダーしかマイストピアに残っておらず、村の西と東にそれぞれ位置する洞窟と森、2つのエリアを舞台としながら探索を経て目的を達成していかなくてはならない。ゲーム序盤は森へと続く道は閉鎖されているので、まずは西へと向かい洞窟の探索から進めていこう。
プレイヤーのアクション
ジャンプと段差降り

ジャンプはBボタンを押すことで発動。滞空時に後述の剣攻撃と組み合わせると、空中で剣攻撃を繰り出すことができる。下に降りられる段差の上にいる場合は、下入力+Bボタンで飛び降り動作となる。
また、本編進行を通じて二段ジャンプも可能となる。通常ジャンプでは届かなかった場所があれば、習得後に改めて挑んでみるといいだろう。
剣攻撃

Aボタンを押すことで正面前方に向かって剣攻撃を発動。素早く二回押した場合は二段斬りへと派生する。
剣攻撃のスピード自体は標準的ながらもリーチはあまり長い方とは言えず、二段斬りの直後にはほんの僅かに隙が生じるため、耐久度が高い敵相手に半ば強引気味に斬り攻撃を連発していると間合いに入る事を許してしまい易い。
安全に攻めるのであれば一撃、または二撃食らわせた後に少し間合いを離すといったヒット&アウェイ戦術が望ましい。深追いはこちらの被弾の機会も増え易く、かえって悪手となりがちなので厳禁だ。
弓矢攻撃

弓矢を使った攻撃は弓矢入手後に使用が可能で、1発発射毎に矢のストックを1つ消費する。矢の所持数を増加させるアイテム「矢筒」は弓矢入手後以降、オブジェクト破壊時に出現することがあり1つ回収毎に5本分が回復。所持数上限は99。
威力は剣攻撃と同威力で地上時のみ使用可、且つ貫通能力こそないが画面端から端まで一直線に飛んでいくため、遠距離攻撃手段として非常に有効。矢のストックの回復機会も比較的多めになっているので、近接戦闘が不利な場面ではどんどん使っていこう。
応用技:火矢の撃ち方

洞窟内部の特定の場所には上画像のような篝火が燃えている箇所があり、この近くにプレイヤーキャラを立たせた状態でYボタンを押すと、火を伴った矢を撃つ事ができる。
道を塞ぐあるオブジェクトを前にした際には、その近くに篝火がないか探してみよう。火の力があればあるいは突破できるかも…?
回避

習得後、Rボタン(もしくはZRボタン)を押すことで発動。低姿勢からの前転を伴う回避移動で正面の敵の身体や攻撃をかわすことができる。
立ち状態で潜ることが出来ない通路がある場合、このアクションを使って潜り抜けることができるかも?
ゲームシステム
画面上部の見方

主人公マウスのステータス情報は画面左上に表示されたインジケーター上から確認が可能。現在ライフは木の枝から成っているハート型の赤い木の実1個がストック1つ分に該当しており、敵の種類を問わず、攻撃1回被弾につき1つ失われる。
失ったライフストックはオブジェクト破壊時に時々出現するハートアイテムの獲得によって回復が可能。また、ストック数はアップグレードによって伸ばすことが可能。(最大5個分まで)
ライフゲージ下の各種数値について、左側は緑の石の所持数、右側は矢の残弾をそれぞれ示しており、後者は弓矢の入手を経て以後常時表示されるようになる。
緑の石について

作中の通貨の役割を果たす緑の石は、敵を倒したりオブジェクトを破壊することで1つ、もしくは2つドロップする。1つ獲得につき所持数が1増加。ほんのり光を放った状態で出現するが、上画像の黄色の丸で示しているようにかなり小さく見落としが発生する恐れもある。
集めた緑の石は主に武器のアップグレードやライフストック増加に充てることができるが、要求数がかなり多い上に全編を通じて集まりも悪い。道中でこまめに回収しつつ地道に集めていくクセを付けておこう。
地図の見方

探索を行うエリアはLボタン(もしくはZLボタン)でマップを開いて部屋同士の繋がりを確認する事が可能。地図画面上では各部屋毎に『ルーム 〇〇』という具合に部屋番号が振り分けられており、何らかのイベント対象となっている部屋は色分けがされているので解り易い。
◆マップ上マスの色の意味
(■:普通の部屋 ■:ショートカット ■:救助対象の村人 ■:隠し部屋 ■:ボス部屋)
マップ画面上では部屋同士の繋がりを中心とした大雑把な情報しか追えないので、道に迷い易いというプレイヤーはこま目に開いて現在値を確認するクセを付けておくといいだろう。
ワープホールについて

洞窟や森エリアの特定のルームでは”空間に開かれた穴”(当記事内では仮に『ワープホール』と呼ぶことにする)を発見できることがある。
このワープホールの前に立ち、Xボタンを押すと瞬時に村へと戻ることが可能で、更に移動が完了した時点で両地点を繋ぐショートカットが成立する。ダンジョン離脱用のファストトラベル的な移動手段としてだけでなく、中間ポイントの代わりとしても重宝する。
ただし、移動可能な範囲は”最後に潜ったワープホール”と”村”の二つのポイント間のみに限られる。一度でも他のワープホールを潜ってしまうと、フィールド側の移動先が上書きされてしまう点に注意が必要だ。
シークレットについて

一部のエリアでは、Lボタンで確認可能なマップ画面上に表示されない隠し通路が存在する。隠し通路から続く秘密のエリアは地図上ではピンク色で表示(※上項の「地図の見方」も参照の事)されるが、このエリア内では上画像のような謎の渦の存在を確認できる。渦の近くに立った状態でXボタンを押すことで「シークレット」エリアへと進むことができる。
シークレットエリア内の仕組み自体は一般のエリア同様だが、特殊な空間となっておりLボタンによる地図の確認はできない。エリアの最深部に眠る『噴水の部品』を入手する事で攻略完了となり、体力全快状態でエリア外(渦のあった場所)へと放り出される。『噴水の部品』は作中の収集要素の1つとなっているが、全てを集めると…?
プレイ後の感想

Ninja Rabbit Studiosの製作タイトル「マイストピア」は、インディーゲーム界隈における定番ジャンル”メトロイドヴァニア”に属する一本で、プレイヤーは勇敢なマウスとしてマイストピア領内の村を拠点としながら、姿を消した住民の捜索のため、洞窟や森を奔走することになる。
作り自体は必要最小限なゲーム要素のみで構成された非常にオーソドックスな内容となっており、カラフルで程良いデフォルメ感とメリハリの利いた本作のドットグラフィックは16bitテイストを好むプレイヤーであれば親しみを持って迎えられるはずだ。

肝心の操作性に関しては大きな不満点は無く良好ではあるが、敵との交戦時においては注意すべき点もある。
主人公マウスが使用可能な攻撃手段は近接戦闘用の剣、遠距離に対応した弓の2種類のみと非常に少なく、前者については正面前方に対応した斬り払い攻撃のみ。このため弓矢を入手するまでの間は事実上、近接攻撃アクション1種類だけで戦うことを余儀なくされる。
さらに、ゲーム序盤の段階から”接近からの攻撃発動が素早い上に数撃入れないと倒せない”といった難敵が道中で早々に登場する事もあり、立ち回りが拙いとあっさりと返り討ちに遭ってしまう羽目になる。
技の適切なリーチや間合いを理解した上できっちり使いこなせるようであればほとんどの局面を十分カバー可能ではあるものの、最低1回でも武器アップグレードを行わない限り、威力面における近接攻撃の心許なさは否めない。

また、隅から隅まで遊び尽くしたい、というプレイヤーにとって特に気を付けたいのが取りこぼし要素に関する問題だ。本作では最終ボス戦に勝利した時点でエンディングへのフラグが立ってしまうのだが、この時点で未救出の住民や済んでいない強化があった場合、同一データ内での回収が不可能となってしまう。
回避方法自体は森エリアのボス戦を率先して突破してしまわないこと、とシンプルだが、ゲームプレイ時はこれに関する警告は特に出ないので、知らずに倒してしまうという可能性は高い。

収集率に関わる更なる補足として、作中のサイドクエストの1つに「噴水の破片を10個集める」といったものが登場するのだが、こちらについても最終ボス討伐後はこれらを全て集めていない時点であっても強制的に達成と見做されてしまう。
このように一部のフラグ管理が真っ当に機能していないため、達成後の会話のやり取りを見たいといった目的がなければわざわざ集める必要がなくなってしまう。
これらの現象についてはNintendo Switch版で遊ぶ上では極度に大きな弊害とまではいかないが、他プラットフォームで遊ぶ場合は最悪実績やトロフィーに関わる場合があるので、気になる方は胸に留めておいて頂きたいポイントだ。

収集面においては細かな注意点こそ存在するものの操作面に関しては良好な触り心地で、UI関連やアクション周りについてはシンプルにまとまっているためプレイ中に迷うところも少なく遊び易い。メトロイドヴァニアとしてはかなり短めのゲームボリュームで、スムーズに進める事ができればおよそ4時間程度で攻略が可能。
翻訳面に関しては必要最小限なローカライズで済まされている印象だが、元より作中のテキスト成分は少なめであるため物語の筋を追う上であれば必要十分な出来と言えるだろう。
短編のメトロイドヴァニアをお手軽に遊びたい、というアクションゲーム好きな方は本作、「マイストピア」を一度お試しあれ。
評価
| 個人的スコア(10点満点中) | 6.5 |
|---|
良い点
- 極めてオーソドックスな作りのメトロイドヴァニア
- 操作アクションは必要最小限にまとめられており、使用ボタンに迷うといった事態は起こりにくい
- 全編4時間程度で攻略可能な遊び易いボリューム
惜しい点
- 冒険の実質的な舞台が洞窟と森の2種類しか登場しない
- 通貨替わりの緑の石の溜まりが遅く、武器やライフストックの強化を限界まで漕ぎつけるにはある程度の手間を要する
- 最終ボスを倒した時点でエンディングへのフラグが立った状態となり、直前に村人の救出やアップグレードを取りこぼしている場合は回収が不可能となってしまう
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