ゾンビハンター レビュー

 

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商品情報:ゾンビハンター

対応機種:ファミリーコンピュータ

販売:ハイスコア メディアワーク

開発:レナーク

発売日:1987年7月3日

 

 

 

 

©1987 ハイスコア メディアワーク

 

 

 

 

 

 

 

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ゲーム情報誌の企画から生まれたアクションRPG作品、同名氷菓商品との同時展開も

 

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「ゾンビハンター」はハイスコアメディアワーク販売のファミリーコンピュータ用タイトル。同社が当時刊行していたゲーム情報誌「ハイスコア」の企画で製作されたという経緯を持ち、発売当時には本作タイトルを商品名にしたアイスキャンディーが森永乳業のエスキモーブランドから販売されていた。

 

ゲーム内容はサイドビューのアクションRPGタイトルで、土の精霊ドルゴの反乱により奪われたライフシーカーを取り返すべく、プレイヤーは選ばれた勇者となって地下迷宮に挑む― といった内容になっている。

 

本作は1987年発売のファミリーコンピュータ向けタイトルでありながら色々意欲的な試みがなされている作品で、なんといっても電源投入直後に流れる音声合成によるロゴ&タイトルコールが大きなインパクトを放っている。

 

“敵を倒してレベルアップや装備を整え、強大な敵を倒す”といったRPGの基本部分をしっかり押さえたアクションゲームである点にも同時に注目したいところだ。

 

 

 

 

 

スタンダードなロールプレイングゲームらしい、計4種類のメニュー機能を搭載

 

 

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「あなたは もりのはずれに

          たっている。

 さあ! たびのはじまりだ!」

 

ゲームスタート冒頭では画面下部のテキスト部分にこういった文が表示され、雰囲気を盛り上げてくれる。

まずは、画面情報をチェックしながら操作方法を以下で紹介していこう。

 

 

操作方法

 

十字キー:移動(下方向入力でしゃがみ動作)

  START:メニュー呼び出し

Aボタン:ジャンプ

Bボタン:装備中の武器で攻撃

    (特定の場所で上方向と同時入力でショップ入場。詳しくは後述)

 

 

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Aボタンで繰り出せるジャンプは少し硬めのモーションながらも、空中での制御は比較的効きやすい。

ジャンプ中でもしゃがみ動作が行え、低姿勢での空中斬りが可能となる。こちらは必須というほどのアクションではないが、覚えておいて損はないだろう。

 

 

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Bボタンで装備中の武器による攻撃を行う。

短剣など一部の武器には、攻撃時に魔法効果を発動するものが存在する。こういった武器は使い込むうちに耐久値が減り、0になると武器が壊れて消滅するという仕様になっているため、残り使用回数を計算しながら使っていく必要がある。

 

基本武器となる「つるぎ」以外の武器は実質消耗品という扱いで、装備中の武器消滅直後は素手状態となってしまう。そのまま戦うことが無いように予備の武器を常に携帯しておくよう気を配っておきたい。

 

 

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STARTボタンではメニューの呼び出しを行うことができる。

全部で4つの項目があり、各効果は以下のとおり。

 

もちもの:所持アイテムを選択して使用。防具装着もこのメニューから

  ぶき:利用したい武器を所持品から選択

 そうび:装備中のアイテムと防御効果を確認

 つよさ:現在レベル、パラメーター、次レベルまでの必要経験値などを確認

 

 

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「もちもの」の項目は冒険中に登場する様々なアイテムを使用する機能。

十字キー左右で選択後、Aボタンを押す事でその場で効果が発生する。

 

かぶとたてゆびわ等の防具系アイテムの装着もこのもちものメニューから実行可能で、装着方法はアイテムの使用時と同じく選んだ防具アイテムをAボタンで決定することで身に着ける事ができる。

 

 

 

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「ぶき」の項目では十字キーの左右を操作して、手に持つ武器を選択。

所有アイテム右隣の縦長いフォームに該当アイテムが入るよう選べば装着状態となる。

(画像ではつるぎ レベル1を装着中)

 

武器ではないアイテムをフォームに入れることも可能だが、素手状態と同じ攻撃力となってしまうので特に意味はない。きちんと武器アイテムを選択しよう。

 

 

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「そうび」メニューでは装備中のアイテムとぼうぎょ/きりょくパラメーターをそれぞれ確認可能。

(本作では、ぼうぎょ=物理防御力 きりょく=魔法防御力 という扱いになっている)

 

各防具が手に入るかどうかは、敵のドロップや進行ルートに依るところも大きい。場合によっては中々目当ての防具が手に入らずにヤキモキすることもあるだろう。

 

各防具アイテムは道中随所に点在するカリントのショップ(後述)で販売されている場合もあるので、ショップのチェックは小まめに行おう。

 

 

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「つよさ」メニューでは自身の現在パラメーターと次レベルの必要経験値を一度に確認できる。
上画像でのレベルは31となっているが、これは本作での最高レベル。

 

31になるための必要経験値は13,000だが、これ以降は敵を倒すたびに毎回レベルアップのアナウンスが流れるようになる。

(実際にはレベルは上がらず31のままで、アナウンスのみ流れる)

 

最高レベルに達したからといって被ダメージを大幅に抑えられるわけでもないので、終盤の道中の進行も決して油断はできない。

最終戦に向けてはまほうのくすりいのちのみずなどの回復アイテムを複数個準備しておくと安心だ。

 

 

 

 

 

丁寧なレベルアップと回復アイテムの常備が生存のコツ、道中随所に隠されたカリントのお店を探し当てよう

 

 

 

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道中、特定の箇所で十字キーを上に入れたままBボタンを押すと画面が切り替わり、カリントのお店へと入る事ができる。

一見入り口らしからぬ場所にも隠れている場合があるので、怪しい箇所ではどんどん入力してみるのがお店を発見するコツだ。

 

 

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店頭ごとに販売アイテムは異なるが、特に優先的に購入しておきたいのは高いレベルの各種アイテムや回復系アイテム。

 

本作の商店システムには品切れの概念はなく、同じアイテムを何度でも購入することができる。そのため回復アイテムが充実している店舗を発見したならば、その周辺で戦闘を繰り返し行うことで比較的安全にレベリングを行うことが可能だ。

 

 

 

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各ステージ最後にはボスモンスターが待ち受けているが、ボスの部屋は扉で閉じられており、これを開くためにはステージ毎に道中のモンスターからかぎを手に入れなければならない。

 

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かぎは各エリア毎に特定の戦闘で手に入れることができるので、入手できる機会を狙って辛抱強く戦ってみよう。

 

 

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ボスの強さはステージ毎に一定だが、装備武器のランクも含め攻撃力が十分でない場合は満足にダメージを与えることができず苦戦必至となる。

 

良い武器が入手できなくとも、しっかりレベルを上げていれば楽に進めるようになるので、安定してボスを倒したいならば道中でしっかり経験値を稼いでおくと良い。

 

 

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本作ではコンティニューシステムは備わっていないため、生命力を表すPOWが0になった時点で即座にゲームオーバーとなる。

 

定期的な回復を行うためにもまほうのくすりいのちのみずなどの回復アイテムを複数個準備しておける環境を築いておけば、いざという時にも安心だ。

 

 

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ステージボスを倒し、次のエリアに進む前には上画像のように分岐が出現。

右の道と左の道、選ぶ方によって異なるステージへと進むことになる。

 

どのようなルートを辿っても最終ステージは固定となるが、進む道次第では全体の難易度にも影響し兼ねない。くれぐれも選択は慎重に行おう。

 

 

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地下迷宮内ではろうそくを持っていない場合、上画像のように敵の情報が確認できなくなってしまう。

 

灯りが無くてエリア全体が真っ暗になる― というわけではないので移動においてそれほどの支障は出ないが、敵の能力がわからない状態は中々に不安。

地下迷宮を進む上では最低1つはろうそくを持ち歩くようにしておきたい。

 

ろうそくは所有してるだけで少しずつ消耗していくアイテムだが、最高級品となるレベル8のろうそくは使用中もレベルが低下せず永久に使えるので、後半で手に入ることがあったら1つ常備しておこう。

 

 

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険しい道のりを経て、いよいよドルゴとの決戦。

果たして、無事にライフシーカーを取り戻すことが出来るだろうか?

 

 

 

 

最速クリアか? 堅実な攻略か?十人十色な楽しみ方が出来るアクションゲーム

 

 

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本作「ゾンビハンター」ではゲームオーバー時、もしくはゲームクリア時にそれまでのプレイタイムが表示されるのだが、この画面では激励の意味合いかタイトルコールと同じように音声合成によるエールが流れてくる。

 

比較的序盤でゲームオーバーになった際に流れる「しっかりしろよ!!」という叱咤激励に近いものが特に印象的だが、このエールの内容はゲーム進行度によって変化する。

 

 

本作のボリュームは、かなり丁寧にレベルアップをしながら進めても最後まで1プレイした場合の所要時間は2時間足らずと、程良いものになっている。

 

キーレスポンスも快適で軽快なBGMも心地よく、サイドビューのアクションゲームとしての完成度は十分ではあるのだが、少し進むだけで急激にモンスターが強くなることがある極端なゲームバランス、コンティニュー機能がないといった部分が全体の難易度を高くしている印象も強い。

 

若干の不満点こそあるが、1987年発のファミリーコンピュータ用アクションゲームとしては良好なクオリティを持つ作品に分類されると言って良い。

剣と魔法の世界、いわゆるヒロイックファンタジーが好きな方は是非本作に挑戦してみよう。

 

まとめ

良い点

・1987年発タイトルにして、音声合成を搭載した演出の斬新さ

・多彩なアイテムを駆使して進行する戦略性の楽しさ

・良好な操作感と軽快なBGM

・1プレイ辺りの程よいゲームボリューム

 

惜しい点

・コンティニュー機能の非搭載

・レベルアップ時に装備中の防具アイテム効果が失われるバグがある点

・ばくだんを始めとして、一部のアイテムが強力すぎたりと難易度の調整が不十分

 遊び込んでいく内に、ゲームクリア自体は簡単になってしまうバランスになっている

 

 

 

 

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