Bright Memory レビュー

基本情報

タイトル:Bright Memory
ジャンル:ファースト・パーソン・シューティング
プラットフォーム:Windows・Xbox Series X/S・Android・iOS
メーカー:FYQD-Studio, PLAYISM

ゲームについて

光学迷彩や物質転送装置が実用化されている、現実より科学技術の進んだ2020年の地球を舞台としたファースト・パーソン・シューティング(FPS)。
主人公は『超自然科学研究機構(SRO)』に所属する『シア』(本作のヒロイン)。
テロ組織『SAI』に奪われた『九玄の魂』と呼ばれる物質を取り返すため、北極の辺境にある浮遊大陸での闘いを描いたストーリーです。
目的の物質『九玄の魂』は『SRO』によって発見された古代の宝剣『干将・莫邪』に含まれていた物質で死者を蘇らせる力があり、浮遊大陸ではテロ組織『SAI』だけでなく、浮遊大陸にいた太古の生物や死人とも戦うことになります。

本作のヒロイン『シア』です。

システムについて

ゲーム操作

基本操作は、左ステックで前後左右に移動(ホールドでダッシュ)、左ステックで視点変更(ホールドでかがむ)、ボタン操作で攻撃、ジャンプ等を行います。
ボタン操作の表記はXBOXコントローラー(PS4コントローラー)です。

攻撃方法
攻撃方法は光刃(剣から発射される気による攻撃)と武器射撃に分かれます。

光刃
威力が高く飛距離もあり、攻撃のメインとなります。
RBボタン(R1ボタン)を1回押すと光刃解放状態となり、光刃解放中にRBボタン(R1ボタン)を押すと攻撃します。
光刃を解放すると画面中央に残り時間のゲージが表示され、ゲージがなくなるまで光刃による攻撃が可能。
キー操作により「地裂斬」「光刃斬」のスキルも発動できます。
欠点は残り時間のゲージがなくなると、8秒のクールタイムが終わるまで使用できなくなります。

光刃を発動すると残り時間が画面中央のメーターで表示されます。メーターがなくなる前に一撃でも多く攻撃しましょう。

武器射撃
RTボタン(R2ボタン)を押すと拳銃・マシンガン・ショットガンで攻撃を行います。
光刃より攻撃力が弱く、装甲の薄い敵以外には効果が低いですが、
弾薬のリロード時間を除いて常に攻撃可能なため、光刃のクールタイム中の補助武器として使えます。
武器射撃の弾薬は倒した敵が落とすオレンジ色の結晶を取得することで補充されます。

ジャンプ
Aボタン(×ボタン)でジャンプします。障害物を飛び越える、高い段に上る、裂け目を飛び越えるときに使用します。
ダッシュ中にジャンプすると飛距離が伸びます。
本作はFPSには珍しく、ジャンプ操作が重要になる場面が多々あります。

グラップル
LBボタン(L2ボタン)で標的に向けてワイヤーを飛ばします。クールタイムは3秒。
断崖を超えて移動する場合や、敵の目前に移動する場合に使用する。
断崖を超えて移動する場合、グラップルを使用するとブランコにぶら下がったような状態になるので対岸に近づいたらジャンプで飛び移ります。
敵にめがけて使用すると、敵の目前に移動するだけでなく、標的を一時的に硬直させます。

主人公の強化

能力・スキル・潜在力の3項目から強化したい機能を解放して強化できます。
機能の解放には経験値(XP)が必要になり、XPは倒した敵が落とすオレンジ色の結晶を拾うと獲得できる。

能力
常時発動タイプのスキルです。早めに解放することでゲームを有利に進められます。
機能解放:走る速度を上げる。敵キャラとの距離が取りやすくなるため、不利な状況を立て直すのに効果を発揮します。
・絶対防御:ダメージを減少する。ボスキャラの攻撃力の高い攻撃や雑魚キャラの集団攻撃を受けても簡単に死ななくなります。
・オーバーロード:ジャンプ攻撃が可能となる。ジャンプ攻撃を使うシーンがないので効果は不明。
・スカベンジャー:結晶から得られるXPを増やす。

スキル
キー操作により発動する攻撃強化のスキルです。クールタイムがあるため発動時のタイミングが重要となります。
・光刃:ゲーム操作-攻撃方法-光刃を参照。
・地裂斬:光刃解放中に下キーで発動。クールタイムは8秒。光刃の衝撃波で敵を跳ね上げて無防備状態にする。
・光刃斬:光刃解放中に上キーで発動。クールタイムは8秒。電撃を纏った光刃で敵に大ダメージを与える。
・電磁パルス:左キーで発動。クールタイムは8秒。正面に電磁パルスを発射、ヒットした敵は数秒無防備な状態で浮き上がる。

複数の敵にも有効なので攻撃だけでなく、防御にも有効です。

・時間停止:左キー2回押で発動。クールタイムは15秒。量子フィールで敵を包み、一定時間動きを封じる。

球形の量子フィールドに包まれた敵は身動きできません。効果が切れる前に攻撃をしましょう。

・雷光:左キー3回押で発動。クールタイムは15秒。電撃を放ち電流で敵の動きを封じつつ、継続ダメージを与える。

雷光のヒット中、敵は青白い電撃に包まれ身動きできません。光刃や射撃武器で追加ダメージを与えるチャンスです。

潜在力
キー操作により発動するサポートタイプのスキルです。
リミット解除・光子フィールドはクールタイムが長い反面、威力は強力です。
・グラップル:ゲーム操作-グラップル参照。
・閃光:左右後方への移動+Bボタン(○ボタン)で発動。クールタイムは1秒。移動方向へ瞬間移動して攻撃を回避する。
・リミット解除:右ステックボタン(R3ボタン)+左スティックボタン(L3ボタン)で発動。クールタイムは45秒。
一定時間、主人公の攻撃力が上昇し、すべての敵は浮き上がり無防備状態となる。電磁パルスの強化版。

リミテッド解除中は画面の敵が浮き上がるだけでなく、画面の色合いが変わります。

・光子フィールド:右キーで発動。クールタイムは45秒。主人公を中心に広範囲の敵の動きを封じつつ、継続ダメージを与える。雷光の強化版。

画面全体の敵を攻撃できるので敵の数が多い時やボス戦に出てくる雑魚キャラの一掃に最適です。

ゲームを遊んだ感想

良い点
・近未来的な武器による派手で爽快な演出。
・敵の種類が豊富。SF風のテロ組織『SAI』とファンタジー風の浮遊大陸の生物や死人など見た目・攻撃方法がかなり異なっている。
・隠しアイテムや主人公の強化によるコンプリート要素。
・ジャンプやグラップルを使いこなす必要があるアクション要素。
・セリフは中国語・日本語・英語の3カ国語に対応しており、好みの言語で楽しめる。

悪い点
・続編(Bright Memory: Infinite)を含めてストーリーが完結するのためか、ゲームとしてのボリュームが少ない。
・武器の種類が少ないため、FPSとしては物足りなく感じる。

ゲームの難易度は低いため、FPS初心者でも楽しめる内容となっています。
演出は派手で見ていて楽しめる内容となっていました。
舞台となる浮遊大陸はファンタジー要素が強く、戦争ものが多いからとFPSを敬遠していた人にお勧め。

 

ステージ紹介

以下はステージの紹介です。ネタバレを含むため、新鮮な気持ちで遊びたい方は、ここから先は読み進めないでください。

起点

テロ組織『SAI』が『九玄の魂』を奪取すべく『SRO』の実験室に押し入りました。
『SRO』の警備員は全員倒されており、『シア』は単身で侵入者と闘うことになります。

侵入者を撃退するも物質転送装置が起動されており、このままでは『九玄の魂』が奪われてしまいます。
『シア』は物質転送装置の転送先の座標を変更することで対抗を試みますが…

侵入者にはまだ仲間がおり、『シア』は敵に取り囲まれてピンチに陥ります。しかも敵のリーダー『カーター』は『シア』と顔見知りのようです。

『カーター』の攻撃により転送先の座標変更を中断されたことで物質転送装置が暴走、『シア』や『カーター』達は『SRO』の実験室から転送されます。

招かれざる客

『SRO』の実験室から北極の辺境にある浮遊大陸へ転送された『シア』。浮遊大陸の探索を開始します。

浮遊大陸には中国神話に出てくる生物が闊歩する領域でした。『シア』の前に中国神話に出てくる『神獣ー陸吾(りくご)』が立ちふさがります。
耐久力があり、壁際に追いつめられると厄介な敵です。

中国神話に出てくる生物だけでなく、『九玄の魂』により蘇った死人たちも『シア』に襲い掛かります。
耐久力は低く射撃武器でも倒せますが、数が多いので油断するとリロード時の隙に攻撃を受けてしまいます。

死人たちを倒すと翼のある大蛇『鳴蛇(めいだ)』が上空を横切ります。『シア』には関心がなく別の目的があるようです。

死人たちを倒しながら浮遊大陸にある遺跡を探索する『シア』。

時には遺跡の謎を解明しながら先に進みます。

『カーター』達『SAI』も浮遊大陸に転送されており、『シア』より先行して遺跡の調査を行っています。

遭遇した『SAI』の戦闘員を倒すと『神獣ー犀渠(さいきょ)』と手下の死人たちに襲撃されます。
洞窟内の柱を使って間合いを取るなど、追いつめられないように戦う必要がりました。

『神獣ー犀渠(さいきょ)』達を退け、遺跡の探索を続けると『シア』の装備品に遺跡の装置が反応し、『シア』を『迷いの森』と呼ばれる異世界に飛ばします。

『迷いの森』では『迷いの森の領主』と呼ばれる西洋の騎士の外観をした魔物と闘うことになります。『迷いの森の領主』は武器射撃を鎧で無効化する難敵です。
接近攻撃のみの敵ですが、攻撃時の動きが早く、油断すると一瞬で接近されて倒されます。

『迷いの森の領主』を撃退し『迷いの森』から無事に脱出、遺跡を進むと『カーター』達と遭遇、激しい闘いが始まります。

『カーター』達を退け、遺跡の仕掛けを解き明かし、『何尊(かそん)』を発見。

『何尊(かそん)』を覆い隠すように黒い結界が出現、結界から魔物の大群が飛び出す。

魔物の大軍を倒し、『何尊(かそん)』を手に入れた『シア』。崩れ始めた遺跡から脱出する『シア』に襲い掛かる『神獣ー陸吾(りくご)』。

『神獣ー陸吾(りくご)』に押し倒され逃げることが出来ず、遺跡の崩壊に巻き込まれ地下水脈に流される『シア』。『何尊(かそん)』も失ってしまう。

流れ着いた先で『シア』に襲い掛かる『戦神ー刑天(けいてん)』。巨体から繰り出される猛攻は破壊力もあり脅威です。
戦闘の後半では壁から炎が噴き出すなど、一瞬の油断が命取りになります。

『戦神ー刑天(けいてん)』を倒し道を進むと中刷りにされた『SAI』の死体が。
解決しない謎を残したまま本作は終了。続きは続編『Bright Memory: Infinite』に引き継がれます。

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